建設現場でアスベストを吸い肺がんなどを発症したとして建設作業者らが建材メーカーを訴えていた裁判で、京都地裁はメーカー5社に計約1億2900万円の支払いを命じました。

訴えを起こした大工や遺族など22人は、建設作業中にアスベストを吸い肺がんや悪性胸膜中皮腫などを発症したとしています。



25日の判決で京都地裁は訴えられていた建材メーカー16社のうち5社に対し、「重篤な疾患を発症する危険性があることを警告する義務があった」などとして、計約1億2900万円の賠償金を支払うよう命じました。

提訴から4年以上を経ての判決に原告らは…

(村山晃 弁護団長)
「被害者ら全部含めて、救済制度を確立していく。救済のための基金制度に被告ら企業が参加していく。この判決は貴重な礎だと思っています」

(原告 端明さん)
「我々の訴えが認められて大変嬉しく思っています。今日言われなかったメーカーも(責任を)認めてしいなと思います」

賠償を命じられた建材メーカーの1社である太平洋セメントは、「判決文が届き次第、内容を精査いたします」とコメントしています。

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