北海道地図、全国各地の地図をIllustrator CSシリーズで自由に加工できる「地図素材.ai」
北海道地図株式会社はこのほど、地図データサービス「GISMAP 地図素材.ai」のAdobe Illustrator CSシリーズ対応バージョンを提供開始した。日本全国各地の地図データが利用でき、1/25,000~1/200,000の縮尺と必要な範囲の指定により価格が決定される。


「GISMAP 地図素材.ai」は、日本全国の空間情報地図データベース「GISMAP」を元に、DTPに特化したIllustrator向けの地図素材で、かねてより要望の多かった最新のCSバージョンに対応し、Adobe Illustrator 10、CS1~CS6で利用できる。道路や鉄道路線、施設の塗り分け、行政界によるエリア、等高線の山岳表現などが豊富なピクトなどによってデザイン済みで、要素ごとにレイヤー分けされたベクトルデータで構成されているため、必要なところを加工してすぐに使えるのが大きな特徴。地図作成のために原稿をトレースするなどの作業負担を軽減することができる。

また、地図データは著作物のため利用申請が必要だが、同社では製品と一緒に承認番号を提供するので、承認番号を掲載するだけで使用できるという。同社製品情報ページでサンプルのデータや仕様書をダウンロードできるほか、本日2月6日から2月8日まで東京・池袋サンシャインシティで開催中のpage2013(主催:日本印刷技術協会)に出展中の同社ブースでも、デモ版のデータを閲覧できる。


「GISMAP 地図素材.ai」のサンプルデータ。
要素ごとに細かくレイヤー分けされ、自由に加工が可能。

北海道地図株式会社
http://www.hcc.co.jp/
2013/02/06