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リスアニ!初登場!今年4月、栗林みな実が作詞、GRANRODEOのe-ZUKAこと飯塚昌明が作曲・編曲を手がけたシングル「BREAK OUT DREAMER」で鮮烈なメジャーデビューを果たしたバーチャル“歌い手”・白玖ウタノ。バーチャル配信者界でもその圧倒的な歌唱力と溢れるアニソン愛でファンを増やし続けている実力派が、10月22日、川田まみ×飯塚昌明のタッグで制作した2ndシングル「Door→(ドア)」をリリースした。

子供の頃から“歌”に魅入られてきたウタノの夢=Zeppでのリアルワンマンライブを11月5日に控えた彼女に、シンガーとしての歩みと「Door→」に込めた想い、ライブへの意気込みを聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 阿部美香

白玖ウタノの意外な音楽ルーツとアニソンへの目覚め

――バーチャル“歌い手”として、YouTube「UTANO ch. 白玖ウタノ」チャンネルで活動を続けてきたウタノさん。リスアニ!には初登場となりますが……リスアニ!のことはご存じでした?

白玖ウタノ もちろんです!樋口 楓さんとかバーチャルシンガーさんの記事も見ていますし、アニソンも大好きなので、それ以前からアニソンアーティストさんの記事も。自分が落ち込んでいるときとかにインタビューを読んで元気をもらっているので!

――良かった、安心しました(笑)。いつも生配信などでもたくさんおしゃべりをされていますが、こうして単独インタビューでウタノさんの言葉を初めて受け取る方もいらっしゃると思います。まずはウタノさんが音楽と出会った原点のお話から聞かせてください。

ウタノ 歌は……物心ついたときから、もう生活の一部でした。家でも家族と一緒の車の中でも、いつも何かを歌っていました。『おかあさんといっしょ』の曲は全部覚えて、毎日歌っていたくらいで。幼稚園の頃には、母がよく聴いていた広瀬香美さんの「ロマンスの神様」にハマって、「どうやったらこの曲をもっとかっこよく歌えるんだろう」って、子供ながらに分析して真似してました。歌の基礎は、広瀬香美さんから学ばせてもらいましたね。そこからピアノを習い始めて、ずっと幼稚園の先生になりたいと思っていたんですけど……アニソンと出会って、「私はアニソンシンガーになるんだ!」と急に目覚めました。

――どんなアニソンと出会ったんですか?

ウタノ きっかけは子供の頃、親が突然『ドラゴンボールZ』のDVDを家に持ってきたんです。

それを夏休みに観たときに、エンディングに流れた影山ヒロノブさんの「僕達は天使だった」に衝撃を受けました。そして『ドラゴンボール』のベストアルバムを聴いてますますドハマりし、「私も影山ヒロノブさんのようになりたい!」と。そこからはもう、アニソン一筋です(笑)。

――なるほど!ウタノさんのパワフルな歌唱スタイルのルーツが広瀬香美さんや影山ヒロノブさんにあると聞いて、今、めちゃめちゃ納得しています。

ウタノ そうなんです。パワーのある曲、聴いていて漲ってきて明日も頑張ろう!という気持ちにさせてくれる曲が好きで、 “チルエモ”な感じの曲は自分には合ってないかもしれないんですけど(苦笑)、影山さんのように、熱くてかっこいい曲を歌っていきたい気持ちはずっとあります。

運命を分けた高校受験!? 軽音部で掴んだ“人生を変える一歩”

――そこから、音楽を本格的にやっていこうと決心した。

ウタノ その前に、一度とても大きな転機がありました。私は大阪出身なんですが、中学生の頃は、美術と音楽の成績だけがずば抜けて良かったので、「このどっちかに進もう!」と思っていたんです。高校受験のとき、公立高校に受かったら軽音部に入って音楽の道へ。それに落ちたら私立高校で美術の道を目指そうと。

――劇的な運命の分かれ道!

ウタノ でしたね(苦笑)。結果、公立に受かったんですけど、それがなければ今の私はいなかったと思います。

だから今でも、些細な選択で人生って変わるんだ!というのは、すごく思います。

――そして高校時代は軽音楽部でバンド活動を?

ウタノ はい。高校1年から軽音部でボーカルやギターを担当して、ガールズバンドをやってました。その軽音楽部はとても恵まれていて、プロだけでなく、近所の高校の軽音楽部が集まるライブハウスが地元にあったんです。そこに私も高1で出させてもらったんですけど、店長さんやオーナーさんがメジャーデビューもされていたバンドマンの方で。せっかくバンドをやるならちゃんとやりなさいと、オリジナル曲の作り方からライブのノウハウ、オーディション用の音源の録り方まで、全部教えてくださったんです。お店のスタジオで自主制作CDも作らせてもらいました。

――高校生にして本格的なバンド活動を。いい環境で過ごしましたね。

ウタノ 本当にそう思います。高校2年生の頃からは、そのライブハウスでアルバイトもしながら、いろんなバンドマンに囲まれて過ごしていました。高校3年のときには、あるライブのオープニングアクトとしてZeppのステージに立たせてもらったこともあります。

ほんの数曲でしたけど、とても嬉しかったですね。

――高校卒業後は、どうされたんですか?

ウタノ 卒業前から、店長さんにはアニソンシンガーになりたいという夢を伝えていたんですけど、「それなら絶対に東京に行ったほうがいい」と背中を押されて上京しました。最初は、ソロでオーディションをいろいろ受けました。アニソンコンテストに出たり、アニメに近づくために演技の勉強をしたり、でもまたバンドをやりたいなという熱もぶり返し始めた頃に、東京でもバンドをやらないか?というお誘いがあり、バンド活動もしました。バンドでもアニソンを目指せるんじゃないか?と思ったので。とにかく1歩でもアニソンに近づく道を探ろうと、いろいろ挑戦しましたね。

バンド少女からバーチャルの世界へ――配信で見つけた“もうひとつの居場所”

――ウタノさんファンはご存じかと思いますが、今とは違うお名前で歌がメインのVTuber活動をやられていた時期もあったそうですね。

ウタノ はい。バンド活動をまだやっていた頃に、知り合いからVTuberの話を聞きまして、思っていた以上に多くの人が配信を聴きに来ているのを知り、歌をたくさんの人に届けるには、“バーチャルという道もあるんだ!”と、そこで初めて気づきました。

――バンドマンだったウタノさんには、新たな発見ですね。

ウタノ しかも、いろんなアニソンを歌っていると、コメント欄が一気に盛り上がるんですよ。「懐かしい!」「その曲知ってる!」って。自分の歌のレパートリーが思ったよりももっと広いことにも気づけましたね。

懐かしいアニソンや流行のアニソンだけじゃなく、声優さんの歌もJ-POPもある。リスナーさんといろんな話題を共有できるのも嬉しかったし、私のやりたいことって、バーチャルの世界にすごく向いてるな!と思いました。

――そのとき、“これからはバーチャルで!”という意欲が湧いた。

ウタノ はい、そう思いました。バーチャルの世界を経験して、「私がずっと大事にしてきたアニソンやアニメ文化って、ここではちゃんと伝わるんだ」と感じたんです。ファンの方が一緒にアニメの話をしてくれて、私の“オタク的な情熱”を面白がってくれる。この活動で私の好きなものをぶつけられると思い、バーチャル“歌い手”の白玖ウタノとして、もう一度、がんばっていく決心をつけることができました。

――ちなみに、ウタノさんがそこまでアニソンに惹かれる理由って何でしょうか?

ウタノ なんだろう……もう熱狂的に好きなので理由と言われると困ってしまうんですけど(苦笑)。生で体験したことでいうと、あの地元のライブハウスのオーナーさんに「アニソンをやりたいなら、大きなアニソンフェスも観に行ったほうがいい」と言われて、東京まで何度か行きました。あのときの感動は忘れられませんね。今まで聴いてきたアニソンが、1つの場所に集まるってこんなにすごいことなんだ!と震えました。

――上京してからも、印象的な出来事はあった?

ウタノ ありました。

あるオーディションを受けたとき、森口博子さんがいらっしゃって。その場で「ETERNAL WIND」を生で聴かせていただいたんです。もう、鳥肌どころじゃなかったです。アニソンの世界にはこんなにも魂を震わす歌をうたう方がいるんだと体が痺れましたし、私の歌なんてただのカラオケレベル。自分もこういう歌をうたえるようになってアニソンの世界に行きたい。自分の歌やパフォーマンスが、どんなに未熟か。もっと表現について勉強しなきゃ!と思いました。

――探究心が旺盛ですよね。

ウタノ そうですね……そうかと思います(笑)。パフォーマンスでいうと、LiSAさんのステージにもいろんなことを学ばせてもらいました。最初に拝見したのはフェスだったんですが、歌う姿があまりに楽しそうで、「こんなに全身で音楽を表現する人がいるんだ」と衝撃を受けたんです。LiSAさんのように私もできたらなと、ワンマンライブにも行きましたし、映像作品も買い漁って毎日BGMのように家で流してました。

自分が悩んだときはインタビューを読み返して「LiSAさんだったらこういうときどうするんだろう?」ともよく考えます。デビューシングルをレコーディングしていたときもそうでした。私にとってLiSAさんは、ただ大好きなアーティストというだけじゃなく、先生みたいな存在ですね。

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メジャーデビューの歓喜と葛藤――2ndシングル「Door→」に込めた覚悟

――そんな紆余曲折があって、今年4月、ついにメジャーデビュー。決まったとき、率直にどう感じましたか?

ウタノ もちろん嬉しかったんですが、多くの人たちがたくさん動いてくれて実現したことなので、プレッシャーもすごくありました。嬉しさ半分、怖さ半分みたいな。レーベルの方、事務所のスタッフさん、そして何より、白玖ウタノを応援してくれるファンのみんな……いろんな人の期待を背負う責任が生まれますよね。そういう皆さんの想いを無駄にしたくないし、落胆させたくない。それに対する自分の覚悟は足りてるのかな?ということも、すごく考えました。

――ファンの方はとても喜んでくれましたよね。

ウタノ はい、とても。でもその反応が怖い面も、私の中にはありました。バーチャルでの活動は、生配信というとても身近なコンテンツでの交流があるので、近い距離感で応援してくださるんですね。そのなかにはきっと「夢が叶う」ことを応援してくれている方もいると思ってて、じゃあ、その夢が叶い始めたら「もうこの子は大丈夫だな」と、手を離されてしまうんじゃないか?そういう不安は、今もあります。だから思ったんです。1stシングルを応援してもらえたのは、新人だからというビギナーズラックだったかもしれない。ここからアニソンシンガーとしてずっと歌っていけるアーティストになるためには、2ndシングルの“2”という数字をちゃんと乗り越えて、白玖ウタノの歌だから聴きたい、白玖ウタノのライブだから観たいと思わせる活動をしていかなきゃいけないんだ!と。そういう改めての覚悟は、ここ数ヶ月、自分の中に育っています。

――とても冷静で真摯に自分の活動を見ていますね。新人とは思えないですよ。

ウタノ ネガティブなので(苦笑)。1stシングルからずっと、今も周りの皆さんに助けていただいてばかりで、本当にありがたいです。「BREAK OUT DREAMER」の作詞をしてくださった栗林みな実さんのファンの方が、ずっと私の配信を観てくださっていたり、今回の「Door→」の作詞をしてくださった川田まみさんが、シングルとライブの告知をXでリポストしてくれたり、関わってくださったアーティストさん、作家さん、その関係者の方々もSNSでシングルの宣伝をたくさんしてくださったり!1stシングルもチャレンジでしたが、2ndシングルもより多くの人に聴いていただけることが、皆さんへの恩返しになればいいなと思います。

――その2ndシングル「Door→」が先日リリースされましたが、先ほどもお話に出たように、作詞を担当されたのは、あの川田まみさんです。ウタノさんも生配信の“歌枠”で、川田さんの「JOINT」や「No buts!」を歌ってらっしゃいましたよね?

ウタノ ずっと大好きなアーティストさんです。私もギターボーカルをやっているので、川田さんの歌やギターパフォーマンスからも学ぶことばかりです。作詞を担当されることが決まったと連絡が来たときは、びっくりしすぎてスマホを放り投げちゃいました(笑)。曲を書いていただくにあたっての打ち合わせでも私のことをお話ししたんですけど、歌詞を受け取ったときは、これこそが私の歌だと思えました。シンガーとして表に見えてる部分と裏の葛藤を落とし込んでくださっていて。ドアを開いて次のステージへ!というメッセージも伝わってきて、心が震えました。ネガティブな自分を受け止めて、答えはなくても、選んだ道をどんどんドアを開いて進んでいくんだと。

――さっきウタノさんがおっしゃっていた、このシングルで“2”という数字を乗り越えていくんだ!という気持ちとも非常にシンクロしますよね。

ウタノ そうなんです。この歌詞をいただけたのは運命だな!って思いながら歌いました。

――そして作曲・編曲は前作「BREAK OUT DREAMER」に続き、GRANRODEOのe-ZUKAさんこと飯塚昌明さんですね。

ウタノ もともとGRANRODEOさんの曲はたくさん聴いてきたんですが、最初はe-ZUKAさんの曲は大好きだけど、私に歌いこなせるのか?と思いながら、「BREAK OUT DREAMER」に挑戦させてもらったんです。それを頑張って乗り越えての「Door→」。事前にプロデューサーさんからは、よりロック色を強めた曲を書いていただくとは聞いていました。デモを受け取ったのが夜中で、ちょうどお風呂に入ろうとしていたところだったんです。でもお風呂に浸かる前に絶対に聴いておきたいと思って、音を出したら……イントロのリフを聴いた瞬間、あまりにギターがかっこよくて、半裸で小躍りしちゃいました(笑)。

――あら、かわいい(笑)。

ウタノ でも、自分が普段歌ってる曲よりはちょっと低めの曲だったので、これをどう自分がかっこよく歌えるだろうか?とは思いました。そこには川田さんが歌ってくださった仮歌も入っていたんですけど……これは仮歌を聴きすぎちゃダメだと。

――なぜですか?

ウタノ 素敵すぎて!川田さんの歌が好きだからこそ、あまりたくさん聴いてしまうと、私がその歌い回しに寄せてしまうと思ったんです。まずは自分の歌にしなければと思って、死ぬほど聴き込みたい気持ちを、グッと我慢しながら練習しました。

――レコーディングは「BREAK OUT DREAMER」に引き続き、e-ZUKAさんがボーカルディレクションをしてくれたそうですね。

ウタノ はい。e-ZUKAさんはとてもお優しくて、厳しいダメ出しとかはされない方だと伺っていたんですけど、私はビシバシ言っていただかないと迷子になっちゃう人なので、「BREAK OUT DREAMER」のときからe-ZUKAさんにもそうお伝えしていました。それを乗り越えての今回だったので、e-ZUKAさんからもたくさんアドバイスをいただきながら歌わせてもらいました。

――特にこだわったところはどこでした?

ウタノ サビの最後です。ネガティブな自分じゃなく、そこはバシッと決めたかったので、どうやったらよりかっこよく決められるかを意識しました。ほかにもこの曲はキメが多いんです。例えば2番のラップパートが終わったあと、 “1枚目の記憶抱きしめながら”というフレーズで音が止まるところは、ボーカルだけでどう聴かせるか?にもこだわりました。普段あまり歌ったことのない感じ、ちょっと低めのボーカルの良さがある曲なので、新しい自分が出せたと思います。今聴いても「自分がこれほんとに歌ったの?」ってちょっと不思議に思うくらいですね。

挑戦と成長を刻むカップリング曲たち――“抜いた表現”と“魂の熱唱”

――カップリング曲「ブルーシフト」も、新しいウタノさんに出会える曲です。作詞はきみコさん、作曲・編曲は佐々木 淳(ササキジュン)さん。nano.RIPEのお2人らしい、爽やかなギターロックです。

ウタノ nano.RIPEさんも大好きなアーティストさんで、いつか楽曲を書いていただきたかったので、とても嬉しかったです。これは「Door→」とは全くテイストが違うんですが、だからこその難しさがあって。私はいつも、命を削って全力で歌っていますが、この曲はその全力を抑えて、一休みする自分というか。1歩引いて歌うことが課題だったので、苦労しました。歌っている最中、何度も「そこはもう少し抜いて歌おう」というディレクションをいただいたんですけど……自分でも、ただ力を抜けばいいわけじゃなくて、“抜いた表現を出す”ってどうしたらいいんだろう?と試行錯誤して。

――ボーカリストとしてのスキルアップにもなりましたね。

ウタノ ほんとにそうなんです。レコーディングしながら、私自身がすごく成長させてもらえました。途中のロングトーンとかラストのサビは解放して、いつもの自分らしさも出せたので、その変化を楽しんでもらえたら嬉しいです。

――もう1つのカップリング、「Blessed Rain」もまた曲調が違います。こちらは作詞が結城アイラさん、作曲・編曲はPENGUIN RESEARCHの神田ジョンさん。とてもドラマティックなバラードです。

ウタノ どんなに心が痛んでいても、やっぱり歌が好きで仕方ない。私はただ音楽が好きで、歌が好きだという気持ちを、結城アイラさんが言葉にしてくださいました。バラードって誰かに向けての気持ちを伝える曲が多いと思うんですけど、この曲は自分の内側の曲。それを聴いてくれる方にどう伝えたらいいのかは、すごく難しくて。

――音楽そのものへのメッセージですからね。どのように、答えを見つけていったんですか?

ウタノ スタジオには結城さんも神田さんもいらしてくれたんですが、ブースの電気を消して、全部をシャットアウトして、自分の世界に入って歌ってほしいというアドバイスをいただいて。そうすると1テイク目と2テイク目では、私の中から全然違うものが出てきたんです。誰かに伝えたいとかじゃなく、自分はこうなんだ!という思いをどれだけ曲に込められるか。そういう戦いを続けたので、今まで生きてきた中で一番時間がかかったレコーディングになりました。

――だから、まるでウタノさんがその場にいるような……感情のすべてが溢れ出る熱唱に胸が締め付けられます。

ウタノ 私も途中で、溢れすぎじゃないか?と不安もあったんですけど、そのままでいいんだと励ましてもらいながら歌えたおかげで、全部を出し切ることができました。

――どの楽曲も、まさにウタノさんが“新しいドア”を開けていったシングルになりましたね。

ウタノ 本当にそう思います。すべての曲が白玖ウタノにとっての新たな挑戦だったので、より多くの方に聴いていただきたい2ndシングルになりました。

夢のZeppワンマン目前!アニソン愛と全力の歌で挑む「UTANO LIVE!!」

――そんな「Door→」を引っさげての2ndワンマンライブ“UTANO LIVE!! -at Zepp DiverCity-”が、11月5日に迫っています。ウタノさんはずっと、Zeppでワンマンをやるのが夢と語ってきたので、感慨もひとしおですね。

ウタノ そうなんです!今回のシングル曲は、自分自身を歌った内向的な3曲なので、それをライブで歌ったときに自分がどうなるんだろう?というのも楽しみです。

――どんなステージにしたいですか?

ウタノ 普段から、私の“歌枠”はあまり休憩を挟まずノンストップでやっているので、ライブステージでもノンストップで全力の歌をお届けしたいというのがまずあります。今回は開催が平日なので、会場に来てくれるファンの皆さんも、Zepp DiverCityまで足を運ぶのは、大変だと思うんですね。学校やお仕事もあるのに。だからこそ、ちょっと無理してでも来て良かった!と思ってもらいたい。きっと……緊張してお腹が痛くなったり(苦笑)、失敗しちゃったりすることもあると思うんですけど……私がLiSAさんから学んだ“誰よりも自分がライブを楽しむこと”を忘れずに、白玖ウタノの歌を全力でお届けしたいです。

――東京での開催なので、会場に来られない方はZ-aNでのアーカイブ付き配信もありますし、多くの方に歌声を届かせてほしいですね。そして……セットリストのヒントも、リスアニ!読者にちょっとだけいただけたら!

ウタノ オリジナル曲だけでなく、アニソンカバーももちろん歌います。これからどんなにオリジナルが増えたとしても、私を育ててくれたのはアニソンなので、歌わないという選択肢は私の中にはない。今回も自分の人生を変えてくれたアニソン、大好きな曲を、悩みながらもたくさん選曲させてもらっているので、そちらも楽しみにしてください!

●リリース情報
2ndシングル
「Door→」

品番:ERK-1003
価格:¥1,650(税込)

01. Door→
作詞:川田まみ 作曲・編曲:飯塚昌明
02. ブルーシフト
作詞:きみコ 作曲・編曲:佐々木 淳
03. Blessed Rain
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:神田ジョン
04. Door→(OFF VOCAL)
05. ブルーシフト(OFF VOCAL)
06. Blessed Rain(OFF VOCAL)

●ライブ情報
白玖ウタノ2nd3DLIVE「UTANO LIVE!! – at Zepp DiverCity -」
2025年11月5日(水) 開場:18:00/開演:19:00
会場:Zepp DiverCity(TOKYO)
東京都江東区青海1-1-10ダイバーシティ東京プラザ1F
会場チケット: A席  8,800円(税込)
配信チケット:¥6,000円(税込)

【特典】スペシャルデジタル特典(公演終了後から順次配布)
販売開始 2025年9月12日(金)20:00 ~ 2026年1月4日(日)20:00
視聴・購入はこちら
https://www.zan-live.com/live/detail/10645
アーカイブ視聴期間 2025年11月5日(水) ~ 2026年1月4日(日)23:59
ライブ詳細はこちら
https://univirtual.jp/utanolive_zdc/

関連リンク

白玖ウタノオフィシャルサイト
https://univirtual.jp/members/shiratama_utano/

白玖ウタノレーベルサイト

白玖ウタノオフィシャルX
https://x.com/shiratamautano

白玖ウタノオフィシャルYouTube

白玖ウタノオフィシャルinstagram
https://www.instagram.com/shiratamautano

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