汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭。苔と新緑の絶景スポットとして知られていますが、現在拝観休止中。
梅雨シーズンの潤う苔&青もみじを求めて高桐院へ
北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山で、京都の五山の一つ大徳寺。ご本尊は釈迦如来。開基は大燈国師宗峰妙超で、正中2年(1325年)に創立。
京都も梅雨入りし、この日も時折雨が降り、梅雨シーズンらしい蒸し暑さを感じつつ境内を散策。お天気の影響もありますが、観光客はほとんど出会わないくらい閑散としていました。
まるで、早朝を狙って出向いたようにも見えますが、週末のお昼すぎでこの有様。
梅雨時期なら、苔や青もみじが潤い、より一層美しい風情だろうと。その名所として知られる高桐院へやってきました。
大徳寺塔頭の一つ。茶人としても有名で、千利休の七哲の一人、川忠興(三斎)が父・細川藤孝(幽斎)のために慶長7年(1602年)建立したお寺。千利休ゆかりの品々も所蔵し、書院は利休の邸宅を移築したもの。書院に続く茶室「松向軒」は豊臣秀吉が催した北野大茶会で使われた茶室と伝えられます。境内には細川忠興や夫人の細川ガラシャの墓もあり、書院の庭は楓をうまく配し、紅葉スポットとしても大変有名。以前、JR東海の「そうだ、京都行こう」の紅葉時期のポスターにも登場。
寺門で切り取られた風景から、コンディションのいい苔の具合がすでに確認でき、期待が膨らむわけですが。
すでに京都では新型コロナウイルス感染拡大予防のため発令された緊急事態宣言も解除されていますが、こちら高桐院では未だ拝観休止中で、当分この状態が続く様子。
お寺によっても対応がちがい、すでに拝観を再開してるところもありますが、高桐院自体わりと小さなお寺であるため、3密懸念に配慮されてのことでしょうか。
切り取られた風景からも推し量れる、目にも優しい緑が広がるエントランス。通常、入り口、参道の石畳両脇に広がる苔スペースと、青竹の笹の葉がかもす緑一色の風景が人気なんですが。
こちらは以前、入梅前の新緑シーズンの晴れた日に撮影したものになりますが、緑色で包囲された癒し空間。それが梅雨時だと、より一層植物の息吹を感じ、自然と一体になれる空間なんですが。
残念ではありますが、再開される日を待つしかないですね。
大徳寺・高桐院へのクチコミ