御所南にたたずむフランス料理店「レストラン 青いけ」。こだわりの食材を駆使したコース料理に舌鼓。
御所南にたたずむフレンチの名店
御所南、竹屋町間之町にたたずむフランス料理の名店「レストラン 青いけ」オーナーシェフの青池さんは、京都ホテル(現ホテルオークラ)でキャリアをスタートし、新店の立ち上げなど様々な経験を積まれ、2014年にオープン。
来年2024年に10周年を迎えます。
ミシュランガイドで一つ星シュフを獲得、食べログでも百名店に選出されているフレンチの名店です。

派手なイメージのフランス料理ですが、食材のポテンシャルを最大限に引きだすため、あえてシンプルな調理方法に。食材の美味しさがわかりやすく、京野菜をはじめ野菜の使い方が非常に上手なシェフです。
コースや季節にもよりますが、30~60種類の野菜を使われるそうです。
完全予約制、今回は特別ディナーの27,000円(税込)のコースをライブ感も楽しめるカウンター席で、頂いてきました。
心奪われる至極のディナーコース

繊維の多いごぼうですが、繊維ごとくだき滑らかな味わい。ほのかな土っぽさが懐かしくもあり。ジュレがごぼうの美味しさを引き立たせます。
イタリア製モレッティのお皿もかわいく。

彩りも鮮やかで美しく、さすがの一品。みずみずしく生命力あふれるお野菜たちが主役です。

フレンチではあまり使われない食材にも相当のこだわりです。まさにフレンチと和の融合。

パンペルデュはいわゆるフレンチトーストです。フォアグラとうなぎのリッチな旨味を、パンペルデュの甘味が引き立てます。
ワインがすすむ一皿です。

こちらは、ル・バロン・ルージュ カベルネソーヴィニヨンです。
もちろんボトルもワインセラーにたくさんあるので、お好きな方は聞いてみてください。6,000円からあるそうです。

軽い口当たりですが、濃厚な味わい。マッシュルームの芳醇な香りと旨味に、ミルクの泡がクリーミーさをプラス。


付け合わせの野菜たちもかわいく、香りも豊かな魚料理です。



ゆりねがふっくらとした食感で秀逸な付け合わせでした。


一時間以上かけて丁寧にじっくりと火入れをした最高の焼き加減。

肉の繊維がほどけていくような、牛肉とは思えない柔らかさで、あふれてくる力強い旨味で溜息がでる美味しさでした。
付け合わせのジャガイモのミルフィーユも絶品です。



メニューは、季節や仕入れ状況によって変わりますが、参考にしてくださいね。

シェフの技術や知識、厳選した食材、料理を彩る美しい食器、建物の造形美、どれをとっても一級品です。
記念日やハレの日に一度は訪れてほしい、フランス料理店のひとつです。
店舗情報
店名:レストラン青いけ住所: 京都市中京区竹屋町通高倉西入塀之内町631
電話番号:075-204-3970
営業時間:12:00~13:00(L.O) / 18:00~19:30(L.O)
HP:http://aoike-kyoto.com/
SNS:https://www.instagram.com/restaurant_aoike/