「ライオンズ久米川駅前」で導入 電気料金約27%の削減を目指す
1月16日、株式会社大京は、3月下旬販売予定の「ライオンズ久米川駅前」において、「太陽光発電システムの全量売電サービス」を導入することを発表した。

(画像:太陽光全量売電サービス概念図・ニュースリリースより)

ライオンズ久米川駅前(東京都東村山市)は、15階建て総戸数58戸のマンション。
ライオンズマンション初の全量売電サービス導入物件となる。

物件に設置された太陽光発電システムからの電力は、オリックス電力を通して電力会社へ全量売電する。さらに、居住者への「電力の見える化」を実施し、節電効果と電気料金削減を実現する。

大京は、この取り組みによって得られる3つの効果を挙げている。
【効果1】MEMSによってマンションエネルギーの見える化を行い、電気使用量を約10%削減
【効果2】電力一括購入システムの導入して電気料金を約5%削減
【効果3】太陽光全量売電サービスを導入することで電気料金を約12%削減(株式会社大京/ニュースリリースより)

以上の効果から、合計約27%の削減が実現できるとしている。

電力一括購入システム導入、MEMS標準採用でエネルギー負荷を低減
大京グループでは2011年より、既築および新築物件を対象にオリックス電力と連携した電力一括購入システムを導入していた。


2013年6月からは、首都圏および関西エリアの新築物件に対し、マンションエネルギーマネジメントシステム(MEMS)を標準採用。居住者の電気使用量への関心を高め、環境と家計へのエネルギー負荷低減を目指し、節電に取り組んでいる。

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