株式会社イーフロンティアは、定番の国産3DCGソフトの最新バージョン「Shade 13」シリーズを3月30日に発売する。対応OSはWindows版がWindows 7/Vista/XP、で、Mac版がMac OS X v10.6/10.7。
全グレードに共通する主な新機能として挙げられるのが「エッジベベル」。ポリゴンの角に自然な丸みを容易に加えられるようになった。また、「イラディアンスキャッシュ」の品質と速度も改善されており、レンダリングの効率化が図られている。
Basic版を除くStandardおよびProfessionalへの主な新機能としては、日時と場所を指定することで太陽の位置を自動計算して光源のシミュレーションができる「フィジカルスカイ」を搭載。北海道から沖縄県までの主要都市がプリセットとして用意されているほか、緯度/経度の入力も可能。開始/終了日時を指定することで、日照アニメーションも作成できる。
そのほか、Standard版とProfessional版には、パスなどの表面に沿って形状を繰り返し配置できる「リプリケータ」や、重力指定や風の適用などが可能なモーションエフェクト機能を搭載。マルチパスレンダリング機能に「大域照明:サンプル点」が追加されるなどの強化も行われている。また、Professional版に特有の新機能として、レンダリングした複数の画像を比較して結果を確認できる「レンダリング履歴」も搭載された。
Basicは1万2800円で、ガイドブック付きのパッケージ(1万4800円)も用意。StandardはWin版/Mac版が各4万2000円で、Professional版はWin版/Mac版が各8万4000円となっている。
株式会社イーフロンティア
価格:
「Shade 13 Basic」1万2800円
「Shade 13 Basic ガイドブック付」1万4800円
「Shade 13 Standard」各4万2000円
「Shade 13 Standard アカデミック」各2万1000円
「Shade 13 Professional」各8万4000円
「Shade 13 Professional アカデミック」各4万2000円
URL:http://www.e-frontier.co.jp/
2012/02/03