and factory株式会社は、ビジネスホテルに宿泊するユーザーが無料で利用できる、客室設置型タブレットサービス「tabii(タビー)」を発表した。まずは実証実験として株式会社グリーンズ運営のホテル(松阪シティホテル・ベストイン 鹿嶋・ベストイン 甲府)の約250室で提供される。
「tabii(タビー)」は、ホテルの宿泊者が自由に使えるタブレットを客室に常備するサービス。宿泊者は無料で利用することが可能。提供される情報は、ホテルの宿泊約款や施設案内などの基本情報から、宿泊地にちなんだ観光情報、グルメ情報など。

また、宿泊者からフロントへの問い合わせはチャットボットの対応も可能。

ほかにも、客室で過ごす時間を豊かにするために、音楽やお笑いなどの動画コンテンツも視聴可能。

気に入ったグルメ・観光情報は、QRコードを読み込めばユーザー自身のスマホに保存することもできる。

サービスは、設置する宿泊施設も無料で導入することができ、運営費用は「tabii」内の広告運用で賄う。宿泊者、ホテルの両方にとってメリットのあるサービスとして、今後実証実験を通じて課題やフィードバックを洗い出し、サービスを継続的に進化させるとしている。

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