ボーカリスト・Who-yaを中心としたクリエイターズユニット・Who-ya Extendedが新たにタッグを組むのは、TVアニメ『はめつのおうこく』。TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のOPテーマ「Q-vism」で彗星のごとくシーンに登場した彼らは、現在では海外のアニメイベントからもオファーが絶えない注目の存在。
そんなWho-ya Extendedが紡ぐダークファンタジー作品「Prayer」」のテーマは“祈り”だ。この曲に辿り着くまでにどのような想いがあったのか。また、ライブユースなカップリング曲から彼らのライブ観も紐解く。

INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち

海外のステージ経験から持ち帰ったライブ表現を今、発揮中
――前回のインタビューの際に「このあと海外でのライブがある」というお話をしてくださいましたが、実際、海外でのステージはいかがでしたか?

Who-ya 今夏はアメリカのシカゴ、ブラジルのサンパウロ、それからドイツのマンハイムの3ヵ国に行ってきました。これまでの海外のライブといえば、SACRA MUSICに移籍してすぐにサウジアラビアでのライブ出演があったのですが、それからやや期間が空いての海外のライブとなりました。やっぱり、日本でライブをしているときの自分とお客さんの関係性と、海外とでは全然空気感が違うんです。
日本と海外というだけではなく、シカゴとサンパウロも、マンハイムも、主言語も違うし、ライブの空間でのノリの感じも違う。その国の国民性を知ることができて、様々な国でライブをすることはすごく面白い経験と時間になりましたね。

――特に面白かったのはどんな経験ですか?

Who-ya ブラジルだと英語よりも日本語のほうが通じるんですよ。現地の方に教えていただいたのですが、世界で2番目に日本人が多く住んでいる国だとのことで。日系の方も多いですし日本語に触れ合う機会も多いらしくて、MCでも日本語を交えてお話することが多かったです。アメリカではもちろん英語でMCもしたのですが、北米と南米の違いは面白かったです。
しかもブラジルって日本からすると、地球上で裏側にあたる場所。こんなに遠く離れているのに、こんなに日本と近しい関係値だということを現地に行ったことで初めて知ることができました。あと、ドイツの人たちは日本人に似ているな、ということを体感したことも面白い経験でした。僕の肌感としてですが、すごく紳士的で、仕事に対してすごく真面目ですし、時間をきっちり守る感じがあったんです。キーボードの方と2人でのステージで静かな場面も作ったのですが、しんと聴いてくれていたんです。盛り上がるところはすごく盛り上がるし、静かなパートでは静寂の中で聴いてくれるところに、リアルな場でちゃんと音楽を受け取りにきてくれているんだな、と感じました。


――ライブのリアクションはいかがでしたか?

Who-ya すべての国が、熱量で溢れまくっていることを感じましたし、特にブラジルが個人的には凄まじさを感じました。アメリカもドイツも盛り上がりましたが、今お話をしたようにブラジルは心の距離も近いというか。日本語の歌でも一緒に歌ってくれましたし、その熱量は一番大きかったです。

――そんなライブから持ち帰ったものはありましたか?

Who-ya もう、たくさんありすぎました。海外から帰ってきてすぐに“Animelo Summer Live 2023 -AXEL-”や“ナガノアニエラフェスタ”などライブイベントへの出演が続いたのですが、そこには海外でのライブ経験を活かすことができたと思っています。

Who-ya Extendedと『はめつのおうこく』が結ぶ“祈り”
――そのWho-ya Extendedが手がける、TVアニメ『はめつのおうこく』EDテーマ「Prayer」が完成しました。
アニメのエンディングはどんな存在だと思われますか?


Who-ya 個人的に思うのは「余韻」です。オープニングは第1話やそこから2話、3話と進んでいくなかで物語が始まるときに毎週聴くものだけど、エンディングは30分間物語を見てきたあとに流れるもの。『はめつのおうこく』にフィーチャーして作った曲ではありますが、「Prayer」は自分が1人の視聴者となったときに作品を見たあとの印象を形作っていけるように、というイメージで作りました。第1話のあとに、聴いたときにはこんなふうに感じたけれど、第2話を終えて聴いたときにはまた少し違って聴こえるような、毎週違う余韻を物語によって感じられるような、そんな幅を持たせた曲にしたいと思いました。

――そんな『はめつのおうこく』という作品に対してはどのような印象がありますか?

Who-ya 今までもダークヒーローものやダークファンタジーの作品をたくさんやらせていただいているのですが、今回の作品もすごくシリアスなものだなと思いました。元々『はめつのおうこく』の原作を読んでいて物語の流れも知っていたのですが、とにかくこの話って悲しいですし、しかも「悲しい」や「シリアス」という言葉だけでは片づけられない「生々しさ」があるんですよね。
それに、原作だけではなくアニメもそうなのですが、話を読み進めていって、その先のテーマを見ると自分たちの生きる世界ともリンクしているところもあるなと気づくんです。内容としてはダークファンタジーで、魔術と科学という覇権がありつつも、自分たちにも置き換えられるのではないか、という視点で読んでいます。

――楽曲を作ろうと向き合ったときには、物語の終わりに毎週流れるエンディングとしてこの物語のどういう部分に心を寄せようと思われたのでしょうか。

Who-ya 全体としてダークな世界観ではあるけれど、主人公のアドニスがいて、彼を育てた魔女のクロエがいて、ヒロインのドロカがいる三つ巴で進んでいく話ですが、僕はアドニスの見ているものって“クロエとの世界”だと思っていて。クロエは第1話で死んでしまうけれど、そんなクロエに対するアドニスの感情は愛情でも友情でもなく、彼が唯一知る“世界”、それがクロエなんですよね。どちらかというと誰かに向けた言葉や誰かに向けた感情というよりも、自己と世界がすべて、という対比なんじゃないかと思ったんです。
それが楽曲を作るにあたって自分たちの世界ともリンクしているものなのかなと思い、「祈り」というテーマがありつつ「自己と世界」「自己と他者」を大きなテーマにしました。

――こうして出来た1曲ですが、ご自身的に苦戦されたところはありましたか?

Who-ya 「Prayer」はサウンド的にすごくストレートなんです。途中からギターも入ってきますが、序盤はピアノと声だけ。1曲を通じて音数も少ないこともあり、聴いてくれる人にはよりダイレクトに言葉が伝わると思うので、そこでの言葉の選び方には苦労しました。自分としてはなるべく難しい言葉を使うよりも、歌詞を読んだだけでも伝わる言葉選びをしたいと思ったので、ここも苦心しました。しかも「Prayer」は“僕”と“君”というよりは自己と内面の歌なので、どちらかというと自分の内面世界から外に向けて歌っている曲にしたかったんです。


サビ頭の“どうか”に込めた想い
――歌い方もこれまでとは少し雰囲気が違うと感じました。表現するうえで意識されたことはどんなことでしょうか。

Who-ya 言葉選びと少しリンクしますが、言葉や発音、発声まで良い意味ですべてが聞き取れてしまう曲なので、“エモ”です。「エモい」よりも「エモ」を意識しました。感情を乗せるという意味でも、今までのレコーディングの中でも一番この想いを乗せる割合が強い歌になりました。特にサビ頭の“どうか”という言葉には強く感情を込めました。「Prayer」は祈る人の歌なので、楽曲が出来て、マスタリングスタジオで完成したもの聴きながら“どうか”というワード選びに対して自分自身「よく出来たな」と感じました。“どうか”で始まることで願いや祈りという世界観のすべてが伝わると感じましたし、歌としてもここが最も想いが伝わるところだろうと思います。

――MVもシンプルでしたが、リップシンクで歌っていると楽曲について改めて感じるものもあったのではないでしょうか。

Who-ya MV自体は2カットの長回しなんです。自分自身も楽曲の言葉と音と自分の歌と向き合い続けて、それを映像でより伝わるようにするためにはどうしたらいいかと考えながら歌ったので大変ではありましたが、その甲斐もあってとても意味のあるMVになりました。

――実際にアニメのエンディングとしてご覧になっていかがでしたか?

Who-ya 初めて観たのが先行上映会だったのですが、本当に嬉しかったです。原作ファンだからこそ「この物語はどこまでアニメとして表現が出来るのだろう」と思っているところもあったのですが、すごく原作に忠実ですし、アニメになったことでさらにリアルに受け止められるようになったその生々しさ。アドニスとクロエ、ドロカの三つ巴な感じが伝わってくるなかで「Prayer」を聴いたときに、「ハマった!」と思いましたね。作品自体にも「Prayer」を大切にしてもらえているんだなと感じましたし、自分自身も俯瞰して観たときに「この物語のこの場所には『Prayer』が存在していてほしいな」と思えました。そういう意味でも嬉しかったです。

――ライブでやるときにはどんなふうに表現したいですか?

Who-ya 実は一度、先行配信日に出演していた大阪のライブイベント“MINAMI WHEEL”のステージでやらせていただいたのですが、難しかったんです。ストレートなものほど難しい。ライブって、自分がいて、マイクを持って、ステージに立っていて、数メートル先にはお客さんがいる。こういう曲は音数も少ないですし、歌っている人によりスポットが当たる曲なので、音や言葉の持っている世界観をよりダイレクトにぶつけるような感覚があるんです。この先もライブでもどんどんやっていくことになるので、様々な色を感じてもらえるような歌に育てていきたいです。

「普遍」を歌い、ライブで会場と共鳴する――そんな曲を作りたかった
――そしてカップリングは非常にライブユースな「Dr!zzle」です。

Who-ya まさに、これはライブでやりたいと思って作った曲です。Drizzle(ドリズル)って霧雨って意味の言葉なのですが、そういう雰囲気の“雨”をイメージしました。24歳になった自分から見た過去の自分のことを歌っているのですが、実は歌詞を書く前にテーマを「Drizzle」にしようと決めてから書き始めた歌詞だったんです。単語を見たときに、今の自分が振り返ってみた過去は、快晴ではなくずっと霧雨の中にあるな、と思って。ずっと晴れ続けているというよりは、傘をさすか迷うくらいの雨が続いていて、たまに晴れるという感覚。そこからどんどん言葉を紡いでいきました。少年の頃に悔しかったこととか「なんであんなことで悩んでいたんだろう」とか「どうしてあんなに傷ついていたのだろう」と思うこともあって、でもそれがあったから今は強くなったのだろう、とも思う。そういった経験ってたくさんあるんです。でも、歩んでいる道がずっと快晴だったら気づけなかったことだとも思う。霧雨で濡れたように経験していたからこそ、乾いてまた強くなる。快晴の日もあるけれど、傘をささずに濡れた経験があるからこそ気づけたことがあったと、そういう想いを綴っていきました。

――それこそ「普遍のこと」ですね。

Who-ya 「Dr!zzle」の歌詞を書いているときに、「この経験は自分だけではないはず」と思いながら書きましたし、それこそ自分の視点で見ても歌詞はもちろんサウンドとしてもライブで皆さんと一緒に盛り上がれるものなので、ライブという空間を通じて皆さんと僕を繋げてくれる楽曲だと思います。ぜひ一緒に楽しんでもらいたいですね。

――そしてもう1曲は「ODD ONE OUT」。

Who-ya これは「他人に対する羨望」というテーマで書き始めた曲で、他人と比較することを1つの切り口として作っていきました。自分は、他人を見て「羨ましいな」とか「どうして自分は他人と比べてこうなんだろう」とか、意外とそういうことを気にするタイプでもあるのですが、楽曲のテーマを絞るなかで、「羨望」という言葉があるけれど、自分のことは他人というフィルターを通さないと客観的にはわからないよね、ということに辿り着いたんです。でも他人と自分を比較する要素って、それが学歴でも仕事の実績でも容姿でも、心のどこかで自分を認めてあげたいという想いの結んだものだと思って。この「ODD ONE OUT」は比較することをネガティブな意味で捉えるのではなく、自分を信じてあげたい、認めてあげたい、という気持ちのほうへとスポットを当てて、ライブという空間で聴いてくれる人とその想いを共有したいという想いで書きました。

――—この1枚でライブユースな曲を2曲も収録しているのを見ると、Who-ya Extendedがライブを大事にしている、ということが伝わりますね。

Who-ya 去年SACRA MUSICに移籍してから、国内外問わずたくさんのライブの機会をいただいてきました。僕は高校時代にバンドをやっていて、それが今に繋がっているので、ずっとライブとその空間を作ることを大事にしてきたんです。2023年という1年を振り返ったときに、ライブに救われて、ライブと共にあった1年だったので、自然と「ライブ」がひとつの要素が根本にあるうえでの制作となりました。

デビュー4周年を前にして、今、Who-ya Extendedが思うこと
――もうまもなく終わる2023年ですが、そんな今年はデビュー3周年イヤーでした。この4年はどんな時間でしたか?

Who-ya その時々によって一瞬であり、永遠でもありました。2019年の11月にデビューしてから3ヵ月くらいでコロナ禍がきて、最初のアルバムをリリースしたときは緊急事態宣言の最中。普通、デビューのタイミングで味わえないことがたくさんあるなかで、右も左もわからず「この先どうなるんだろう」という不安もありました。同時に、だからこそMVや楽曲といった各々が自分のスタンスで受け取れる作品作りを意識してきたので、ライブをしていなかったけれど、逆に「毎日、曲を聴いています」とかMVの再生数が増えるといったことに救われてきたんです。こんなにもちゃんと受け取ってくれる人がいるんだ、と思えた。そこからライブが出来るようになり、11月に行うWho-ya Extended 4th ONEMAN LIVE“4vsm”が4度目のワンマンですが、ここまでは本当に一瞬でした。ライブ解禁後からたくさんライブをしてきましたが、まだまだライブがしたい欲求は止まりません。

――ようやく日常となった声出しのライブ。Who-ya Extendedとしては海外では体感してきたと思いますが、日本でのライブでも楽しみですね。

Who-ya ライブの楽しみ方は皆さんにお任せしています。どんなふうに楽しんでもらってもいいよ、というスタンスなので、声出しの有無は関係なく僕たちは楽しんで、ステージから届けるものを受け取ってもらいながら共鳴してもらえるのなら、どちらでライブをしようとも変わりはないかなとも思っていて。一緒に楽しむ楽曲も増えましたし、「ODD ONE OUT」はみんなで歌えるパートも作っているので、皆さんが歌ってくれたらなお嬉しいです。

――では、4周年を迎える2024年はどんな時間にしたいですか?

Who-ya もっともっとライブをしたいです。それも東京だけではなく、日本だけでもなく、もっと広く。2023年の経験を通して、場所とか国とか性別とか、ライブを楽しむ気持ちは変わらないんだと顕著に知ることとなったので、まだ行けていない場所へどんどん出かけていきたいです。「Extended」は「拡張する」という意味なので、もっと拡げたい。色んな人にライブを見てもらいたい。もっと広く深くライブをしたいです。そして、もっともっと良い曲を作りたい。自分たちのやりたいことを続けて、受け取った人たちの想いをまた受け取って、こちらからもまた投げかけて。ライブと同じような循環を持って共鳴し続けたいと思っています。

――そんな2024年に向けてのキックアウトにもなる「Prayer」をどのように楽しんでもらいたいですか?

Who-ya 1枚のシングルにこの3曲を入れるの!?って思うような、色とりどりな楽曲が入っています。表題曲の「Prayer」は“祈り”がテーマなので、楽曲を通じて、皆さんそれぞれの祈りや願いを考えるきっかけにしてもらえれば、さらに楽しめるシングルだと思います。ぜひたくさん聴いてください。

●リリース情報
TVアニメ『はめつのおうこく』EDテーマ
Who-ya Extended ニューシングル
「Prayer」
11月22日(水)発売

CD購入はこちら
https://who-yaextended.lnk.to/Preyer

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【初回生産限定盤(CD+BD)】

品番:VVCL 2390-2391
価格:¥1,760(税込)

【通常盤(CD)】

品番:VVCL 2392
価格:¥1,320(税込)

【期間生産限定盤(CD+BD)】
品番:VVCL 2393-2394
価格:¥1,760(税込)

<CD>
M1:Prayer(TVアニメ『はめつのおうこく』EDテーマ)
作詞・作曲・編曲 Who-ya Extended
M2:Dr!zzle
作詞・作曲・編曲 Who-ya Extended
M3:ODD ONE OUT
作詞・作曲・編曲 Who-ya Extended
M4:Prayer (Instrumental) ※初回生産限定盤・通常盤のみ
M4:Prayer (TV size) ※期間生産限定盤のみ

<初回生産限定盤BD>
「Prayer」MUSIC VIDEO

<期間生産限定盤BD>
TVアニメ『はめつのおうこく』ノンクレジットエンディングムービー

●作品情報
TVアニメ『はめつのおうこく』
MBS・TBS・BS-TBS ”アニメイズム”枠ほかにて放送中

・MBS 毎週金曜日 25:53~
・TBS 毎週金曜日 25:53~
・BS-TBS 毎週金曜日 26:30~
・AT-X 毎週土曜日 23:30~ (リピート放送 毎週火曜日 29:30~/毎週土曜日 8:30~)
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

<イントロダクション>
人類に知恵と安寧をもたらした存在――“魔女”。
しかし、リディア帝国の“超産業革命(ギア・エクスパンション)”は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、魔女は進歩を阻害する“敵”と見做されてしまう。
かくして“魔女狩り”が始まった。
魔女クロエに育てられた人間アドニスは最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。
絶望を糧にした修羅は、殺戮の果てにいかなる“救い”を見いだすのか――。

【スタッフ】
原作:yoruhashi(マッグガーデン「月刊コミックガーデン」「MAGCOMI」連載)
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:鴻野貴光
キャラクターデザイン:加藤裕美
プロップデザイン:村山章子
銃器デザイン:松田未来
美術監督:栫ヒロツグ(鹿児島ラメカヒリム)
美術設定:山口大悟郎(鹿児島ラメカヒリム)、三浦 智(鹿児島ラメカヒリム)
色彩設計:松山愛子(颱風グラフィックス)
2Dワークス:矢崎宏幸
CG監督:遠藤 誠(トライスラッシュ)
撮影監督:今泉秀樹(颱風グラフィックス)
編集:木村祥明
音響監督:えびなやすのり
音楽:櫻井美希、兼松 衆、中村巴奈重
音楽制作:日音
アニメーション制作:横浜アニメーションラボ

(C)2023 yoruhashi/マッグガーデン・「はめつのおうこく」製作委員会

関連リンク
Who-ya Extended
オフィシャルサイト
https://www.wyxt.info/

オフィシャルX
https://twitter.com/wyxt_official