「T-razzo」の特徴としては、海外から調達しないと手に入らない白色セメントの代わりに、高炉スラグを使用することで製造過程で生じるCO2排出量を最大で80%削減している。
また、白色セメントを使用する場合と比較して材料費も約10%低減でき、意匠性を増すために混合する天然の砂や砂利「種石」を高炉スラグと混合し、顔料により着色することで豊富なバリエーションも実現可能となっているので、コストと意匠性にも優れているとのことだ。
大成建設では今後、天然石材調建材「T-razzo」のバリエーションを活かしてさまざまな場面で適用し、普及拡大を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)