主要な生成AIを一挙に把握できて便利！ BizTechが「生成AIレポート 2023」を無料提供

BizTech株式会社が運営する「AI Market」で、「生成AIレポート 2023」の無料配布が実施されています。国内外の主要な生成AIサービスがまとめられており、PDF形式のデータでのダウンロードが可能です。

【目次】

「まずはこれを押さえておけばOK！」的な、まとめ資料

「AI Market」は、ビジネスへのAIの導入を検討している企業に向けて、最適なAI会社を紹介するコンシェルジュサービスです。「AIを活用したいけれど、どのように進めたら良いか分からない」「AI開発を進めているけれど上手くいかない」など、AIの導入に関しての困りごとを相談できます。

今回のレポートは「生成AIの分野は変化のスピードが早すぎて、どのようなサービスが提供されているのかよく分からない」といった声に応えるものです。企業のAI活用を推進する立場から、2023年までに提供が開始されている国内外の主要な生成AIサービスについてまとめられています。

全42ページのレポートで、掲載されているのは計30サービスです。このレポートに目を通しておけば、生成AIサービスの現在の全体像について、初心者でもすぐに俯瞰で把握することができます。

5つのカテゴリーでAIサービスを紹介

レポートは、「対話型AI」「基盤モデル／LLM」「画像生成」「その他」「開発Platform」という5つのカテゴリーに分けた構成です。それぞれのAIサービスのページでは、提供会社や提供開始時期などのデータとともに、サービスの特徴の簡単な説明も記載されています。

各サービスの公式サイトのURLが掲載されていることも、地味に嬉しいポイントです。生成AIサービスのリンク集としても活用しやすいでしょう。掲載されている30サービスのラインナップは以下の通りです。

「その他」のカテゴリーには、AIコーディング支援ツールやプレゼン資料の自動作成サービス、テキストや画像から動画を生成できるツール、小説も生成できるサービスなど、さまざまなものが含まれています。

画像生成AIについては比較画像も掲載

デザイン関連のクリエイターが最も気になるのは、やはり「画像生成」のカテゴリーでしょう。本レポートでは「Stable Diffusion」「Midjourney」「DALL・E」「Adobe Firefly」の4つが紹介されています。

この「画像生成」カテゴリーでは、それ以外のカテゴリーとは異なり、特別に「生成画像比較」も掲載されています。4つのサービスで、同じプロンプトを用いて生成した画像をまとめたコーナーです。2通りの共通プロンプトで処理を実行した結果が示されています。

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本レポートは無料でダウンロードできますが、「AI Market」が企業向けのサービスであることから、個人ではなく企業の担当者に向けられています。Webフォームから申し込むとメールアドレスにダウンロードURLを送ってもらえる方式で、メールアドレスの記入欄には会社ドメインのアドレスが必須です。

各サービスの紹介の内容はごく基礎的なものではありますが、生成導入の「最初の一歩」としては非常に便利なレポートでした。気になる方は入手してみると良いでしょう。

出典：「生成AIレポート 2023 -Generative AI Report-（国内外主要30サービス）」
https://ai-market.jp/whitepaper/generative-ai-report-2023/

BizTech株式会社
URL：https://ai-market.jp/

2024/01/11