12月に入り、京都の紅葉も終盤ですが、晩秋の紅葉名所「光明寺」の境内の様子とアクセスなどを紹介します。紅葉の特別入山は12月4日(日)まで、もみじ参道と境内はその後も拝観可能です。
晩秋の紅葉名所「光明寺」
紅葉の特別入山詳細とアクセスについて
善峯寺、柳谷観音と共に西山三山のひとつ、光明寺。紅葉の名所としても知られています。~紅葉の特別入山~
期間:令和4年11月15日~12月4日
拝観時間:9時~16時(16時30分閉門)
拝観料:大人1000円 中高生500円
アクセス:阪急長岡天神駅よりバス約15分乗車、「旭ヶ丘ホーム前」下車

女人坂
光明寺の始まりは熊谷次郎直実が法然の弟子となって、念仏三昧の草案を建立されたそうです。法然の石棺からまばゆい光明が発せられたことから、光明寺と名付けられました。
公式HP記載の拝観順路は表参道→阿弥陀堂→御影堂→釈迦堂・信楽庭→御火葬跡→もみじ参道・薬医門となっています。そちらに準じて紹介します。
こちらは女人坂です。ゆるやかな石畳の階段と両脇に紅葉があり、紅く染まった木や、まだ色づき始めの木もありました。こちらを上がり、本堂へ向かいます。

御影堂(本堂)
応仁の乱をはじめ、幾度も火災に見舞われた本堂、御影堂の建立は1754年です。歴史と風格を感じ、壮大な建造物で圧倒されます。京都の浄土宗寺院本堂としては最大級であり、長岡京市では最大の木造建築だそうです。
花手水
本堂前の手水には七色の花手水「虹」が出迎えてくれました。

阿弥陀堂
阿弥陀堂です。こちらが拝観の入り口となります。1799年(寛政11年)に再建されたそうです。御影堂と渡り廊下で繋がっています。


勅使門と信楽庭
勅使門と信楽庭(しんぎょうてい)です。特別入山時に公開されています。釈迦堂前にある石庭で、昭和36年に造園された比較的新しい庭園です。信楽庭の信は信じる、楽は願うを表していて、信じ願えば必ず救われるという意味が込められています。
紅葉の間
映画撮影にも使われた庭園です。このお部屋は室内撮影可能だそうで、帰宅してから知りました(笑)展示されているパネルが素敵で、御朱印として授与されているそうです。

もみじ参道
堂内の拝観出口を出て、総門へ向かう道中に「もみじ参道」があります。およそ200mの間に、約250本のもみじが植わっており、美しい紅葉を見ながら散策出来ます。その歴史は古く、嘉禄7年(1854)に整備されたそうで、紅葉の樹齢もそれ相当の古木が多いのか?分かりませんが、参道に覆いかぶさるような立派な紅葉が多く、紅葉のトンネルのようです。紅葉が近くで楽しめるのも魅力の一つです。
薬医門
もみじ参道の中間に薬医門があります。歴史は古く、天保年間(1830-1844)に建てられたそうです。過去にJR東海「そうだ京都行こう」秋のキャンペーンポスターになったことがあり、光明寺と言えばこの風景と連想される方が多いと思います。小さいながらも存在感のある門ですね。




秋限定の御朱印

光明寺 on YouTube
雨の光明寺のショート動画です。光明寺のもみじ参道と花手水をまとめてみました。スポット情報
名称:西山浄土宗 総本山 光明寺住所:長岡京市粟生西条内26-1
電話番号:075-955-0002
拝観時間:紅葉有料期間中は9:00~16:00入山(16:30閉門)
拝観料:紅葉有料期間中は1000円
関連ページ:http://www.komyo-ji.or.jp/