株式会社デジタルレシピは、ノーコードWebサイト制作サービス「Slideflow」で作られたサイト数が、2023年5月の時点で3,500サイトを突破していることを発表した。

2022年3月にリリースされたサービス。
難しいプログラミングなどの専門知識を必要とせず、「PowerPoint」や「Googleスライド」で作ったデータを利用して簡単にWebサイトの制作ができる。

「Slideflow」は、2023年1月の時点で利用社数が200を超え、制作されたサイト数が2,000サイトを記録した。そこから半年ほどで3,500サイトに到達しており、提供が開始された初年度と比較して約1.4倍のペースでの増加。ノンプログラミングでのサイト制作の需要が高まっていることを感じさせる。

パワポでWebサイトを作れる「Slideflow」。1年余で作られたサイトが3,500を突破
制作サイト数は今後も利用者の拡大とともに増えていく見込みWebサイト変換・公開までの具体的な操作は、対応データをアップロードして「作成する」をクリックし、ドメインを設定するだけ。スライドをアップロードしてからは、最短30秒でWebサイトに変換ができる。

パワポでWebサイトを作れる「Slideflow」。1年余で作られたサイトが3,500を突破
スライドをアップロードするだけで操作がシンプル「Googleアナリティクス」などの分析ツールとの連携も可能。デザイン編集やフォームの設置、下層ページの作成、HTML/CSS書き出しなどのさまざまな機能も備えており、目的別ですぐに使えるテンプレートも豊富に用意されている。

本サービスの主なメリットは、コストの削減と制作フローの高速化。「PowerPoint」や「Googleスライド」がそのままWebサイトの管理画面となるため、社内やチーム内だけでのサイト運用が簡単になり、Web制作会社に外注する場合とは大きく異なるワークフローが構築される。

パワポでWebサイトを作れる「Slideflow」。1年余で作られたサイトが3,500を突破
「Slideflow」でのWeb制作フローの特徴なお、2023年6月末からは、テキストを入力するだけでWebサイトを作れる「Text to Website」もリリース予定。これはOpenAIChatGPTを利用した新サービスで、AIが構成・デザイン・テキストを提案し、最適なWebサイトが自動生成される。


この「Text to Website」は、「Slideflow」の新機能としての実装。AIで自動的に生成されたWebサイトを「Googleスライド」から編集・管理できるようになる。コーディングなどの専門知識が不要であることはもちろん、初心者でも具体的な内容までの制作が可能とされている。

「Text to Website」はティザーサイトが公開中。リリースまでに事前登録を済ませると無料アカウントが発行され、本機能を試せるだけでなく、1サイトを無制限で公開できる。

パワポでWebサイトを作れる「Slideflow」。1年余で作られたサイトが3,500を突破
「Text to Website」は2023年6月末から提供開始の予定株式会社デジタルレシピ
URL:https://slideflow-cp-pr.sfsite.me/

2023/06/19

パワポでWebサイトを作れる「Slideflow」。1年余で作られたサイトが3,500を突破
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