◆米大リーグ ホワイトソックス―ロッキーズ(25日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が25日(日本時間26日)、本拠地・ロッキーズ戦に「4番・一塁」で先発出場。4点リードの8回1死一、三塁で迎えた第4打席で右腕メヒアから右前適時打を放ち、メジャー移籍後最多タイで6度目の3安打とした。

この日3打点の大暴れだ。

 この日は菅野智之投手(36)とのメジャー初対決で2発を放った。1本目は1点リードの初回2死。村上は2ボール2ストライクからの5球目、内角低めの86マイル(約138・4キロ)スライダーをうまく振り抜いた。打球速度103・3マイル(約166・2キロ)、角度37度、飛距離386フィート(約117・7メートル)で右翼席へ。3試合ぶりとなる34号ソロとした。

 さらなるインパクトを与えたのが2点リードの7回先頭で迎えた第3打席。1ボールから外寄りの92・9マイル(約149・5キロ)シンカーを捉えた。打球速度109・4マイル(約176・1キロ)、角度30度、飛距離412フィート(約125・6メートル)で左中間席へ放り込んだ。4回先頭の第2打席は見逃し三振に倒れていたが、3打席で2本塁打と村上に軍配が上がった。村上はヤクルト時代から当時巨人の菅野と何度も対戦。NPBでは通算54打数11安打の打率2割4厘、2本塁打、6打点とやや分が悪かったが、関係なかった。

この日で6試合連続打点にもなった。

 日本人選手のシーズン本塁打ランキングでは、1本目で岡本和真(ブルージェイズ)を抜いて今季&1年目の日本人単独トップに浮上した村上。2本目で歴代では22年の大谷翔平(エンゼルス)を超えて単独5位となった。

 23年に101敗、24年にはMLB史上最悪となる121敗を喫し、25年も102敗とどん底にあったホワイトソックスは前日に5年ぶりのポストシーズン進出が確定。2年連続100敗以上からの出場は史上初の快挙となった。ただ、ア・リーグ中地区の優勝争いでは首位ガーディアンズと1ゲーム差の2位につけており、逆転優勝も十分にあり得る。村上は「もちろん地区優勝を狙っています。チームみんな同じ気持ちですし、もう1回喜べたら」とナインの思いを代弁していたが、結果で示した。8、9月の不振から一転、PSを前に完全復活の気配が漂ってきた。

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