気象庁は6月10日、エルニーニョ現象が発生しているとみられることを発表。今後、10月にかけてこの現象が続く見込み(100%)だとしています。

 そもそも「エルニーニョ」とはどんな現象で、今夏にどのような影響を及ぼすのでしょうか?前田智宏気象予報士が解説します。

よく耳にする「エルニーニョ現象」とは? 今年は“スーパーエルニーニョ”発生の可能性も

エルニーニョ現象=冷夏ではない?今年はインド洋の海水温などの...の画像はこちら >>

 エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域、特に南米付近の海水温が平年よりも高くなる状況のこと。

 エルニーニョが発生すると世界的に異常気象が起こりやすいと言われています。

エルニーニョ現象=冷夏ではない?今年はインド洋の海水温などの影響で「猛暑予想」 さらに“スーパーエルニーニョ”発生の可能性も…2015年発生時は茨城・鬼怒川の堤防が決壊 死者も出る甚大な被害に【気象予報士解説】
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 エルニーニョ現象は、“監視海域”の海水温の基準値+0.5℃以上が6か月以上続く場合とされていますが、今年はさらに、基準値+2℃以上の“スーパーエルニーニョ”が秋にかけて発生する可能性が高まっているといいます。

過去には豪雨で大規模水害も発生

エルニーニョ現象=冷夏ではない?今年はインド洋の海水温などの影響で「猛暑予想」 さらに“スーパーエルニーニョ”発生の可能性も…2015年発生時は茨城・鬼怒川の堤防が決壊 死者も出る甚大な被害に【気象予報士解説】
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 “スーパーエルニーニョ”が発生すると、台風や豪雨の影響を受けやすくなることも。

 過去にスーパーエルニーニョが発生した2015年には、豪雨で茨城・鬼怒川の堤防が決壊し、死者が出るなど甚大な被害が出ました。

 また、この年に発生した台風は27個でしたが、そのうち16個(約6割)が「非常に強い勢力」以上に発達しました。

エルニーニョが発生すれば「冷夏」の傾向も…今年は猛暑か

エルニーニョ現象=冷夏ではない?今年はインド洋の海水温などの影響で「猛暑予想」 さらに“スーパーエルニーニョ”発生の可能性も…2015年発生時は茨城・鬼怒川の堤防が決壊 死者も出る甚大な被害に【気象予報士解説】
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 一般的にエルニーニョが発生した夏は「冷夏」になる傾向。涼しく過ごしやすい夏になるのかと思いきや…今年はそうもいかなさそうとのこと。地球温暖化、インド洋の海水温などの影響で厳しい暑さとなる予想です。

 そして、エルニーニョが秋や冬にかけて続いた場合にもう一つ懸念されるのが「大暖冬」。そうなると雪不足や、その先の水不足も懸念されます。

 この夏、そして冬にかけても、気象情報を注意深く見ていく必要がありそうです。

(2026年6月11日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より) 

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