太秦はかつて多くの映画撮影所があり、「映画のまち太秦」として栄えた名残を今も数多く残されています☆嵐電・帷子ノ辻駅から大映通り商店街を街歩きします☆
☆いらっしゃいまじん☆大映通り商店街
かつて多くの映画撮影所が集まり、日本映画の黄金期を支えたと言われる太秦。現在も東映京都撮影所や松竹撮影所があり、東映太秦映画村は全国的に有名ですね。
その映画のまち太秦の玄関口にあたるのが「嵐電・帷子ノ辻駅(かたびたのつじ駅)」。
そして最寄りの商店街が「大映通り商店街」です。
筆者の地元でもある太秦。
実際にこの周辺で撮影が行われることもあり、また食事処では有名俳優さんと隣り合わせで食事したとかはよく聞く話。

いきなりこれが現れた時はほんとにビックリ!
地元の商店街、こんな晴れがましくカッコいいことやるんだ!と感心したこと覚えてます。
2013年の事。もう9年も経つんですね。

ジグザグなのはもちろん車のスピード抑制効果を狙ったもの。
大映通りは約700メートルありますが、このペイントのおかげで商店街としてのまとまりや盛り上がりを感じられますね
この通りだけでなく後に紹介する「グランプリ広場」に向けての道路にもこのペイントが施されています。
幻のお店「三吉みたらし」

ほんとにご主人の気分次第らしい。
だいたい昼から開けて売り切れまで。
見たら「みたらし開いてたよ!」と近所に伝達するのが習わしです(笑)

持って帰った頃にはこういうしっとり加減。
これだけのことでちょっと特徴あるんですよね。
三吉稲荷神社

日本映画の父と呼ばれた牧野省三の碑があり、”映画神社”とも呼ばれています。

グランプリ広場

東西に伸びる大映通り商店街から南へ。
現在の太秦中学校の校門脇にあるこの記念碑がある場所が「グランプリ広場」と呼ばれています。
金獅子像とオスカー像を模した碑は、大映京都撮影所で制作された『羅生門』が1951年のヴェネチア国際映画祭グランプリの受賞を記念したもの。
校門脇にありながら、おそらく中学生のほとんどは気にも留めない存在でしょうね。
日本映画の歴史の”痕跡”です。

商店街

40年以上前からのお店ですが、ちゃんと元気にアップデートされているのが分かりますね。


映画関連の希少な資料はここが一番揃っています。
とても便利に使えるお店です。

学校の教材関係なども頼りになる存在。
こういうお店が存続するのは地域が元気な証拠。
振興組合の拠点にもなっているようです。

それぞれうまいことキャラ分けされていて、地域の人はその日の気分や好みで使い分けされています。

ドイツっぽい感じですが、いたって日本的庶民派ベーカリー。
こちらはイートインも可能。

お店が出来たとき、こういうナチュラル感覚のカフェが来てくれて太秦もなかなか捨てたもんじゃない、なんて思いました。
https://kyotopi.jp/articles/p9XgY

今は表に新しい自転車屋さん。
正常にアップデートされてますね。

新しいカフェ出来てました。
「アトリエボックスカフェ」。
リフォーム会社のショールームをカフェスタイルにされたみたいですね。
この場所も地元民からしたらカフェが出来てビックリ。
なんだか地域がいい方向ぽいです。

煮込みカレーうどんで有名でした。
たくさんのエピソードをどこかで語り継いでほしいですね。

久しぶりに地域を丁寧に見ていくと、確実に活性化の方へモノ・カネが動いてますね。
”映画のまち太秦”という歴史的なウリがもともとある訳ですから、時代に合った魅力ある場所になってほしいもんです。
大映通り商店街、一度どうぞ気軽に歩いてみて下さい。
基本情報
【大映通り商店街振興組合】京都市右京区太秦堀ヶ内町31
たぬき堂書店内
TEL:075-861-0534
詳細:http://kinemastreet.com/