本連載でもたくさんの生成AIに関するサービスを紹介してますが、クリエイターの生業を侵食するのではなく、サポートする生成AIを紹介したいと思っています。そんな中で、安心して生成AI技術を利用できるのジャンルの一つとして、配色系ツールがあります。配色系ツールも日々進化していますが、生成AIや機械学習といった最新技術使った興味深いツールも増えてきました。
そこで、今回は最新の技術も導入されたサービスも含めて、無料で使えるおすすめの配色系ツールをジャンル別に紹介します。
目次
おすすめの配色ツール26選(生成AI・機械学習系 6点)
・ColorMagic ・Khroma ・COOLORS ・Palette Maker ・Colormind ・Adobe Color
1. ColorMagic

ColorMagicURL:https://colormagic.app/
2. Khroma

KhromaURL:https://www.khroma.co/
3. COOLORS

COOLORSURL:https://coolors.co/
4. Palette Maker

Palette MakerURL:https://palettemaker.com/app
5. Colormind

ColormindURL:http://colormind.io/
6. Adobe Color

可読性も確認できるAdobe公式の配色ツールです。Adobeのリソースを生かした配色パレットの提供だけでなく、Fireflyによる生成AI機能も利用できる点も便利です。新機能である「LAB」では、SVGファイルをドラッグ&ドロップして生成AIによる再配色ができます。Adobe CCに加入していなくても利用できるのも魅力的です。
Adobe ColorURL:https://color.adobe.com/ja/create/color-contrast-analyzer/
おすすめの配色ツール26選(ワンクリック系 3点)
・SCHEME COLOR ・Color Palette Generator ・FarbVélo
7. SCHEME COLOR
SCHEME COLORURL:https://www.schemecolor.com/
8. Color Palette Generator

Color Palette GeneratorURL:https://www.colourpalettegenerator.com/
9. FarbVélo

FarbVéloURL:https://farbvelo.elastiq.ch/
おすすめの配色ツール26選(画像色抽出系 3点)
・IroSphere ・COLOURlovers・COLORS
10. IroSphere
画像から色を抽出してHSL色空間(色を色相、再度、輝度の3要素で表現する方式)に色相を配置するツール。色を座標に変換することで、より詳細な色の分析が行えるようになります。画面に写真をドラッグ&ドロップするだけで利用できます。ゲーム開発やVR、ARなど3Dおよび2Dのアプリケーションを開発する総合環境であるUnityというプラットフォームをインストールしなければ使えなかったツールでしたが、ブラウザ版がリリースされたことで簡単に使えるようになりました。
IroSphereURL:http://tali-lab.com/IroSphere/
11.COLOURlovers

写真から色を抽出して配色パレットを作成できるツール。実際に自分の写真を使ってカラーを抽出するには、アカウント登録・ログインやSNSやWebサイトなどに画像をアップロードする必要がありますが、自動的に写真から色を抽出してくれるので便利です。
COLOURloversURL:https://www.colourlovers.com/
12.COLORS

COLORSURL:https://colors.design4u.jp/
おすすめの配色ツール26選(Webデザイン系 5点)
・Leonard ・HUE/360 ・Color scale generator ・Happy Hues ・Figma Color Wheel
13. Leonard
LeonardURL:https://leonardocolor.io
14. HUE/360

HUE/360URL:https://hue360.herokuapp.com/
15. Color scale generator

Color scale generatorURL:https://hihayk.github.io/scale/#4/6/50/80/-51/67/20/14/1D9A6C/29/154/108/white
16. Happy Hues

Happy HuesURL:https://www.happyhues.co/
17. Figma Color Wheel

Figma Color WheelURL:https://www.figma.com/ja/color-wheel/
おすすめの配色ツール26選(UI/UXデザイン系 2点)
・huey ・Huetone
18. huey
hueyURL:https://huey.design/
19.Huetone

詳細なカラー情報を確認できる配色ツールです。WCAGのコントラストや、WCAG 3.0(現在は草案段階のバージョン)で提唱されている新基準のAPCA(Advanced Perceptual Contrast Algorithm)のコントラストなども確認できます。論理的に配色アイデアをねっていきたい場合に非常に役立つツールです。
HuetoneURL:https://huetone.ardov.me/
おすすめの配色ツール26選(マテリアルデザイン系 2点)
・Colors & Palettes:Material UI Colors ・Material Design The color system
20. Colors & Palettes:Material UI Colors
Colors & Palettes:Material UI ColorsURL:https://materialui.co/colors/
21. Material Design The color system

The color systemURL:https://m2.material.io/design/color/the-color-system.html#color-theme-creation
おすすめの配色ツール26選(配色見本 5点)
・NIPPON COLORS ・Color Lisa ・BrandColors ・Pigment ・Color Hunt
22. NIPPON COLORS
NIPPON COLORSURL:https://nipponcolors.com/
23.Color Lisa

Color LisaURL:https://colorlisa.com/
24.BrandColors

BrandColorsURL:https://brandcolors.net/
25.Pigment

PigmentURL:https://pigment.shapefactory.co/
26.Color Hunt

Color HuntURL:https://colorhunt.co/
まとめ
ここまで様々な配色ツールを紹介してきましたが、今回ピックアップしたツールを眺めていくだけでも最新の配色技術のトレンドを理解できるかと思います。色に関する造詣やツールを使うスキルは、デザイナーも含めたクリエイター職だけでなく、一般のビジネスパーソンにも重要な知識になってきています。これまで以上にWebアクセシビリティやユニバーサルデザインなどに求められることも増えていくことでしょう。そのため、本記事を参考に配色系ツールを使いこなしてもらえれば幸いです。