ボイスアップラボ株式会社は、LINE内アプリ「AIどうぶつ日記」の提供を開始した。「AIどうぶつ日記」は、特別なインストールなどを必要とせず、動物をモチーフとした楽しい絵日記を作れるサービスだ。
「AIどうぶつ日記」のLINE公式アカウントに友だち登録することで気軽に使える。

同社は、AIやチャットボットに関するサービスを手掛けているクリエイティブユニット。音声やチャットコミニュケーションに特化したサービスを企画・開発しているほか、AI関連のサービスも展開している。

同社が生み出しているコンテンツの方針は「楽しい」「ついつい使っちゃう」というもの。「会話」を起点・中心として、さらに変化していく生活やコミュニケーションの“未来”をデザインすることを目指している。

「AIどうぶつ日記」のサービスには「ChatGPT」や「Stable Diffusion」といった複数の生成AI技術が用いられた。LINE内アプリ上で「今日のできごと」など日記テキストを入力すると、動物たちを主人公にした日記とそれにマッチした絵が短時間で完成する。

生成AI技術を活用した「AIどうぶつ日記」。カレンダーに残せる動物モチーフの絵日記がシュール!
動物たちが言葉に絵を添えるなお、具体的な操作はメニューから「日記を書く」をタップし、日記などのテキストを入力して「絵日記を描く」ボタンを押すだけ。同じテキストから異なる絵を生成することもできる。

実際に描かれた絵日記のサンプルは、公式のサービス紹介サイトに掲載中。「みんなで焼肉をした」ではパンダが食卓を囲み、「映画を観てきた」では虎がポップコーンを抱えてイスに座っている。動物が主人公となって描かれているため、まるで物語のような印象にも仕上がっている。


生成AI技術を活用した「AIどうぶつ日記」。カレンダーに残せる動物モチーフの絵日記がシュール!
サンプルはサービスサイトで公開中。動物が絵日記の“主役”として描かれる現在のAIならではの「何が出るかはやってみないと分からない」「予想外のビジュアルも生成されやすい」といった側面も、エンタメアプリとしては面白さに拍車をかけている。たとえば「東京への日帰り出張でクタクタ」の例ではライオンがスーツケースに入っており、シュールな印象だ。AIは人間の思考をベースとして学習を積んだものではあるが、反対にAIの挙動が人間の思考・アイデアに幅を持たせることも多い、という意味では興味深い。

生成AI技術を活用した「AIどうぶつ日記」。カレンダーに残せる動物モチーフの絵日記がシュール!
型にはまった構図ばかりでなく、
ときには人間の発想を飛び越えた結果が生成されやすいのも現在のAIならではの特徴また、本アプリでは「日記帳機能」も用意されている。生成された絵日記を「日記帳」として保存しておき、後からカレンダーで見返すことも可能だ。絵日記を保存する場合は「日記帳に登録」ボタンを押し、メニューから「日記帳を見る」をタップしてカレンダーの日付を押す。

現時点では本アプリは無料で提供されており、1日に10回までの絵日記の作成に対応。1日に10回を超えた場合でも、翌日以降にまた10回分の利用が可能となるため、実質的にほぼ毎日、絵日記づくりを楽しめる。

ボイスアップラボ株式会社
URL:https://lp.animal-diary.net/

2023/08/18

生成AI技術を活用した「AIどうぶつ日記」。カレンダーに残せる動物モチーフの絵日記がシュール!
編集部おすすめ