*Lightroom Classic画面で解説しますがLightroom CCも基本的には同様の操作で補正可能です。
*Lightroom Classicは、記事公開時点で最新のバージョンを使用して解説しています。お使いのバージョンによってはツールの名前やパネルに表示される項目などが変更されている場合があります。
■使用する機能「マスクツール(人物を選択)」「レンズ補正」「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」「色温度」「色かぶり補正」「テクスチャ」「明瞭度」「かすみの除去」
目次- 1.基本的な逆光補正
- 2.よりきめ細かく逆光補正する(人物の補正)
- 3.よりきめ細かく逆光補正する(背景の補正)
- 4.よりきめ細かく逆光補正する(仕上げ)
- 1.基本的な逆光補正
- 2.よりきめ細かく逆光補正する(人物の補正)
- 3.よりきめ細かく逆光補正する(背景の補正)
- 4.よりきめ細かく逆光補正する(仕上げ)
1.基本的な逆光補正
農作業をしているおじいさんの写真です。カメラを意識してほしくなかったので、ノーファインダーで撮影しました。慣れないコンデジを使ったこともあって、ピントが手前のニンジンに合ってしまい、明るい空の影響を受けて被写体が暗くなってしまっています(図1)。どうやったら救済できるでしょうか?
そこで、[ハイライト]と[白レベル]のスライダーを左側(マイナス側)にドラッグしてハイライト部分(白飛びした空の部分)を抑えます(図4)。少し空の階調が出てきました。
次に、[テクスチャ]や[明瞭度]、[かすみの除去]のスライダーをそれぞれ右側に動かして解像感をプラスしていきます(図5)。
2.よりきめ細かく逆光補正する(人物の補正)
ここからは、もう一歩踏み込んだ逆光補正の仕方を紹介していきましょう。少し手順が多くなりますが、よりよい仕上がりになります。最初に人物部分のみ選択して補正していきます。そこでまず、写真を読み込んだら[基本補正]タブの上にある5つのアイコン(ツールストリップ)のうち、いちばん右にある[マスク]ツールをクリックします(図7)。
3.よりきめ細かく逆光補正する(背景の補正)
次に、人物以外の背景を補正していきます。まず、マスクパネルで人物のマスク(ここでは「マスク1」)にマウスポインターを合わせると、マスク名の右横に[…]という3点アイコンが表示されるので、それをクリックしてサブメニューを表示し、“マスクを複製して反転”を選びます(図15)。
4.よりきめ細かく逆光補正する(仕上げ)
人物と背景を補正できたら、全体を微調整して仕上げていきます。
明るくするだけだと単なるハイキーな写真になりがちです。柔らかい雰囲気には合いますが、コントラストがないと軟調になってしまいがちなので、しっかりと方向性を持って仕上げることが大切です。
以上、Lightroomで、逆光で暗く写ってしまった被写体を明るく補正する方法の紹介でした。
●構成:編集部 ●構成+制作+写真:谷本夏[studio track72] ●編集:山口優











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