春が来る気配を感じる3月初旬。京都の街並みを美しく色づかせるイベントが開催されます。
東山の街並みを華麗に彩る灯りと花
南は清水寺から北は青蓮院までの範囲。三年坂、二年坂、ねねの道を通り、八坂神社、円山公園など、風情のある東山地区がイベントの舞台となっています。
石畳が特徴的で昔のままの街並みが保存され、春には桜が美しく咲き乱れる東山地区。
本格的な春の訪れの前に、いけばなの根源である池坊の手による作品が花を咲かせ、日本古来の照明器具である露地行灯が足元から美しく照らし出します。


美しく照らされた東山の街並みは、路地の一本一本それぞれがまるで一つの作品のよう。

八坂の塔のすぐ南隣にのびる八坂通。

ねねの道から1本入った石塀小路は、京都らしさのある景色は、思わずため息がもれるほどの美しさです。


京都・東山花灯路2017を盛り上げるイベント

京都・東山花灯路ではさまざまなイベントが行われ、光のモニュメントが多数登場。その一部を紹介します。
大谷祖廟の参道には、京都にゆかりのある4つの芸術大学の学生が手掛けた『伝統の灯り』を表現したアート作品を展示。

円山公園では無数の青竹にろうそくの炎が揺らめく、竹灯り・幽玄の川。

知恩院前では、武人画師こうじょう雅之氏による墨絵アートパフォーマンスが行われます。
またイベント期間中には、縁起が良いとされている狐の嫁入り巡行が行われます。狐の面を付け、鈴の音とともに提灯行列に先導され、人力車に乗る花嫁の姿は幻想的で妖しくも美しく、非日常的な光の世界を演出します。

via www.hanatouro.jp
またイベント期間中には、縁起が良いとされている狐の嫁入り巡行が行われます。狐の面を付け、鈴の音とともに提灯行列に先導され、人力車に乗る花嫁の姿は幻想的で妖しくも美しく、非日常的な光の世界を演出します。
京都・東山花灯路は2003年に開始となり2017年には第15回の記念開催。歴史の初めてその名が登場してから555年を迎える、いけばなの根源である池坊専好次期家元と華道男子グループIKENOBOYSの手によって、音楽にあわせ花をいける「いけばなLIVE」にて、東山花灯路のスタートに先立って、イベントが行われました。

京都・東山花灯路は2003年に開始となり2017年には第15回の記念開催。歴史の初めてその名が登場してから555年を迎える、いけばなの根源である池坊専好次期家元と華道男子グループIKENOBOYSの手によって、音楽にあわせ花をいける「いけばなLIVE」にて、東山花灯路のスタートに先立って、イベントが行われました。
イベント概要
京都・東山花灯路-2017
住所:京都府京都市東山区下河原町
電話番号:075-212-8173(京都・花灯路推進協議会事務局 平日10:00~18:00)
料金:散策無料 拝観料などは別途
開催時間:18:00~21:30 ※雨天決行
開催時期:2017年03月09日(金)~3月18日(日)
駐車場:近隣に有料P有り ※来場の際は可能な限り、公共交通機関をご利用下さい。
サイト:http://www.hanatouro.jp/higashiyama/