【ココン 作例】編み物の本の装丁目次

~由来や歴史、開発経緯など~             
「ココン」について

ココンは2022年に登場したデザイン書体で、発表時には「ゆるポップ」のジャンルのフォントとして紹介されました。近年の流行となっているレトロでおしゃれな雰囲気を備えています。

~書体の特徴からポイント、使われ方まで~             
「ココン」の特徴

ココンは重心が低く、やや下にすぼまるようなプロポーションに設計されています。横画の両端に、まるで欧文のヘアラインセリフのような飾りがついていることが特徴です。
横画自体も非常に細くシャープで、縦画との高いコントラストが生まれています。

このデザインの工夫によって、手書き由来の親しみやすさにエレガントな表情が加わりました。あどけない雰囲気も感じさせ、無邪気な可愛らしさを演出できるフォントです。

~書体の活かし方やプロの視点~             
制作デザイナーの解説コメント

ココンの文字のヘアラインのような飾りには、1970年代や1980年代の「昭和」を思わせるイメージもあります。手紙や雑誌のタイトル部分などで手書き文字に少し線を足すことでも、ひと手間加えた楽しさが感じられますが、そのような印象が書体そのもので実現されているフォントです。

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レトロポップであどけない雰囲気の「ココン」を使って、初めての人でも手に取れる手芸本を作る
●書体名:「ココン」●書体の分類:「デザイン書体」●カテゴリ:「レトロ」「上品」「派手」よく使われるシーン雑誌、絵本、コミック、パンフレット、商品パッケージ、ロゴ、チラシ

~書体スペックや収録製品~             
「ココン」の書体情報

レトロポップであどけない雰囲気の「ココン」を使って、初めての人でも手に取れる手芸本を作る
【ココン】書体見本
レトロポップであどけない雰囲気の「ココン」を使って、初めての人でも手に取れる手芸本を作る
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レトロポップであどけない雰囲気の「ココン」を使って、初めての人でも手に取れる手芸本を作る
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