シャープの
スマホ搭載ロボット「ロボホン」はダンスを踊りおでこから映像投影も可能!
「ロボホン」
シャープ株式会社は14日、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN」(ロボホン・SR-01M-W)の販売を開始すると発表した。予約は4月14日午後1時から開始済みで、発売日は5月26日。
価格は19万8000円(税別)。
本製品は、ロボットクリエイター高橋智隆氏と同社が共同開発した世界初の「モバイル型ロボット電話」。
Android OSを搭載し、電話やメールなどの携帯電話としての基本機能は専用アプリケーションを利用して使用する。(Android用の一般アプリはインストールできない)
動作は二足歩行や言葉や音楽に合わせたダンスなどが可能。新開発の小型高性能サーボモーターを13個搭載し、滑らかな動きを実現している。また、顔認識で本人や家族、友人の顔を認識。「写真を撮って」と呼びかけることで顔を認識して撮影し、ロボホンが覚えた顔をパーティなどで見かけえると名前を呼びかけて撮影する「パーティーモード」も備える。
音声認識には
人工知能「ココロエンジン」が使われ、会話のやりとりのバリエーションは今後増えていく予定。
アクションイメージ
電話がかかってくるとロボホンが音声で「電話だよ」と教え、手で持って話すときは通話しやすい姿勢に体勢を整える。ハンズフリーのスピーカーフォン中は通話相手の声に合わせて動くので相手と目の前で話しているような感覚になる。
電話イメージ
検索機能はプロジェクターと連動。例えば、動画検索すると、おでこに搭載されたプロジェクターでその内容を写す。
また、GPS内蔵で目的地を言えば地図やルートを投影できる。通常のプロジェクターとして、撮影した画像などの投影も可能。プロジェクターの解像度は1280×720ドット。
プロジェクターイメージ
© 2016 SHARP CORPORATION
ほかにも、話した言葉をメールにしたり、届いたメールを動作付きで読み上げたりする「読み上げ機能」、登録したスケジュールや買い物リスト、友達の誕生日などを教えてくれる「リマインダ機能」などがある。
専用アプリは【電話・電話帳・メッセージ・ロボ情報・設定・アラーム・カメラ・アルバム・リマインダー・検索・地図・ロボホンリンク・天気・ニュース・音楽・動画・ぼくに質問・使い方ガイド】となっている。
主なスペックは、身長約19.5cm/体重約390g、内蔵メモリROM 16GB/RAM 2GB、対応バンドLTE/3G、タッチ対応ディスプレイ約2.0型QVGA、カメラ約800万画素CMOS、Wi-Fi/Bluetooth対応、バッテリー容量1700mAh(実使用時間1日以上)。
なお、サービスを利用するには本体価格のほかに、「ココロプラン」月額980円(税別)と任意加入のモバイル通信サービス/保守パックが必要となる。