最近、世間を騒がせた"放送事故"で「テレビが一般女性の部屋にあった電マを映してしまった」というものがある。7月19日に放送された放送された特番「またまたやるゾ! ご利益特番第3弾! とんねるず×さまぁ~ず 一文無しジャーニー2×2 超パワースポット霧島! いいキャラ祭りの九州上陸!」にて、木梨憲武と大竹一樹が新婚夫婦の自宅にあがった場面が放送されたのだが、その際にベッドに電動マッサージ機が置いてあったのを大竹がいじるシーンがあったのだ。
大竹が電マを手に取った際、慌てた妻が「肩揉み用ですよ!?」と説明すると、木梨やスタッフは大爆笑。大竹も笑いながら「俺、若干気になっちゃったからアレ!?って。ゴメンね」とフォローし、なごやかな雰囲気となったのだった。
実際、そのご夫婦が電マを日常でどのように使用しているのかは知る由もないが、電マといえば、一般的にも超メジャーなアダルトグッズ。アダルトビデオなどで、いろんな性感帯に電マを押し付けられて歓喜の声を上げる女性を観た方も多いのではないか。実際、ドンキやアダルトグッズ屋などでは手のひらサイズのスモール電マなどの売れ行きも良好らしく、年々、市民権を得ているのは間違いないだろう。
現在、このような女性向けのアダルトグッズは、電マの他に、どのようなアイテムが支持されているのだろうか。そういった情報が細やかに掲載されているのが『女性のための LOVE GOODS BOOK』(マイウェイ出版)だ。
本に載っているアダルトグッズは、その数なんと490アイテム!! 定番商品から最新器具までしっかりガイドしてくれている。その中から、気になるアイテムを紹介しよう。
まずソフトなものからいくと、身体にぬるためのチョコレート塗料「メルトチョコレートボディフォンデュ」(¥2,520・body parlor /Love Charms)というものがある。商品説明の文章には「ボディのために作られた、おいしくてエッチなチョコレート塗料。
次に男女問わず「アソコを舐められるのが好き」だというオーラルセックス好きにたまらないのが舌の形を模した羽が回転してオーラルの動きを再現する「スクィール2」(¥8,190・LOVE PIECE CLUB)。説明には「舐められるあの感触をリアルに再現したのがコレ。しかも逆回転も可能。独り寝なんてもう怖くない!」。速さが3段階と、反転モード、小刻みに反転しながら動くモードがあり、柔らかく優しくなでつけるような感じのさわり心地だという。
人気のローターでも、一味ちがうのが「Toynary J1シリーズ」(¥945・toynary/LOVE JAPAN)だ。これはなんと世界的にもめずらしいフェラチオ用ローターだ。説明には「クリップ式で、ほほを挟むようにクリッピングして装着。
ハイテクで驚いたのが、世界初のスマホ連動型骨盤底筋エクササイザーである「フェミメイト」(¥16,590・airbee/LOVE JAPON )。説明には「Bluetooth×スマートフォンデバイスの双方向通信により、毎日の記録が可能。膣圧を感じて振動が強まる設計で、エクササイズとセルフプレジャー2つの用途で使用可能」とある。女性が締まりを良くしたりや尿漏れを防ぐべく、膣をセルフトレーニングする時に使うアイテムというわけだが、膣に入れてアイテムを締め付け、その圧力の数値で自分の骨盤底筋力がわかるというシロモノ。その筋力によってレベル1からレベル10にわかれ、ゲームをクリアする感覚でチャレンジできるというから興味深い。専用アプリでは、エクササイズした結果のデータが90日分確認でき、自分の圧力の数値の成長が観れるというのだからおもしろい。
アダルトグッズと言えば、先述の電マをはじめ、ついクリトリスを刺激するピンクローターや、膣にいれるバイブレーターやディルドなど定番ものばかり思い浮かべてしまうが、多種多様なハイクオリティ商品が多数生み出されているのが、この本を読めばよくわかる。あなたが独り身でもカップルでも、それぞれ楽しみ方があるこれらのアイテム、使わない手はない!?
(岡崎留美子)