東京商工リサーチによりますと、大阪市生野区で婦人靴の製造や販売を手がける「Ani-Madonna」が、今年8月25日までに大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債総額は債権者53人に対し合わせて12億2081万8457円に上るということです。

OEM生産や自社ブランド「フッカ」を展開

【倒産】ピーク時の売上高10億円から激減 自社ブランド「フッ...の画像はこちら >>

「Ani-Madonna」は2004年に設立された婦人靴製造業者で、OEM生産(相手先ブランドによる生産)を中心に事業を展開していました。

また、自社ブランド「フッカ」を立ち上げ、実店舗やインターネットを通じて販売を行っていたほか、メディアに取り上げられたこともあり、ピーク時となる2019年4月期にはおよそ10億円の売上高を計上していました。

コロナ禍とゼロゼロ融資の反動で資金繰り悪化

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しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いインバウンド需要が大幅に低下し、2020年4月期の売上高はおよそ6億8000万円まで減少、およそ2000万円の当期純損失を計上していました。

東京商工リサーチによりますと、その後も収益の改善が進まず、実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」を活用して資金繰りを凌いでいたものの、2025年7月には所有する物流倉庫が税金滞納などで差し押さえを受けるなど、深刻な資金不足が続いていました。

このため事業の継続は困難と判断して今年2月までに営業を停止し、破産の準備に入っていたところ今般、法的整理となりました。

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