タイププロジェクト株式会社は、フォントのサブスクリプションサービス「TPコネクト」で「TPゴシック」の提供を開始した。同社リリースでは「初となるゴシック体」とされているフォント。
縦組みでも横組みでも使いやすい汎用性の高いデザインに仕上げられている。

本フォントは、オーソドックスなゴシック体。同社の「TP明朝」の仮名に近い線質でありながら、モダンには寄りすぎず、溌剌とした明るい雰囲気を備えている。ニュートラルな印象であると同時に、起筆部のセリフやストロークの抑揚、ハライの“えぐり”でゴシック体らしい力強さも表現。漢字はフトコロが絞りぎみに設計されており、端正で落ち着いている。

仮名の字面は全体的に小ぶり。縦で組んだときの文字の流れと、横で組んだときの筆勢・安定した字並びの両立が追求された。文字セットは9,499字(OpenType形式/StdN)で、ウエイトはUL、EL、L、R、M、Bの6種での展開。簡素なアウトラインで筆画が表現されているため、さまざまな解像度で安定した表示結果が得られる。

前述の「初のゴシック体」という惹句は、同社の代表取締役を務める鈴木功氏の「ゴシック体はサンセリフ体と同類のカテゴリーで扱われる場合もありますが、区別したほうが正確といえると思っています」という考えにもよるもの。「新しさと品質を兼ね備えた和文ゴシックが欲しい」というユーザーのニーズに応え、「ゴシック体カテゴリーの真ん中を射抜くデザイン」として誕生している。

タイププロジェクト、汎用性の高いオーソドックスなフォント「TPゴシック」の提供を開始
タイププロジェクト株式会社
URL:https://typeproject.com/

2023/06/06

タイププロジェクト、汎用性の高いオーソドックスなフォント「TPゴシック」の提供を開始
編集部おすすめ