まもなく21歳の誕生日を迎える亜咲花が、待望の2ndフルアルバム『Pontoon』をリリースする。トランプ(カード)のマークから想起したイメージの新曲を4曲書き下ろし、さらに既存曲のライブバージョンも収録された盛りだくさんな作品。
亜咲花「Make a BIG WAVE!!」Music Video(2ndアルバム「Pontoon」リード曲)
亜咲花の新しい一面を引き出した青春賛歌
――今回のコラボが実現するまでの経緯を教えていただきたいと思います。まずはお2人の出会いはどんな形で?
亜咲花 “Anime Boston 2018”というイベントに私がオープニングアクトとして出演したときが初めての出会いでした。
TAKE 亜咲花ちゃんは海外経験もあるので、英語の通訳とかでもとても頼りになりました(笑)。現地では主催者の方が我々ゲストのおもてなしをしてくださって、その際にいろいろ観光したり食事の席を設けてくださったりするなかで、亜咲花ちゃんのスタッフさんと我々FLOWが意気投合して。
亜咲花 そこですごく仲良くしていただいて、帰りの飛行機に乗る直前までご一緒させていただきました。私としてはとても刺激的な時間で、いつか共演できたらとずっと思っていたんです。その食事のときTAKEさんが、「曲を積極的に書いていきたい」とおっしゃっていたことを覚えていて、その場では言えなかったのですが、実は曲を書いてほしいなと思っていたんです。その後、私があるときTwitterで「VTuberとアニソン歌手のコラボをやってみたいな」とつぶやいたところ、TAKEさんが「曲を書くよ」とお返事をくださって。この機会に2ndアルバムの曲をぜひにと正式にお願いをして、今回実現したという形です。
――TAKEさんは楽曲提供するにあたって相手の歌い方をご覧になるかと思いますが、アーティストとしての亜咲花さんはどのように映っていましたか?
TAKE 当時の話でいうと、『ゆるキャン△』を観ていたので、「SHINY DAYS」ももちろん聴いていました。
――亜咲花さんにとっては、FLOWさんはどんな存在でしたか?
亜咲花 アニソン界の大先輩ですね。私はアニサマには自分が出演する以前から観に行っていましたので、そこで熱く盛り上げてくれる姿がとても印象的で、お客さんが一つになれるステージを毎回届けてくださるので、最高だなと思って観ていました。
――今回のコラボは相思相愛の形になったわけですね。TAKEさん作曲の「Make a BIG WAVE!!」をお願いするにあたって、どのようなオーダーをされましたか?
亜咲花 今回のアルバムの『Pontoon』はトランプのブラックジャックの親戚にあたるゲームから名前を採っていまして、アルバム新曲のコンセプトもトランプのマークになぞらえています。「Make a BIG WAVE!!」は、まだ私のことをご存じない方に、亜咲花ってこういう歌手なんだなと知ってもらえるようなアルバムの看板曲にしたかったので、まさにダイヤモンドのようなキラキラしたイメージで書いていただきたいとお願いしました。
TAKE 亜咲花ちゃんのアルバムって、19歳のときは『19BOX』で、20歳になったら『HEART TOUCH』と、自分の年齢の数字に合わせてコンセプトを作っているのが面白くて、今回も21歳だからブラックジャックの数字から発想されているわけです。トランプのマークにすることで、それぞれの楽曲のカラーも出てくるし、聴く側もそこからのイメージを膨らませて聴くことができます。リリースが8月になるとのことだったので、夏っぽいテイストで3曲ほど書いて、そのなかで亜咲花ちゃんに選んでもらった曲をブラッシュアップさせていきました。
――亜咲花さんのどんな部分を引き出そうと意識されましたか?
TAKE やっぱり彼女の伸びやかな歌声や、もともと持っている力強さがありつつも、年齢的なキュートな部分も同時に表現できればと思っていたんですけど、ディレクションのときに闘いがあって(笑)。
亜咲花 2番のAメロで“ゼロがNOって誰が決めたの”という部分があるのですが、TAKEさんが、「ここは新しい亜咲花を出していこう」とおっしゃって、キャラソンみたいにメチャクチャ可愛く歌ってみたのですが、さすがにこれはリスナーが困惑するのではないかと思って自分でボツにしました(笑)。
TAKE 僕はファンが新しい亜咲花だって喜ぶよ、って言ったんですけど(笑)
亜咲花 いや~、そこで新しい亜咲花を見せつつ、ファンの方がビックリせずに「こういう表現をしてくるのか」という関心に繋がる歌い方にするのはとても難しかったです。
TAKE 全部録り終わった後にもう1回聴いて、やっぱりもう1回録り直したいって。1曲の中でいろんな人格が出てくる感じに聴こえちゃうと、またそれも違う。最後に録ったテイクを聴くと、1人称の自分がちゃんと存在しつつ、新しい表現をしていこうというイメージを彼女自身が明確に持っているんだなと思いました。客観的に自分を見る力を持っているというか。
亜咲花 振り切ったらキャラソンになりすぎたので、亜咲花を残しつつ、どこまでかわいさを入れていくかのバランスは今まで経験がないほどの難しさがありました。我々としてもこだわった部分なので、ぜひ耳を澄まして聴いてほしいですね。
――TAKEさんのお話の中で、客観的に自分を見るとありましたが、亜咲花さんはその自覚はありますか?
亜咲花 音楽に関してはあります。前のシングルがこうだったから、次はこうした方がお客さんも喜ぶかなとか。というのも、私自身がオタクなので、お客さんが求めていることはおそらく近い距離で把握ができていると思います。ライブもそうですし、今回の楽曲制作に関しても、TAKEさんと亜咲花だったらすごい盛り上がるだろうなと思っています。
――歌詞についてはどのように書いてきましたか?
亜咲花 曲をいただくまでは、キラキラした学生っぽい恋愛要素も入れようかなと考えていたのですが、聴いてみたら、これは“恋愛”じゃなくて“友情”だなと思ったんです。キラキラでもこれは友達とバカ騒ぎして楽しむ夏。それで友情讃歌しようと思って歌詞を書いていきました。
TAKE すごく景色が見える歌詞だなと思ったし、季節感も含めて楽しめる曲になったと思います。僕からは1つだけ言わせていただいて。
亜咲花 落ちサビの“今ここにいるキミへ 「共に過ごしたこの時間(とき)は忘れない」”は、当初その前の繰り返しの予定だったんです。そこをTAKEさんが「ここはライブに来ている人が自分に向けて歌ってくれていると感じるように特別感を出したい」とおっしゃって。たしかにここは音楽もレゲエ調になって印象が変わるので、ライブに来ている人に向けてエモーショナルな雰囲気でラスサビを迎えるように替えていきました。おかげで曲がグッと深まりました。
TAKE 亜咲花ちゃんはファンの人達に熱心に向き合っているので、そこで楽曲が一番輝くのはやはりライブの現場だと思うので、そこを想起しながらという意味合いでの提案でした。歌録りのときも、目の前にお客さんがいるようすを想起して、落ちサビでお客さんが横振りになっている感じでとディレクションしました。
亜咲花 本当にお客さんが目の前にいて、こうやって(手を横に振る動作)いるかのような気持ちで、歌うと自分はライブをしているような体になって、そこで声もついてきてくれるんです。
TAKE そのままラスサビ入ってくださいって言ったら、予想しなかったフェイクが来てね。
亜咲花 ただもう楽しくて。歌っちゃえって、とっさに出たフェイクだったんです。やっぱりライブを想像しながら歌ったからこそ出てきた生のものだったので。
TAKE 録音されたものだけど、すごくライブ感があったよね。すばらしかった。
亜咲花 2人で「今の採用!」って。普段であればもう少しレコーディングであることを意識した歌い方をするのですが、これはやっぱりTAKEさんのディレクションだったからこそ出た声。この関係性が生んでくれたフレーズだったと思います。
――ミュージックビデオも夏らしいパーティーのようすですね。
亜咲花 九十九里で撮ってきました。
TAKE 配信ライブのロケハンで、偶然同じ日に近くまで来ていたんです。なんか聞き覚えあるメロディだな~と思ったら、「これ俺が作った曲じゃん」って(笑)。それで亜咲花ちゃんのTwitterを見たら、今日MVを撮るって書いてあったのでちょっと内緒で見に行っちゃおうって。
亜咲花 完全にサプライズでした。まさかいると思わなかったから、もうすごい素のリアクションして、そのときMVのメイキング用のカメラも回っていたのですが……、TAKEさんのサプライズシーンが撮れてなくて…。
――ええー。もったいない。
亜咲花 メイキング映像では「撮れてないの!?」っていうリアクションから撮れています(笑)。
TAKE ドッキリ成功!だけど残ってないですーって(笑)。でも、勝手に運命を感じました。
亜咲花 日本は広いのに、あのタイミングで曲が聴こえる距離に偶然2人ともいるって奇跡ですよね!そんな出来事もありつつ、風が強い海辺だからこそ出る疾走感とか爽やかさを狙いながら映像を撮っていきました。他のキャストさんとははじめましてだったのですが、合間合間に世間話をして距離が縮まっていたので、和気あいあいとした雰囲気で、本当に距離の近い友達同士がシェアハウスで夏を一緒に過ごしているような映像を残すことができました。
TAKE 現場の空気を作るって、座長の役目もきちんとこなしている。
亜咲花 これまでのMVではあまりストーリー仕立てで作ることがあまりないので、今回のように年の近い役者さんと一緒に撮るのは新鮮でした。MVではキメた表情が多いですが、今回は水鉄砲を撃って楽しんだりと、私の素の表情が出ているMVになっています。
TAKE(FLOW)がアルバム『Pontoon』を解説!
――せっかくなので、TAKEさんがこのアルバムの他の曲で気になった部分を教えていただけますか?
TAKE やっぱりトランプというテーマがあったからこそ、こういう曲のラインナップになったと思うし、彼女のいろんな面が楽しめるアルバムになったと思います。個人的には、「歌え踊れ、乙女は強し。」がメロディや楽曲のテイスト、そして楽器の構成が亜咲花ちゃんに合うなと思いました。
亜咲花 実は最初は別の曲が候補にあがったのですが、一応両方とも歌ってみて当てはまるほうにしようと思ってやってみたら印象がガラッと代わって。この曲のほうが歌詞もライブにピッタリとハマる感じになったので予定を変更したんです。新しいパターンでの曲との出会いをしたことで、実際に歌ってから判断することの大事さを今回学びました。
TAKE トライしてみると違った感触を覚えることってありますよ。僕らFLOWも20年間その繰り返しでした。最近はさすがにメンバー同士勝手知ったる感じなんですが、ここまでくるにはそうやってトライアンドエラーを重ねて、はじめて型が決まってきたんです。亜咲花ちゃんもそうやってシンガーとしての像が固まっていくのかなと思います。
亜咲花 私はソロなので、どの曲を歌いたいかというのは、ディレクターさんと相談しながら私も意見を出させてもらって決めることが多いです。今回実際に歌ってから意外とこっちの方が良かったっていう経験は今までになかったことだったので、今後もっといろんなやり方に出会っていくのかなと思うとワクワクします。時間が許す限りそういうふうに音楽と向き合っていくっていうのも大切なことなんだなと、この曲が思わせてくれました。
TAKE じつはそのほかの曲もひと通り1行コメントをメモしてきたんです。
亜咲花 えっ!? そんなご丁寧にありがとうございます!
TAKE 「Isn’t It Fun?」はゴスペルっぽいアカペラで始まる非常に彼女の歌唱力が引き立つソウルフルな楽曲。「The Sunshower」はうって変わってアコースティックなサウンドが心地よい、キャンプファイヤーなどで、アコースティックギター1本でも成立しそうなメロディアスな楽曲。「流星の空へ」は昭和歌謡を想起するような切ないメロディとアレンジが特徴的な楽曲。サビの後半でこぶしの効いた歌声も新しい表現に繋がっているのでは。「天城越え」を超えたかなと思います。「Peace Will Shine」はトランプのクラブで、まさに幸せの四つ葉のクローバー広がる優しい歌声が印象的なピースフルな楽曲。「Guilty JUDGEMENT」はグラマラスなホーンセクションをフィーチャーしたアバンギャルドで攻撃的なロックチューン。得意の巻き舌が炸裂する亜咲花ちゃんらしさが出た曲だと思います。「月晕谭-lunaring-」はなんか今までの流れの中にあるEDMのバキバキエレクトロ4ツ打ちなダンスナンバー。「I believe what you said」は、彼女がずっとやりたかったホラー作品に楽曲提供。怪しげなエレクトロ・ロックでツヤ感のあるメロディが癖になる。「ネバーギブアップッ!」は入りの「1・2・3・4」がキュートでしたね。これはまさに「Make a BIG WAVE!!」でやりたかった彼女の表情をさらに推し進めてきた感じで良かった。ストレートで素直な楽曲だからこそ、その壮大な愛を歌っている等身大の亜咲花ちゃんのメッセージが伝わってくる。そして「この場所で。亜咲花 Solo ver.」。『ゆるキャン△ SEASON2』の挿入歌をソロで歌い直したって感じなのかな。牧歌的なメロディと歌声が『ゆるキャン△』に合う景色が見られました。「SHINY DAYS From 19th Birthday LIVE ~Make It Happen LTB~」は、またこうやってね、みんなで声を重ねられる日々が来るといいなと思いながら聴いてもらえると、ファンの人たちも楽しみにできるんじゃないかなと思います。ボーナストラックの「Code “Genius”?」はfhánaの佐藤純一さんとのビッグタッグの間違いない楽曲だと思いました。こちらからは以上です!!
亜咲花 ああ~もう本当にありがとうございます!!
TAKE このアルバムを「Make a BIG WAVE!!」だけ語っては、ほかの作家さんたちに申し訳ないので。本当に21歳という、子供でもない大人すぎでもない、人間としての成長過程が上手く記録されたアルバムだったんじゃないかな。
亜咲花 ホントに感動しています。ありがたいです。こうやって大先輩の方に1曲1曲聴いていただいて、感想をいただける機会なんてまずありませんから。このこと自体がすごく成長の糧になります。しかもTAKEさんは曲を書かれる方で、そういった部分の分析もとても勉強になります。
TAKE 今度自分でも曲を書いてみたら?
亜咲花 実は作曲してみたいとずっと思っていて、例えば私が作詞作曲したものをTAKEさんに編曲していただくとか、アドバイスをしていただく共作のような形でできたら素敵だなと思います。
TAKE そういう入り口もいいかもね。うちのバンドメンバーとも15周年のタイミングで、せっかくだから全員に1曲ずつ作ってみようかとやったことがあって、それぞれアコギやキーボードを練習して作ってみたり、弾けない場合は鼻歌にコードを当てて構築したりして。ボーカルのKEIGOくんなんて、天才過ぎるから無意識でサビまでに2回も転調しやがって(笑)。そんなふうに頭の中で鳴っている音を解析すると分かることもあって面白いよ。ぜひちょっと挑戦してもらいたいですね。
亜咲花 挑戦するときには本当にお声がけをさせてください!
TAKE お力になれれば。
――先ほどのお話でもありましたが、TAKEさんは曲を人に提供したいモードなんですか?
TAKE そうですね。バンド自体も今年で19年目で、それ以外の自分の音楽のあり方を、他の人のフィルターを通して発信できるといいなと思っていたんです。今回も亜咲花ちゃんからお話をいただけて、非常に嬉しかったです。
――亜咲花さんにとって、今の時点で『Pontoon』はどんなアルバムになったと思いますか?
亜咲花 さっきおっしゃっていただけた成長過程というものが自分の課題のひとつで、年を経てからも笑いながら振り返れるように、今の自分が思っていることを素直に余すことなく言葉にしていきたいと思っていました。声だけではなく言葉としても残していくことがアーティストの役目だと私は思っているので、変に大人びたりせずに等身大の自分の価値を入れていこうと、「Peace Will Shine」ではポリープ手術の経験や苦しみも敢えて言葉にしていきました。もっと年数が経ってから、壁を乗り越えた証として聴いてもらえたらいいなと思うし、お客さんに直接音楽を届けられない状態が1年半余り続いていてファンの方も同様に思ってくれていると思うので、風化させてはいけないと思い、曲に込めました。今ももちろん聴いていただきたいですが、これから先ももっと輝いていく曲が詰まったアルバムになったと思います。
INTERVIEW & TEXT BY 日詰明嘉
●リリース情報
亜咲花2ndアルバム
『Pontoon』(ポントゥーン)
8月11日発売
【Blu-ray付盤(CD+Blu-ray)】
品番:USSW-0307
価格:¥6,050(税込)
【通常盤(CD)】
品番:USSW-0308
価格:¥3,850(税込)
<CD>
01 Make a BIG WAVE!!
作詞:亜咲花 作曲/編曲:TAKE(FLOW)
02 Seize The Day(TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』オープニングテーマ)
作詞/作曲:永塚健登 編曲:立山秋航
03 Isn‘t It Fun?(TVアニメ『ゆるキャン△』イメージソング)
作詞:雨野どんぐり 作曲:立山秋航、宮原康平 編曲:立山秋航
04 The Sunshower(ショートアニメ『へやキャン△』主題歌)
作詞/作曲:佐々木恵梨 編曲:中村ヒロ
05 流星の空へ(Nintendo Switchゲーム『明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-』エンディングテーマ)
作詞/作曲:志倉千代丸 編曲:悠木真一
06 Peace Will Shine ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:高橋修平(SUPA LOVE)
07 Guilty JUDGEMENT ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:設楽哲也
08 月晕谭-lunaring-(アプリゲーム『CODE:SEED -星火ノ唄-』主題歌)
作詞:彩羅 作曲:真下正樹 編曲:Yocke
09 歌え踊れ、乙女は強し。(PS4ゲーム『閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ -少女達の響艶-』オープニングテーマ)
作詞:Cocoro.(Dream Monster)、佐藤厚仁(Dream Monster) 作曲/編曲:佐藤厚仁(Dream Monster)
10 I believe what you said(TVアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』オープニングテーマ)
作詞/作曲:志倉千代丸 編曲:悠木真一
11 ネバーギブアップッ! ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:千葉タダシゲ(SUPA LOVE)
12 この場所で。亜咲花 Solo ver. (TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』挿入歌)
作詞:亜咲花 作曲/編曲:立山秋航
13 SHINY DAYS From 19th Birthday LIVE ~Make It Happen LTB~
【Bonus track】
Code “Genius” ?(TVアニメ 『ナカノヒトゲノム【実況中】』挿入歌)
作詞:田淵智也 作曲:佐藤純一
<Blu-ray>
・「Make a BIG WAVE!!」Music Video
・「Make a BIG WAVE!!」Making Movie
・「亜咲花と“ゆるっと”オンラインライブ&トーク△」Special edition Live Movie
※初回封入特典
・亜咲花オリジナル生写真(プリントサイン入り)※全5種類のうち1枚をランダム封入
・Blu-ray付盤のみランダム封入:亜咲花直筆サイン入りCD(盤面に本人サイン)
●ライブ情報
9月~10月に2ndアルバム「Pontoon」を引っさげた東名阪ツアーの開催が決定!
【大阪】9月24日(金)梅田クラブクアトロ
【名古屋】9月25日(土)名古屋ダイアモンドホール
【東京】10月23日(土)品川インターシティ
関連リンク
亜咲花オフィシャルサイト
http://asaka1007.jp/
今回はリード曲の「Make a BIG WAVE!!」を作曲したTAKE(FLOW)との対談で同曲の制作模様をうかがった。TAKEによるアルバム全曲解説も飛び出すなどボリュームたっぷりでお届けする。
亜咲花「Make a BIG WAVE!!」Music Video(2ndアルバム「Pontoon」リード曲)
亜咲花の新しい一面を引き出した青春賛歌
――今回のコラボが実現するまでの経緯を教えていただきたいと思います。まずはお2人の出会いはどんな形で?
亜咲花 “Anime Boston 2018”というイベントに私がオープニングアクトとして出演したときが初めての出会いでした。
TAKE 亜咲花ちゃんは海外経験もあるので、英語の通訳とかでもとても頼りになりました(笑)。現地では主催者の方が我々ゲストのおもてなしをしてくださって、その際にいろいろ観光したり食事の席を設けてくださったりするなかで、亜咲花ちゃんのスタッフさんと我々FLOWが意気投合して。
亜咲花 そこですごく仲良くしていただいて、帰りの飛行機に乗る直前までご一緒させていただきました。私としてはとても刺激的な時間で、いつか共演できたらとずっと思っていたんです。その食事のときTAKEさんが、「曲を積極的に書いていきたい」とおっしゃっていたことを覚えていて、その場では言えなかったのですが、実は曲を書いてほしいなと思っていたんです。その後、私があるときTwitterで「VTuberとアニソン歌手のコラボをやってみたいな」とつぶやいたところ、TAKEさんが「曲を書くよ」とお返事をくださって。この機会に2ndアルバムの曲をぜひにと正式にお願いをして、今回実現したという形です。
――TAKEさんは楽曲提供するにあたって相手の歌い方をご覧になるかと思いますが、アーティストとしての亜咲花さんはどのように映っていましたか?
TAKE 当時の話でいうと、『ゆるキャン△』を観ていたので、「SHINY DAYS」ももちろん聴いていました。
18歳だとはとても思えないほど出来上がっていて、そのときからポテンシャルの高さを感じましたね。
――亜咲花さんにとっては、FLOWさんはどんな存在でしたか?
亜咲花 アニソン界の大先輩ですね。私はアニサマには自分が出演する以前から観に行っていましたので、そこで熱く盛り上げてくれる姿がとても印象的で、お客さんが一つになれるステージを毎回届けてくださるので、最高だなと思って観ていました。
――今回のコラボは相思相愛の形になったわけですね。TAKEさん作曲の「Make a BIG WAVE!!」をお願いするにあたって、どのようなオーダーをされましたか?
亜咲花 今回のアルバムの『Pontoon』はトランプのブラックジャックの親戚にあたるゲームから名前を採っていまして、アルバム新曲のコンセプトもトランプのマークになぞらえています。「Make a BIG WAVE!!」は、まだ私のことをご存じない方に、亜咲花ってこういう歌手なんだなと知ってもらえるようなアルバムの看板曲にしたかったので、まさにダイヤモンドのようなキラキラしたイメージで書いていただきたいとお願いしました。
TAKE 亜咲花ちゃんのアルバムって、19歳のときは『19BOX』で、20歳になったら『HEART TOUCH』と、自分の年齢の数字に合わせてコンセプトを作っているのが面白くて、今回も21歳だからブラックジャックの数字から発想されているわけです。トランプのマークにすることで、それぞれの楽曲のカラーも出てくるし、聴く側もそこからのイメージを膨らませて聴くことができます。リリースが8月になるとのことだったので、夏っぽいテイストで3曲ほど書いて、そのなかで亜咲花ちゃんに選んでもらった曲をブラッシュアップさせていきました。
――亜咲花さんのどんな部分を引き出そうと意識されましたか?
TAKE やっぱり彼女の伸びやかな歌声や、もともと持っている力強さがありつつも、年齢的なキュートな部分も同時に表現できればと思っていたんですけど、ディレクションのときに闘いがあって(笑)。
亜咲花 2番のAメロで“ゼロがNOって誰が決めたの”という部分があるのですが、TAKEさんが、「ここは新しい亜咲花を出していこう」とおっしゃって、キャラソンみたいにメチャクチャ可愛く歌ってみたのですが、さすがにこれはリスナーが困惑するのではないかと思って自分でボツにしました(笑)。
TAKE 僕はファンが新しい亜咲花だって喜ぶよ、って言ったんですけど(笑)
亜咲花 いや~、そこで新しい亜咲花を見せつつ、ファンの方がビックリせずに「こういう表現をしてくるのか」という関心に繋がる歌い方にするのはとても難しかったです。
結果、収録されたものが一番フィットした形になったのかなと思います。すごく時間をかけて録りましたよね。
TAKE 全部録り終わった後にもう1回聴いて、やっぱりもう1回録り直したいって。1曲の中でいろんな人格が出てくる感じに聴こえちゃうと、またそれも違う。最後に録ったテイクを聴くと、1人称の自分がちゃんと存在しつつ、新しい表現をしていこうというイメージを彼女自身が明確に持っているんだなと思いました。客観的に自分を見る力を持っているというか。
亜咲花 振り切ったらキャラソンになりすぎたので、亜咲花を残しつつ、どこまでかわいさを入れていくかのバランスは今まで経験がないほどの難しさがありました。我々としてもこだわった部分なので、ぜひ耳を澄まして聴いてほしいですね。
――TAKEさんのお話の中で、客観的に自分を見るとありましたが、亜咲花さんはその自覚はありますか?
亜咲花 音楽に関してはあります。前のシングルがこうだったから、次はこうした方がお客さんも喜ぶかなとか。というのも、私自身がオタクなので、お客さんが求めていることはおそらく近い距離で把握ができていると思います。ライブもそうですし、今回の楽曲制作に関しても、TAKEさんと亜咲花だったらすごい盛り上がるだろうなと思っています。
EDMとかR&B調はこれまで歌ってきたのですが、可愛いスタイルを出していくことは初めてなので、ドキドキはありますね。
――歌詞についてはどのように書いてきましたか?
亜咲花 曲をいただくまでは、キラキラした学生っぽい恋愛要素も入れようかなと考えていたのですが、聴いてみたら、これは“恋愛”じゃなくて“友情”だなと思ったんです。キラキラでもこれは友達とバカ騒ぎして楽しむ夏。それで友情讃歌しようと思って歌詞を書いていきました。
TAKE すごく景色が見える歌詞だなと思ったし、季節感も含めて楽しめる曲になったと思います。僕からは1つだけ言わせていただいて。
亜咲花 落ちサビの“今ここにいるキミへ 「共に過ごしたこの時間(とき)は忘れない」”は、当初その前の繰り返しの予定だったんです。そこをTAKEさんが「ここはライブに来ている人が自分に向けて歌ってくれていると感じるように特別感を出したい」とおっしゃって。たしかにここは音楽もレゲエ調になって印象が変わるので、ライブに来ている人に向けてエモーショナルな雰囲気でラスサビを迎えるように替えていきました。おかげで曲がグッと深まりました。
TAKE 亜咲花ちゃんはファンの人達に熱心に向き合っているので、そこで楽曲が一番輝くのはやはりライブの現場だと思うので、そこを想起しながらという意味合いでの提案でした。歌録りのときも、目の前にお客さんがいるようすを想起して、落ちサビでお客さんが横振りになっている感じでとディレクションしました。
亜咲花 本当にお客さんが目の前にいて、こうやって(手を横に振る動作)いるかのような気持ちで、歌うと自分はライブをしているような体になって、そこで声もついてきてくれるんです。
TAKE そのままラスサビ入ってくださいって言ったら、予想しなかったフェイクが来てね。
亜咲花 ただもう楽しくて。歌っちゃえって、とっさに出たフェイクだったんです。やっぱりライブを想像しながら歌ったからこそ出てきた生のものだったので。
TAKE 録音されたものだけど、すごくライブ感があったよね。すばらしかった。
亜咲花 2人で「今の採用!」って。普段であればもう少しレコーディングであることを意識した歌い方をするのですが、これはやっぱりTAKEさんのディレクションだったからこそ出た声。この関係性が生んでくれたフレーズだったと思います。
――ミュージックビデオも夏らしいパーティーのようすですね。
亜咲花 九十九里で撮ってきました。
なんとTAKEさんが見に来てくださったんです!
TAKE 配信ライブのロケハンで、偶然同じ日に近くまで来ていたんです。なんか聞き覚えあるメロディだな~と思ったら、「これ俺が作った曲じゃん」って(笑)。それで亜咲花ちゃんのTwitterを見たら、今日MVを撮るって書いてあったのでちょっと内緒で見に行っちゃおうって。
亜咲花 完全にサプライズでした。まさかいると思わなかったから、もうすごい素のリアクションして、そのときMVのメイキング用のカメラも回っていたのですが……、TAKEさんのサプライズシーンが撮れてなくて…。
――ええー。もったいない。
亜咲花 メイキング映像では「撮れてないの!?」っていうリアクションから撮れています(笑)。
TAKE ドッキリ成功!だけど残ってないですーって(笑)。でも、勝手に運命を感じました。
亜咲花 日本は広いのに、あのタイミングで曲が聴こえる距離に偶然2人ともいるって奇跡ですよね!そんな出来事もありつつ、風が強い海辺だからこそ出る疾走感とか爽やかさを狙いながら映像を撮っていきました。他のキャストさんとははじめましてだったのですが、合間合間に世間話をして距離が縮まっていたので、和気あいあいとした雰囲気で、本当に距離の近い友達同士がシェアハウスで夏を一緒に過ごしているような映像を残すことができました。
TAKE 現場の空気を作るって、座長の役目もきちんとこなしている。
亜咲花 これまでのMVではあまりストーリー仕立てで作ることがあまりないので、今回のように年の近い役者さんと一緒に撮るのは新鮮でした。MVではキメた表情が多いですが、今回は水鉄砲を撃って楽しんだりと、私の素の表情が出ているMVになっています。
TAKE(FLOW)がアルバム『Pontoon』を解説!
――せっかくなので、TAKEさんがこのアルバムの他の曲で気になった部分を教えていただけますか?
TAKE やっぱりトランプというテーマがあったからこそ、こういう曲のラインナップになったと思うし、彼女のいろんな面が楽しめるアルバムになったと思います。個人的には、「歌え踊れ、乙女は強し。」がメロディや楽曲のテイスト、そして楽器の構成が亜咲花ちゃんに合うなと思いました。
亜咲花 実は最初は別の曲が候補にあがったのですが、一応両方とも歌ってみて当てはまるほうにしようと思ってやってみたら印象がガラッと代わって。この曲のほうが歌詞もライブにピッタリとハマる感じになったので予定を変更したんです。新しいパターンでの曲との出会いをしたことで、実際に歌ってから判断することの大事さを今回学びました。
TAKE トライしてみると違った感触を覚えることってありますよ。僕らFLOWも20年間その繰り返しでした。最近はさすがにメンバー同士勝手知ったる感じなんですが、ここまでくるにはそうやってトライアンドエラーを重ねて、はじめて型が決まってきたんです。亜咲花ちゃんもそうやってシンガーとしての像が固まっていくのかなと思います。
亜咲花 私はソロなので、どの曲を歌いたいかというのは、ディレクターさんと相談しながら私も意見を出させてもらって決めることが多いです。今回実際に歌ってから意外とこっちの方が良かったっていう経験は今までになかったことだったので、今後もっといろんなやり方に出会っていくのかなと思うとワクワクします。時間が許す限りそういうふうに音楽と向き合っていくっていうのも大切なことなんだなと、この曲が思わせてくれました。
TAKE じつはそのほかの曲もひと通り1行コメントをメモしてきたんです。
亜咲花 えっ!? そんなご丁寧にありがとうございます!
TAKE 「Isn’t It Fun?」はゴスペルっぽいアカペラで始まる非常に彼女の歌唱力が引き立つソウルフルな楽曲。「The Sunshower」はうって変わってアコースティックなサウンドが心地よい、キャンプファイヤーなどで、アコースティックギター1本でも成立しそうなメロディアスな楽曲。「流星の空へ」は昭和歌謡を想起するような切ないメロディとアレンジが特徴的な楽曲。サビの後半でこぶしの効いた歌声も新しい表現に繋がっているのでは。「天城越え」を超えたかなと思います。「Peace Will Shine」はトランプのクラブで、まさに幸せの四つ葉のクローバー広がる優しい歌声が印象的なピースフルな楽曲。「Guilty JUDGEMENT」はグラマラスなホーンセクションをフィーチャーしたアバンギャルドで攻撃的なロックチューン。得意の巻き舌が炸裂する亜咲花ちゃんらしさが出た曲だと思います。「月晕谭-lunaring-」はなんか今までの流れの中にあるEDMのバキバキエレクトロ4ツ打ちなダンスナンバー。「I believe what you said」は、彼女がずっとやりたかったホラー作品に楽曲提供。怪しげなエレクトロ・ロックでツヤ感のあるメロディが癖になる。「ネバーギブアップッ!」は入りの「1・2・3・4」がキュートでしたね。これはまさに「Make a BIG WAVE!!」でやりたかった彼女の表情をさらに推し進めてきた感じで良かった。ストレートで素直な楽曲だからこそ、その壮大な愛を歌っている等身大の亜咲花ちゃんのメッセージが伝わってくる。そして「この場所で。亜咲花 Solo ver.」。『ゆるキャン△ SEASON2』の挿入歌をソロで歌い直したって感じなのかな。牧歌的なメロディと歌声が『ゆるキャン△』に合う景色が見られました。「SHINY DAYS From 19th Birthday LIVE ~Make It Happen LTB~」は、またこうやってね、みんなで声を重ねられる日々が来るといいなと思いながら聴いてもらえると、ファンの人たちも楽しみにできるんじゃないかなと思います。ボーナストラックの「Code “Genius”?」はfhánaの佐藤純一さんとのビッグタッグの間違いない楽曲だと思いました。こちらからは以上です!!
亜咲花 ああ~もう本当にありがとうございます!!
TAKE このアルバムを「Make a BIG WAVE!!」だけ語っては、ほかの作家さんたちに申し訳ないので。本当に21歳という、子供でもない大人すぎでもない、人間としての成長過程が上手く記録されたアルバムだったんじゃないかな。
亜咲花 ホントに感動しています。ありがたいです。こうやって大先輩の方に1曲1曲聴いていただいて、感想をいただける機会なんてまずありませんから。このこと自体がすごく成長の糧になります。しかもTAKEさんは曲を書かれる方で、そういった部分の分析もとても勉強になります。
TAKE 今度自分でも曲を書いてみたら?
亜咲花 実は作曲してみたいとずっと思っていて、例えば私が作詞作曲したものをTAKEさんに編曲していただくとか、アドバイスをしていただく共作のような形でできたら素敵だなと思います。
TAKE そういう入り口もいいかもね。うちのバンドメンバーとも15周年のタイミングで、せっかくだから全員に1曲ずつ作ってみようかとやったことがあって、それぞれアコギやキーボードを練習して作ってみたり、弾けない場合は鼻歌にコードを当てて構築したりして。ボーカルのKEIGOくんなんて、天才過ぎるから無意識でサビまでに2回も転調しやがって(笑)。そんなふうに頭の中で鳴っている音を解析すると分かることもあって面白いよ。ぜひちょっと挑戦してもらいたいですね。
亜咲花 挑戦するときには本当にお声がけをさせてください!
TAKE お力になれれば。
――先ほどのお話でもありましたが、TAKEさんは曲を人に提供したいモードなんですか?
TAKE そうですね。バンド自体も今年で19年目で、それ以外の自分の音楽のあり方を、他の人のフィルターを通して発信できるといいなと思っていたんです。今回も亜咲花ちゃんからお話をいただけて、非常に嬉しかったです。
――亜咲花さんにとって、今の時点で『Pontoon』はどんなアルバムになったと思いますか?
亜咲花 さっきおっしゃっていただけた成長過程というものが自分の課題のひとつで、年を経てからも笑いながら振り返れるように、今の自分が思っていることを素直に余すことなく言葉にしていきたいと思っていました。声だけではなく言葉としても残していくことがアーティストの役目だと私は思っているので、変に大人びたりせずに等身大の自分の価値を入れていこうと、「Peace Will Shine」ではポリープ手術の経験や苦しみも敢えて言葉にしていきました。もっと年数が経ってから、壁を乗り越えた証として聴いてもらえたらいいなと思うし、お客さんに直接音楽を届けられない状態が1年半余り続いていてファンの方も同様に思ってくれていると思うので、風化させてはいけないと思い、曲に込めました。今ももちろん聴いていただきたいですが、これから先ももっと輝いていく曲が詰まったアルバムになったと思います。
INTERVIEW & TEXT BY 日詰明嘉
●リリース情報
亜咲花2ndアルバム
『Pontoon』(ポントゥーン)
8月11日発売
【Blu-ray付盤(CD+Blu-ray)】
品番:USSW-0307
価格:¥6,050(税込)
【通常盤(CD)】
品番:USSW-0308
価格:¥3,850(税込)
<CD>
01 Make a BIG WAVE!!
作詞:亜咲花 作曲/編曲:TAKE(FLOW)
02 Seize The Day(TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』オープニングテーマ)
作詞/作曲:永塚健登 編曲:立山秋航
03 Isn‘t It Fun?(TVアニメ『ゆるキャン△』イメージソング)
作詞:雨野どんぐり 作曲:立山秋航、宮原康平 編曲:立山秋航
04 The Sunshower(ショートアニメ『へやキャン△』主題歌)
作詞/作曲:佐々木恵梨 編曲:中村ヒロ
05 流星の空へ(Nintendo Switchゲーム『明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-』エンディングテーマ)
作詞/作曲:志倉千代丸 編曲:悠木真一
06 Peace Will Shine ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:高橋修平(SUPA LOVE)
07 Guilty JUDGEMENT ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:設楽哲也
08 月晕谭-lunaring-(アプリゲーム『CODE:SEED -星火ノ唄-』主題歌)
作詞:彩羅 作曲:真下正樹 編曲:Yocke
09 歌え踊れ、乙女は強し。(PS4ゲーム『閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ -少女達の響艶-』オープニングテーマ)
作詞:Cocoro.(Dream Monster)、佐藤厚仁(Dream Monster) 作曲/編曲:佐藤厚仁(Dream Monster)
10 I believe what you said(TVアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』オープニングテーマ)
作詞/作曲:志倉千代丸 編曲:悠木真一
11 ネバーギブアップッ! ※書き下ろし新曲
作詞:亜咲花 作曲/編曲:千葉タダシゲ(SUPA LOVE)
12 この場所で。亜咲花 Solo ver. (TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』挿入歌)
作詞:亜咲花 作曲/編曲:立山秋航
13 SHINY DAYS From 19th Birthday LIVE ~Make It Happen LTB~
【Bonus track】
Code “Genius” ?(TVアニメ 『ナカノヒトゲノム【実況中】』挿入歌)
作詞:田淵智也 作曲:佐藤純一
<Blu-ray>
・「Make a BIG WAVE!!」Music Video
・「Make a BIG WAVE!!」Making Movie
・「亜咲花と“ゆるっと”オンラインライブ&トーク△」Special edition Live Movie
※初回封入特典
・亜咲花オリジナル生写真(プリントサイン入り)※全5種類のうち1枚をランダム封入
・Blu-ray付盤のみランダム封入:亜咲花直筆サイン入りCD(盤面に本人サイン)
●ライブ情報
9月~10月に2ndアルバム「Pontoon」を引っさげた東名阪ツアーの開催が決定!
【大阪】9月24日(金)梅田クラブクアトロ
【名古屋】9月25日(土)名古屋ダイアモンドホール
【東京】10月23日(土)品川インターシティ
関連リンク
亜咲花オフィシャルサイト
http://asaka1007.jp/
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