日本IBM、統計解析ソフトの最新版「IBM SPSS Statistics 21.0」を発売
シミュレーション入力画面 画像（2枚）
日本IBM、統計解析ソフトの最新版「IBM SPSS Statistics 21.0」を発売
日本アイ・ビー・エム株式会社（日本IBM）は、統計解析ソフトの最新版「IBM SPSS Statistics 21.0」を発売した。

同ソフトは度数分布表や相関分析などの統計分析メニューや、医療分野の多変量分散分析や生存分析、マーケティングの顧客分析やアンケート分析用のメニューなど、30種類以上の分析や予測モデル構築の機能を備えた統計解析ソフト。


本バージョンでは、乱数を発生させて数千回から数万回の数値計算を行うことにより近似解を求める「モンテカルロ・シミュレーション」機能を追加した。グラフィカルな入力画面でパラメーターを入力し、ボタンのクリックで実行させるだけで結果がグラフに表示される。

たとえば広告による売上の期待値を予測したいときにも、仮定した確率分布に従ってランダムな値を次々に発生させて、大量の計算を行うことにより、広告による売上の期待値を高精度で算出できる。


シミュレーション入力画面


シミュレーション出力画面

日本アイ・ビー・エム株式会社
価格：238100円～（税抜、1ユーザー）、教育機関向けには94900円（税別、1ユーザー）
問い合わせ：03-5643-5500
URL：http://www-06.ibm.com/software/jp/analytics/spss/products/statistics/
2012/08/16