新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
株式会社新晃社が、「SAWARIGAMI / Large(さわりがみ ラージ)」を発売しました。触り心地のある折り紙で、特殊な印刷技術によって紙の表面にざらざらとした凹凸模様がつけられています。
24枚入り(4柄×各6枚)の仕様で、価格は1,450円(税込)です。

【目次】

伝統文化と現在技術の掛け合わせ

株式会社新晃社は東京都北区の印刷会社です。特殊印刷や特殊加工が得意であるという強みを生かし、総合企画印刷事業を展開しています。今回の「さわりがみ ラージ」は、同社の実験ブランド「印刷加工実験室」から発売されました。

「さわりがみ」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」でのプロジェクトを経て、2022年から販売されているシリーズです。「伝統文化×現代技術」をテーマに掲げ、ギフトのラッピングやテーブル飾りなど幅広い用途に活用できる折り紙として開発されました。

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
これまでにも、第1弾の「SAWARIGAMI」をはじめ、ネオン色の「SAWRIGAMI-neon-」や、ご祝儀袋に加工した「SAWRIGAMI-祝-」といったシリーズ商品が登場しています。

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売

印刷加工のサンプルとしても役立つ商品

同シリーズの商品の特徴は、独自の「さわりがみ加工」によって、表面にざらざらとした凹凸が生み出されていることです。さりげなく模様が浮かび上がり、紙の触り心地とともに上品な質感を楽しむことができます。模様の表現に役立てられているのは透明ニスです。ぱっと見は真っ白な折り紙のように見えますが、光の加減によって和柄が見えてきます。

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
折り紙として使って作品づくりなどに役立つ「さわりがみ」シリーズですが、デザイナーにとっては別の使い方もあります。それは「印刷加工技術のサンプル」としても活用する方法です。

「さわりがみ」のクラウドファンディングが実施された当時のプロジェクトページには「この技術を使用してリーフレットやパッケージ箱、包装紙等の印刷物に上質な触感を付加することも可能」との記載があるため、実際に商品を購入して自分の目と手で確かめ、新しいデザインのアイデアへとつなげることができるでしょう。


従来面積の約2.8倍のラージサイズ

新ラインナップの「さわりがみ ラージ」は、250(幅)×250mm(高さ)の正方形サイズです。従来品は一辺が150mmなので、かなり大きめのサイズに仕上げられています。150mm四方のサイズは折り紙としては適していますが、ラッピングの用途には大きさが足りないと感じることも多いため、従来面積の約2.8倍に相当する「ラージ」の追加でさらに創作の幅は広がるでしょう。

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
柄のバリエーションは4種類あり、1つの商品で全ての柄を入手できます(6枚ずつ)。公式オンラインストアをはじめ、各オンラインショップや大手商業店舗などのリアル店舗でも、準備が整い次第で順次に購入できるようになるそうです。

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
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「さわりがみ ラージ」は、印刷加工の技術とクリエイターの発想の掛け合わせで生まれた魅力的なプロダクトです。和風テイストに合いやすい4つの柄で、工夫次第でとても美しい作品を生み出すことができます。完成した作品を撮影し、デザインのパーツとして活用するなどのアイデアもおすすめです。

株式会社新晃社
価格:1,450円(税込)
URL:https://new-print-laboratory.com/

2024/01/15

新晃社、独自の特殊印刷技術を用いた触り心地のあるデザイン折り紙「さわりがみ ラージ」を発売
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