「α7C II」
※画像はキットレンズ(FE 28-60mm F4-5.6)装着時ソニーは、レンズ交換式デジタル一眼カメラの新製品として、2023年10月13日(金)に「α7C II」を発売する。35mmフルサイズの裏面照射型CMOSセンサーを搭載したミラーレス機。
ボディがコンパクトであるところが魅力で、気軽に持ち運んで使うことができる。

本製品は、旅行や日常でのスナップなど幅広いシーンにおける活用を想定した「α7Cシリーズ」の第2世代モデル。今回の発表では、この「α7C II」とは別に「α7CR」というより高画素のモデルも登場した。「α7C II」は有効約3,300万画素のモデル。「FE 28-60mm F4-5.6レンズ」(SEL2860)を同梱したズームレンズキットもある。

有効約6100万画素の「α7CR」の市場予想価格が450,000円前後(税込)であるのに対し、「α7C II」のボディ単体の市場予想価格は300,000円前後(税込)と大幅に手頃な価格帯へと抑えられている。ズームレンズキットは330,000円前後(税込)となる。

α7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」が登場! 35mmフルサイズのコンパクトなミラーレス機
筐体は同時発表の「α7CR」(右)と同じ大きさ。重量はわずかに「α7C II」が軽量だがほぼ同等。同じフルサイズ機の「α7 IV」などと比べると、大幅にコンパクトで軽い画像処理エンジンは「BIONZ XR」。常用ISO感度は静止画・動画ともに100-51200(静止画での拡張感度は最大204800)で、ノイズを抑えた撮影がしやすい。連写は約10コマ/秒の性能が実現された。
連写の高速性などは数値的に「α7CR」よりも高く、十分に高品位でありつつ気軽な撮影を行いやすい。

α7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」が登場! 35mmフルサイズのコンパクトなミラーレス機
「α7C II」での撮影例 ※Adobe Photoshopでのリサイズ/再保存後
無音・無振動の電子シャッターを用いたサイレント撮影機能も搭載。演奏会のような静寂性が求められるシーンでも撮影しやすく、メカシャッターのような振動も発生しないため、解像性能を最大限に引き出せる「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットも搭載されており、「リアルタイム認識AF」によって多くの種類の被写体を高い精度で認識&追尾。従来の「α7Cシリーズ」の人物や動物に加え、鳥、昆虫、車、列車、飛行機の認識も可能となった。映像制作用のデジタルシネマカメラ「VENICE」の開発を通じて培われた「S-Cinetone(エスシネトーン)」によって、自然なハイライトで人の肌や被写体を美しく際立たせられるなど、優れた動画撮影性能も備えている。

本体サイズは約124(幅)×71.1(高さ)×58.6~63.4(奥行)mmで、本体のみ重量は約429g。ボディのカラーバリエーションには、シルバーとブラックがある。本体にはバリアングル液晶を実装。「α7R V」と同等の輝度で倍率が約0.70倍のXGA OLEDを採用したEVF(電子ビューファインダー)も実装されている。

α7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」が登場! 35mmフルサイズのコンパクトなミラーレス機
高精細なEVFも搭載。高コントラストで約236万ドット
α7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」が登場! 35mmフルサイズのコンパクトなミラーレス機
光学式ボディ内手ブレ補正機能は5軸で7.0段対応レンズはソニーEマウント。静止画の記録フォーマットはJPEG/HEIF/RAW、動画は4K60p記録が可能で、記録メディア用にはSDカードスロット(UHS-I/II対応)を備えている。
撮影データをクラウドへ簡単にアップロードできるスマホ向けアプリ「Creators’ App」にも新対応。リモートでのカメラ操作に加えて、カメラからモバイル機器への画像転送も簡単に実行できる。

ソニーマーケティング株式会社
問い合わせ:050-3754-9555
価格:オープン
URL:https://www.sony.jp/

2023/09/05

α7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」が登場! 35mmフルサイズのコンパクトなミラーレス機
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