ママの不倫のきっかけには、幼稚園や保育園のパパ友、あるいは小学校のPTAなどの付き合いから不倫に発展するケースが少なくないそう。

もしかして「自分は絶対に不倫なんてしない」と思っていても、気づいたら巻き込まれている可能性もあるのだろうか。
「AllAbout恋愛ガイド」の藤嶋ひじりさんは次のように話す。

「『巻き込まれるのでは』と考えている時点で、他人任せの人生になってしないか心配ではあります。不倫は気持ちの問題であって、相手に『巻き込まれる』んじゃなく、隙を与えているのだと思いますよ」(藤嶋さん 以下同)

ただし、「巻き込まれる」ではなく、「うっかり好きになってしまう」ことはあるという。

「シングルマザーよりも主婦のほうが、落とすのは簡単だという男性もいます。理由は、隙があるから。特に真面目に頑張っている人ほど、相手が本気かどうかわからず、入れ込んでしまう傾向があるのです」

火遊びのつもりでも、失うものは大きい。
特に自分が理由となる離婚のパターンは、リスクがどれだけ大きいか、子どもに与える影響を十分考えるべきだという。

●不倫へ走るのは、心の隙間が原因かも

特に危険なのは、断り慣れていない、あるいは誘わり慣れていない人。夫婦仲がうまくいっていない人や、日頃から女性としてあまり褒められていない主婦は要注意だそう。

「男性に、『子持ちには見えない』『いつもキレイにされていますよね』などと褒められたり、ちょっと優しくされたりするだけで、すぐトキめいてしまいませんか?」

特に保育園・幼稚園や小学校のPTA付き合いでは、身近で相談する機会も増えるだけに、知らず知らずのうちに接近しているケースはある。

「よそのパパと仲良くなって相談があると言われても、二人だけでは会わないこと。LINEやメールでも、一歩踏み込む雰囲気になったら、注意しましょう」

また、ちょっとしたことでトキめいてしまうのは、男性に免疫がなくなっているだけという可能性もあるそう。


「男であるだけで良いモノに見えているだけということも多いですよ。パートや習いごとなどに出て、ダンナさん以外の男性と喋る機会を持つことも大切。また、ダンナさんと二人でデートしてみるなど、ラブラブになる方法を考えてみましょう」

不倫は「巻き込まれるもの」ではなく、自分の心の隙間に入り込まれるケースが多いもの。まずは夫婦仲の見直しをしてみることも大切かも。
(田幸和歌子+ノオト)