「めし代に困っている人は、お皿洗いでタダ」という人情味が溢れるサービスで、長年愛されてきた餃子の王将 出町店の井上さん。2年半前、王将は惜しまれつつ閉店しましたが、「いのうえの餃子」として、2023年3月3日帰ってきます。
出町の名店が帰ってきます!
「めし代のない人、お腹いっぱいただで食べさせてあげます。但し、食後30分間 お皿洗いをしていだきます」このサービスで、多くの学生さんが助けられたはず。そのエピソードは広まり、人気漫画の島耕作にも登場したほど。
なので、実際に皿洗いしない人にも認知された有名店でした。

こちらが当時のお店で、現在は取り壊され住宅に。
当時の店長で、出町のおっちゃんと親しまれていた井上さんがついに戻ってきます。

周りの方々に手伝ってもらいながら、桝形商店街にご自身のお店を再開。
お店の場所は、もちろん桝形通商店街、満寿形屋さんの左となりです。
オープンは、2023年3月3日です。

当日は、テレビ番組の密着の取材も入っていました。
準備段階なので、まだメニューもない状態ですが、まずは復活されたというレポートを。
王将時代にもつかっていた、餃子を包む機械で久しぶりの餃子作りを。
なんだか、うれしそうな表情をされていたのが印象的でした。

ちょっと崩れた分は、井上さんが包みなおします。


並べ終わったら水をいれて、蓋をします。

この湯気の感じがたまりません。

きれいな焼き上がりで、「美味しい」と声が漏れてしまいました。

2年半ぶりに井上さんが餃子を焼き運ぶ、この姿がなんともうれしく。

皮も厚みが少し増した感じはしますが、餡と甲乙つけがたい存在感で、美味しい。
そのままでも美味しいし、タレとラー油ももちろん美味しい。
久しぶりに井上さんの餃子に再会できて、嬉しさが溢れました。

お店の料理紹介は、改めて記事にします。

出来上がりにも満足だったご様子で、餃子の皮を作ってくれている業者さんにすぐでお礼の電話をされていました。

くれぐれもめし代に困っている方のみでお願いしますね!
人情味が溢れすぎている、町中華が出町にかえってきます。
しばらくは、おっちゃんを親しむ方でにぎわうそうですが、またタイミングがあえば、のぞきにいってもらえると嬉しいです!
今、出町がアツイですね!
店舗情報
店名:いのうえの餃子住所:京都市上京区桝形通出町西入ル二神町179
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日