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sajou no hanaが2026年に放つ最初の新曲「シルベキコト」は、TVアニメ『姫騎士は蛮族の嫁』のEDテーマとして書き下ろされた、これまでの楽曲とは一線を画する挑戦を盛り込んだ一曲だ。ボーカルのsanaが自ら手掛けた歌詞には、作品の主人公である姫騎士・セラの“新しい世界”との出会いや恋心に重ねつつ、sana自身の今言葉にしたい想いや感情が込められている。

楽曲制作の裏側から、アニメの世界観に寄り添いながらも自身の内面をさらけ出したという歌詞の真意、そして彼女が大切にする“優しさ”という信念まで、現在のsanaの核心に迫るインタビューをお届けする。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創
PHOTOGRAPHY BY 堀内彩香

姫騎士・セラと自身の心境を重ねて綴った“新しい世界”に踏み出す歌

――新曲「シルベキコト」は、TVアニメ『姫騎士は蛮族の嫁』のEDテーマ。最初にお話をいただいた時の感想はいかがでしたか?

sana まず、女性が主人公の作品ということで、今回も自分で歌詞を書くことができればいいなと思いました。それとsajou no hanaとしては「ラブコメ」というジャンルの作品に携わることが少なかったので、そこもすごく新鮮で嬉しかったです。

――言われてみればバトル系の作品のタイアップが多かったですものね。とはいえ『姫騎士は蛮族の嫁』はファンタジー世界が舞台の作品で、一般的にイメージするラブコメとは少し毛色が違いますよね。

sana そうなんです。主人公のセラ(セラフィーナ・ド・ラヴィラント)が敵国のバルバロイ側に連れ去られて、族長の息子のヴェーオルにいきなり「嫁になれ」と言われるところから物語が始まるので(笑)。最初は衝撃の連続で「この先どうなっちゃうの?」とハラハラしながら原作のコミックを読み進めました。でも、セラが思っていた以上にその環境に馴染むのが早くて。ああ、彼女は本当にピュアな子なんだなと感じて、一気に親近感が湧きました。それと漫画で描かれている景色がすごく綺麗で、読んでいて毎回普通に感動するんですよね。これがアニメになったらどんな風に描かれるんだろう?と思いながら楽しく読ませていただきました。

――主人公のセラに共感を抱く部分はありましたか?

sana 共感とはちょっと違うかもしれないですけど、彼女は新しい環境に対して不満をこぼしたりしているわりには、美味しいご飯を食べるとすぐにご機嫌になってしまって、どんどん周囲の輪に馴染んでいくんです。それを見て「ああ、やっぱりご飯って偉大だな」と思いました(笑)。私も食が合わない国には住めないと思うので。

――sanaさんは最近、ライブで海外遠征することも多いですが、食文化の違いで困ったことはありますか?

sana 私は結構何でも食べられるので、あまりそういう経験はないですね。でも、以前台湾に行った時に八角だけは少し苦手だなと感じてしまいました。独特のスパイスの香りにだけは、まだ馴染みきれなくて(笑)。台湾という場所自体や、そこに住んでいる人たちは本当に優しくて大好きです。

――楽曲制作について詳しく伺わせてください。「シルベキコト」はボカロPとしても活躍する青谷さんさんが作曲を担当しています。ご一緒するのは初めてですよね。

sana はい。関係者の方からご紹介いただいて、素敵な楽曲を作られているので、「ぜひ曲を書いて欲しいです」とお願いしました。

今回は、まず青谷さんにメロディを作っていただいて、そこに私が歌詞を乗せていくという流れだったのですが、青谷さんは『姫騎士は蛮族の嫁』の世界観にすごく寄り添ってくださって。民族音楽のようなエキゾチックな響きがありつつ、現代的なポップス感も共存していて、普段はボカロの楽曲を作られている方なので、メロディがギュッと詰まっていて歌い手として挑戦しがいのある、とても面白い曲だなと思いました。

――歌詞を書くにあたってはどんなことを意識しましたか?

sana 実は今回、アニメの制作サイドから「よく聴いたら恋愛ソングにも聞こえるような曲にしてほしい」というオーダーがあったんです。私にとって、恋愛ソングの歌詞を書くのは初めての経験だったので、正直に言うとちょっと気恥ずかしさもありました(笑)。今まで作詞した曲は、作品の世界観もあって“苦しみ”や“悲しみ”といった深刻な感情を描くことが多くて……。

――TVアニメ『異修羅』の第2期EDテーマだった「THE IOLITE」(2025年)は、まさにそういう楽曲でしたね。

sana そうなんです。それで今回の歌詞は“花”をテーマに書き始めたんですけど、最初は歌詞の中で最終的にその花を枯らしてしまって。で、その歌詞を一旦スタッフの方に見てもらったら「暗すぎます」と言われました(笑)。「ラブコメなので枯れるようなお話ではないです」と。そこから周りの方にいろいろ意見やアドバイスをいただいて、書き直したのが今の歌詞になります。sajou no hanaの楽曲の歌詞って、あまり明るくし過ぎない、という暗黙の了解みたいなものがあったんですよね。

でも、今回は女性が主人公の作品でもあるので、そこを一旦取り払って、セラの気持ちに重ねつつ、自分自身の内側にある「誰かを想う純粋な気持ち」を素直に言葉にしてもいいんじゃないか、と思いながら歌詞を書いていきました。

――「歌詞を明るくし過ぎない」というのは、渡辺 翔さんやキタニタツヤさんと一緒に活動していた頃からあったのでしょうか。

sana はい。暗黙の了解というか、そういうお話もしていました。明確なラインがあったわけではないんですけど、「明るくするにしてもこのぐらいのラインだよね」という何となくの基準があって。そういえば翔さんとキタニさんが曲を作っていた時も、「暗すぎるからもうちょっとどうにかしよう」みたいなやり取りがあったことを思い出しました。全く同じことをやってますね(笑)。

――恋愛をテーマに書くのは少し気恥ずかしかったという言葉もありましたが、実際どんな風に書いていきましたか?

sana 私は別に恋愛脳というわけではないんですけど、恋愛に限らず、人と人の関係性や誰かを信頼したり尊敬する気持ちも「好き」という感情に当てはまると思うんです。その意味で、私はsajou no hanaがソロでの活動になってから、本当にいろんな人に助けてもらって、導いてもらってきたので、そういう思いをこの曲に込めて書ければいいなと思いました。

――なるほど。一方で作品の主人公であるセラの目線で意識したことはありますか?

sana セラは自分の気持ちにあまり正直になれない、少しシャイな部分があると思うんです。そこは自分自身の心情ともリンクするところがあるので、上手く歌詞に落とし込んでいければと思いました。

セラは母国をすごく大切にしてきた人だと思うのですが、敵対しているバルバロイ側のヴェーオルと出会うことで、本人が望む形ではなかったとはいえ突然新しい世界に飛び込むことになって、そこで新しい価値観を知ったり、新しい人々に出会って導かれることで、彼女自身も成長していく。そういう姿を描けたらと思いました。

――そのお話を踏まえて、sanaさんにとっての「新しい世界」に踏み出す経験がどんなものだったのかを聞いてみたいです。

sana それこそ作詞はずっとやりたいという気持ちはあったのですが、シャイだったもので、なかなか言い出すことができなかったんです。以前は偉大な作曲家が二人もいましたし(笑)。でもソロになったタイミングで、「sanaちゃんの言葉で伝えていくべきだよ」と周囲の方に背中を押していただいて、いろんな人に導いてもらって夢を叶えることができました。

――ちなみに作詞に対する興味はいつ頃から抱いていたのですか?

sana sajouの活動を始めてから徐々にですね。ライブ活動やイベントにも出演させていただくなかで、やっぱり自分が歌っているからには、自分の言葉でも伝えたい気持ちがどんどん湧いてきて。そうすることでファンの方たちとの繋がりをより強く感じたり、心の距離みたいなものを縮めることができるんじゃないかなと思って。今回の楽曲でも、私が最近感じている、人と人との関係性や信頼みたいなことを書くことができたと思います。

――歌詞の中にある“大切な箱庭”というワードも印象的でした。ここにはどんな思いが込められていますか?

sana 箱庭って、自分が大切に育てて、守ってきた小さな世界だと思うんです。

そこから抜け出すのは勇気がいるけれど、外の世界に飛び出したとしても、自分がそれまで大切にしてきた原点まで捨てる必要はない。育ててきた箱庭を心に抱いたまま、新しい場所へ向かっていく。そんなイメージでこの言葉を選びました。

――sanaさんにとっての「原点」とは何でしょう。

sana デビューのきっかけをいただいた『モブサイコ100』の楽曲だったり、当時チャンスを与えてくださった皆さんの存在ですね。今の活動の目標の一つは、その頃からお世話になっている大人の方々に恩返しをすることでもあるんです。だからこそ、新しいことに挑戦しつつも、自分の始まりの場所はずっと大切にしていたい。その思いもこの歌詞に落とし込むことができたと思っています。

――歌詞には“気づいてないふりで 誤魔化しの嘘を 重ねたこの蕾は 咲かないまま”ともありますが、最後は“揺らめいた世界の中 始まりの蕾が今”と、これから新しい始まりに向けて花開いていく予感と共に終わります。これはsanaさん自身が本心をさらけ出せるようになった軌跡と重なるのかなと思って。

sana 確かに!そう言われると意外とさらけ出しているんですね、私。恥ずかしいですね(笑)。

――昔と比べて自己開示ができるようになったと自分でも感じますか?

sana そうですね。昔は言わなくてもきっと通じるだろう、と信じていたところがあったんですけど、そんなことは全くなくて。やっぱりちゃんと言葉にしないと伝わらないし、応援してくれる人たちへの感謝の気持ちも、言葉にすることが大事だなと思い始めたんです。なので、作詞に関しても自分から「ぜひやりたいです」と言ってみるようになりました。今後も頑張ろうと思っています。

女性らしいしなやかさとsajou no hanaらしいハードさを併せ持った曲

――「シルベキコト」の歌唱面でのアプローチについてはいかがでしたか。

sana すごく繊細で柔らかなメロディだったので、あまり力を入れすぎず、女性らしいしなやかさを意識してレコーディングに臨みました。sajou no hanaの曲はハードなものも多いのですが、今回は清々しい気持ちで気持ち良く歌うことができました。サビの“もっともっと見せてよ”のところは、セラのかわいらしさとちょっとわがままな感じが出るといいなと思って、こだわったポイントです。

――冒頭は英詞から始まる構成も印象的です。これはsanaさんのアイデアですか?

sana はい、ちょっとしたこだわりです。ここまでしっかりと英詞で始まる曲は今までのsajou no hanaにはなかったので、聴いてくださる方をドキッとさせたくて。あと、日本語よりも英語の方が、たくさんの情報を凝縮して伝えられる気がして。楽曲の世界観を表現するために、あえてこの形を選びました。作曲の青谷さんも「まさか英詞始まりで来るとは思いませんでした」と驚いてくださったので、手応えを感じました。

――サウンド面では、爽やかなアコギで始まったかと思えば、力強いドラムが効いていて、意外と骨太でがっしりしたアレンジですよね。

sana そこはまさに、アレンジをしてくださったナノウさんのサウンドですよね。私も完成した音を聴いて「さすがナノウさん、バチバチに決めてきたな!」と思いました。これまでのsajou no hanaが持っていたバンドとしての強さをしっかり残してくださっていて。ナノウさんは今、ライブ活動でもご一緒させていただいていて、私のこれまでの活動も知ってくださっているので、今までのsajou no hanaとしての像を大切にしつつ、新しい扉を開けてくれたような気がします。

――アイリッシュフルート風のケルト音楽っぽい音色の軽やかさとバンドサウンドのタフさ、その両方の要素が合わさっていて、姫騎士の「清廉さ」と蛮族の「力強さ」が融合しているようにも感じました。

sana 本当にそうですね。やっぱりナノウさんの音作りは面白いなと思いました。まさかこんなに力強い曲になるとは思っていなかったのでびっくりしました。

――MVについても伺いたいのですが、sanaさんがお花に囲まれているシーンがとても印象的でした。

sana 今回、本物の生花をたくさん用意していただいたんです。フラワーデザイナーの方がスタジオに入ってくださって、スタジオに入った瞬間に鮮やかな景色が広がっていてすごく感動しました。面白かったのが、朝のうちはまだ蕾だった花が、撮影が進んでいくうちに、どんどん開花していったんです。監督さんがその様子もしっかりと収めてくださって、楽曲のテーマである“開花”とリンクするような、素敵な映像になりました。

――衣装も水色で、まるで妖精のような雰囲気でしたね。

sana 原作のイメージをお借りして、お姫様のようなシルエットの衣裳にしてもらいました。青いリボンもこだわりポイントの一つです。

――最後にそのリボンをほどくシーンがありますが、あそこにはどんな意図が?

sana 自分を縛っていたものからどんどん解き放たれていく、という様子を表現したくて、最後はリボンをほどきました。実はあのシーン、アニメのようにパッと綺麗に解けるまで何度も撮り直したんです。今回の撮影で一番頑張ったシーンなので、ぜひ注目して観ていただきたいです。

――sanaさん自身、お花は好きなんですか?

sana 好きです……と言っても、いただくのが好き、という意味ですけど(笑)。ライブでいただいたお花は、できる限り持ち帰って部屋に飾ります。翌朝、目が覚めた時にお花がいっぱいあると、すごくロマンチックな気持ちになって感動するんですよね。ただ、育てるのはあまり得意じゃなくて、すぐに枯らしてしまうんですよね……。

――だから最初に歌詞を書いた時も、無意識に花を枯らしてしまったのかもしれませんね(笑)。

sana あ、そうか!きっとそういうことですね(笑)。でも、2026年のsajou no hanaは枯らしません。ちゃんと咲かせていきます!

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作詞を通して見つめ直した自分自身、“優しさ”という芯

――今作「シルベキコト」のタイトルにちなんで、sanaさんが今「知るべきこと」や勉強したいことはありますか。

sana 真面目なところで言うと「言語」をちゃんと勉強したいです。海外のライブに出させてもらう機会が増えて、今は台本を読む形でやらせてもらっているのですが、いつか現地の言葉で直接想いを伝えたいという気持ちが強くなりました。日本に来ている観光客の方とかでも、少しでも日本語を話してくれると嬉しくなるじゃないですか。なので台本を見ずとも喋れるようになりたいです。

――それ以外では?

sana お料理です。これは毎年言っている気がしますけど(笑)。

――普段、料理はされるのですか?

sana 全くしないです。買うのが得意です。お弁当大好き(笑)。自分で作るとしてもサラダくらいで、カットされた野菜を買ってきてドレッシングをかけるだけ。麺を茹でるのが限界です。そこからまたソースを絡めたりとかするのがめんどくさくて。しかも以前、麺を茹でようとして燃やしてしまったことがあって……。

――えっ!? 茹でている最中に燃えたんですか?

sana そうなんです。小さいお鍋で無理やり茹でたら火が移ってしまって。そんなことばかりなんです(笑)。自分の将来が心配なので、料理もしっかりお勉強したいなと。誰か教えてください、私が作れるものを。

――自分からは、頑張ってください、としか言えないです(笑)。話を変えて、作詞のお話をもう少し詳しくお伺いしたくて。昨年にリリースした「THE IOLITE」と「溺愛」(ゲーム『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 水と光のフルランド』主題歌)から作詞を始めたわけですが、実際に取り組んでみて改めて気づいたことはありますか?

sana 作詞を始めてから、自分の中にはいろんな自分がいるんだなと感じ始めました。考え方ってその日の体調とかでもすぐ変わってしまうじゃないですか。自分がすごく強くて逞しい時もあれば、なよなよしている時もあるし、頑張って強くいようとしても、お家に帰るとショボンとなってしまうこともある。私、すごく日替わりな人間だなと思いました。自分自身を言語化していくのが難しいなと感じているので、もっと深掘りするために自分と向き合う時間を増やせたらと感じています。

――そのように日々気持ちが変わるなかでも、これだけは譲れないという考え方や価値観、自分の「芯」のようなものはありますか?

sana 自分で言うのも変ですが、私はすごく「優しい人間」だと思うんです(笑)。正しく生きることに真面目すぎて、誰かを傷つける言葉を使う人が理解できないし、そういう場面を見るだけで自分もダメージを受けてしまうくらい傷つきやすいんです。でも、「ずっと人に優しく生きていれば、最後には絶対に自分が勝つ」と信じていて。そのために優しさを振り撒くようにはしてます。

――逆に言うと、この世の中において最終的に勝つのは優しさであると信じているわけですね。

sana はい。絶対に勝つと思っているし、そこは曲げられないところです。人に厳しくしたところで、良い結果なんて生まれないと思うんです。舐められやすい考え方かもしれませんけど、最終的には優しさが世の中において一番強い。そこだけは曲げずに、自分の音楽を通しても伝えていけたらいいなと思っています。

――素敵な考え方ですね。作詞の話に戻しますが、昨年は声優としても活躍している岬なこさんの楽曲「SHINE BRIGHT REVOLUTION」に歌詞を提供していましたよね。

sana そうなんです。もともと仮歌を担当していたり、コーラスに参加していたのですが、岬さんがsajou no hanaの曲を聴いてくださっていたみたいで、そのご縁でお話をいただきました。すごく素敵で著名な声優の方なので、いまだに信じられないんですけど(笑)。

――そういう経緯があったんですね。やっぱり自分の曲を書く時とは違いますか?

sana 自分の曲の場合は、とりあえず自分自身と向き合えばいいですけど、他人に書くとなったらどうすればいいのかわからなくて。「なこちゃんにこういう曲を歌って欲しいな。こういう歌詞を歌うとかわいいだろうな」と妄想を膨らませて書いていきました。でも、sajouの曲を書くよりも気持ちとしては楽だったかもしれないです。

――ということは、自分の曲の時はあまり気楽に書けない?

sana 書けないですね。とりあえず病むので(笑)。あと、書いていると「これを書いたら私のことがばれてしまうかも……?」と思って、恥ずかしさが出てくるんですよね。でも、なこちゃんの曲なら“君と私が最高のMilky way”みたいなキラキラした言葉も使えるので、楽しく書かせていただきました。自分の曲だったら絶対に歌えないので(笑)。

――今後も機会があれば作詞や歌詞提供はやっていきたいですか?

sana ぜひやりたいです。男性が歌う曲の歌詞も書いてみたいですね。自分とは性別が違うからこそ、いつもとは違うもっと強い言葉や、自分が歌う時には選ばないような表現が使える気がして。かっこいい歌詞を書いてみたい。その誰かに提供した曲をセルフカバーするのも面白そうですよね。自分で歌うとしたら使わないような言葉も歌える気がするので。「Breakout!」とか。

――それくらいは自分の曲として歌っても大丈夫だと思いますけどね(笑)。最後に今後の予定についてお聞かせください。まず4月19日には、渡辺 翔さんの音楽家活動20周年を記念したライブイベント“Sho Watanabe 20th Anniversary Fes.2026 supported byリスアニ!”に出演されます。

sana 翔さんには私が『モブサイコ100』の主題歌でデビューする前からお世話になっているので、記念すべきイベントに呼んでいただけて嬉しいですし光栄です。素晴らしいアーティストの皆さんに負けないような、力強いステージを見せたいと思います。

――同イベントには岬さんも出演されますし、翔さんが手掛けた岬さんとsanaさんがお二人で歌うコラボ曲「Push the Trunk」もあるので、期待してしまいます。せっかくなので翔さんにメッセージもいただけますでしょうか。

sana 翔さんへのメッセージかあ。そうですねえ……翔さん、終わったら美味しいご飯を食べに連れて行ってください(笑)。私も翔さんもシャイなので、ぜひ一緒にご飯を食べながらいろんなお話をしてみたいです。

――そして7月には関東3か所を巡るライブツアー「sajou no hana LIVE TOUR 2026 “VIBRANT”」を開催。どんなツアーにしたいですか?

sana ツアーは去年も行ったのですが、夏にやるのは今回が初めてになります。“VIBRANT”は英語で“いきいきとした・活気に満ちた”という意味や”響き渡る”という意味もあるので、夏のライブのタイトルにぴったりだなと思ってこのタイトルにしました。私の普段の生活からはあまりでてこないイメージの言葉なので、だからこそステージの上では力強く元気にいきたいという願望も込めています。ソロになってからライブの回数が増えて、いろんな場所でやることによって新しいお客様との出会いもありますし、私は緊張して毎回初日みたいな気持ちでステージに立ってしまうのですが、それが逆に楽しくて。新曲もいろいろお届けできそうなので、最高の夏の思い出をファンの方と作れたらいいなと思っています。

――sanaさんにとって、ライブステージとはどのような場所になっていますか?

sana お客様からパワーをいただく場所であり、それ以上の愛を返していくための大切な場所です。今はデジタルが主流の時代ですけど、やっぱり目の前で聴いてくださる方の笑顔や、時には涙を流している姿を見ると、「ああ、私たちの音楽はちゃんと届いているんだな」と実感できる。その温かさが、今の私の支えになっています。なのでぜひライブに遊びに来てください!

●配信情報
sajou no hana
「シルベキコト」
配信中

関連リンク

sajou no hanaオフィシャルサイト
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