10月1日にオープンした、路地奥にあるお寿司屋さんに早速潜入してきました!富小路通沿い、錦市場を少し北に行ったところ。シンプルにお寿司とお酒が美味しいお店です。
錦市場北側の路地奥に新しいお店が誕生!
錦市場から少し北に行ったところ。富小路通沿いに、今日オープンのお店があると聞きつけて早速調査に!
ガラス張りのキラキラしたお店!ではなく、
ここから右の路地奥に入っていったところに、お目当てのお店があります。

「鮨 おび乃」さんです。

足元暗いとよく転ぶので私としてはとても助かります笑

ディナータイムは江戸前寿司

目の前で大将が握って、1貫ずつ出してくれるスタイル。

いえいえ、こちらはなんと24時間かけてとられた「昆布だし」なんです!
大将がおっしゃるには、この後のお魚の旨味をさらに引き出してくれる効果があるんだとか。
そんな効果がなくても、この出汁だけずっと飲んでられる。
「うまみ」ってこういうことだよね、って味です。

こちらのお店のオーナーさんが、ワインソムリエで、さらに日本酒も詳しいので
おすすめで!と伝えれば、お料理に合うお酒をチョイスしてくださいます

最初はお酒のアテに、3種盛り。
奥から
・「ボタンエビ」えびの味噌と塩を和えたもので味付けされています。ねっとり濃厚。
・「ホタテの酒盗焼き」はい、日本酒くださーい!!ってなります。
・「カワハギの肝あえ」シャキシャキとコリコリの共演。しっかり仕事のしてある肝は全く臭みもないですね。



これがまた美味しいの。
お酒に合うの。と一緒に来てたお姉さんが絶賛。
本当にとまらなくなるので、お気をつけください。

このまま手でパクっといただきまーす!
キスはもちろん、シャリがほろっと解けていい塩梅。

シャリを少し小さくしてもらいました~
大将と会話しながらの食事は、これが良いところですよね。細かい要望を聞いてもらえる感じ。

職人さんの手って、なんでこんなにカッコいいんですかね~
ちょっとストップ!ってお願いして、撮影させてもらいました笑

「ノドグロの酒蒸し」です
上にのってるおネギにしっかり味がついていて、ノドグロと一緒に食べてくださいとのこと。
このお出汁だけで、お酒飲める。

脂の乗ったアジとシャキとした薬味で、バランスばっちり

ちなみに私はワサビが苦手なので、いつもお寿司屋さんでは「ワサビ抜きで~」
となんとも風情のない注文をしてしまうのですが、
こちらのワサビは食べれたんです!!!(量はちょっぴり少なめでお願いしてますが)
個人的にはそれが一番の驚きでした笑

もちろんここまで手元に醤油は無く、醤油が塗られた状態で出てくるのですが、
こちらの味わい深さはさすがでした。白身なのに、白くない。

笑顔の素敵な大将とおしゃべりしながら、次のお料理を待ってる時間も楽しい。

さっとお湯にくぐらせることで、海老の甘みが増すそうです。

それぞれ個性的なお酒ばかりで、それに合わせた酒器も素敵なんです

ここまでくると、名残惜しいけどそろそろ終わりが近づいてくる気配がします。

脂がスーッと溶けて、もったり感は全くありません。

「いくらとかにのミニ丼」です。
中にはカニ味噌と和えたシャリが入ってます。
これだけ食べに来たい。
一気にかけこみたい衝動を抑え、これまたお酒と一緒に少しずつ味わって食べました。

大将が、僕が穴子食べたいんですよね、と。
ありがとうございます。私も食べたい。
ほっとお茶を飲んで、ごちそうさまでした。
夜が耽ると?

ここからはバータイムですよというオーナーさん。
暖簾も「o Vino」仕様に変わってた!

なんとこちらのお店、21時からはワインバーに変身するんです!
とっても和風に感じていた店内が、
ワインバーだよと言われると、なんだかそんな風にも見えてくるから不思議。
2つの顔を持つ路地奥の「鮨 おび乃」と「o Vino」。
予約が取れなくなる前に、ぜひチェックしてみてください!
店舗情報

ちらっとオーナーさんの後ろ姿が登場してます
「鮨 おび乃」TEL :075-708-6933
所在地 :京都市中京区高宮町585 若葉ビル1階奥
営業時間:17時30分~22時
定休日 :日曜日
駐車場 :なし
座席数 :カウンター10席
貸し切り:6名様以上
https://sushi-ovino.com/
「o Vino」
営業時間:21時~25時
貸し切り:応相談
その他、鮨おび乃と共通
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