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YouTubeで大人気の “おじいちゃん先生”
美術の講師として長く勤務していた柴崎春通氏は、銀座と京橋を拠点に30年近くにわたって個展を開催し、透明水彩画を中心として発表し続けてきました。2001年には文化庁派遣在外研究員としてアメリカに留学し、The Art Students League of New York(アート・スチューデンツ・オブ・ニューヨーク)などで水彩の研究を行っています。近年では特にYouTubeでの活動で注目され、2024年4月の時点でチャンネル登録者数は179万人に達しています。YouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」での配信は2017年から始まり、作品の制作過程などを見られる貴重な場です。穏やかな口調での分かりやすい動画が好評で、柴崎氏は “おじいちゃん先生” の愛称で広く親しまれています。
身近な動物の「猫」と人間との関わりを表現
今回の個展のテーマはタイトルからも分かるように「猫」です。身近な動物の「猫」をモチーフに、形や色や生態などが透明水彩画で美しく表現されました。YouTubeでの展覧会の告知動画の中で、作品が描かれる様子も公開されています。【ついに開催】柴崎おじいちゃん先生の水彩画展!(YouTubeより)
柴崎氏は「過ぎ去った10匹の猫たちは今でも私の記憶の中にあり、それぞれが古い友人のように思い出されます」と語っており、現在も3匹の猫とともに生活しているそうです。3匹の猫は、ある日に突然に柴崎氏の家に現れ、柴崎氏にとって「かけがえのない友人」となりました。本展では、そのように猫と関わってきた柴崎氏が、猫と人間との関わりや猫本来の神秘的な野生の生態から生まれる “心の交流” を表現しています。

会場での作品販売は初日から先着順
京都 蔦屋書店で開催される今回の展覧会は、合同会社nobiの主催によるプロモーション企画として開催されます。会場の京都 蔦屋書店は京都髙島屋S.C.[T8]の5・6Fにあり、芸術分野を中心とした約6万冊の書籍とアートのような文具・工芸品を販売し、フロア内に点在するアートスペースで注目の現代アート作品を展示しています。
なお、展覧会自体は無料で入場でき、会期初日には柴崎氏本人も在廊します。告知動画では「もし柴崎と写真なんか撮ってみたいなと思う方は初日にお越しください」「それ以外にもご都合のつく日にちがありましたらおいでくださいね」と呼びかけられていました。
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■期間:
2024年4月17日(水)~4月23日(火)
■開催場所:
京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]
■問い合わせ先:
合同会社nobi/京都 蔦屋書店
url. https://store.tsite.jp/kyoto/
