「日本のグラフィックデザイン2024」メインビジュアル
(デザイン:関本明子氏)東京ミッドタウン・デザインハブで、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」が開催されています。日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)による毎年恒例の展覧会です。
【目次】
活動内容では、会員の優れた仕事や作品をまとめた1981年から発行している年鑑「Graphic Design in Japan」が特に有名です。優れたグラフィックデザインの成果を国内外に紹介している年鑑で、2024年版は株式会社六耀社から7月の発売が予定されています。
年鑑への出品作品の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーには「JAGDA新人賞」が贈られ、そこから多くの著名デザイナーが輩出されています。また、年齢・キャリアを問わずに最も輝いている作品とその制作者には「亀倉雄策賞」が贈られています。
第26回亀倉雄策賞
北川一成氏(GRAPH)
アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」(CL:ヤオヨロズヤ)
岡﨑真理子氏は以下の作品を含む4作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。
アートイベントの総合デザイン
「EASTEAST_TOKYO 2023」
(CL:イーストイースト)
写真集のブックデザイン
「OPTICAL TACTILITY / windows」
(CL:プリントハウスセッション)坂本俊太氏は以下の作品を含む12作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。
紙製品専門店のグッズ・ツール
「SUPER PAPER MARKET」
(CL:福永紙工)
音楽再生アプリケーション
「PAPER BREAKS LP」
(CL:リビング・モティーフ)山口崇多氏は以下の作品を含む9作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。
宿泊施設のブランディング
「くろしお想」
(CL:フリーゲート白浜)
デザインイベント出品作品
「きさくな思いと無関心な顔」
(ORG:フィーチャードプロジェクツ)東京ミッドタウン・デザインハブでの企画展では、入場無料で多くのデザインの秀作を鑑賞できます。
2023年の展示風景展示カテゴリーポスター/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/デジタルメディア/ブック・エディトリアル/映像/パッケージ/ジェネラルグラフィック/新聞広告・雑誌広告/環境・空間/複合
東京ミッドタウン・デザインハブとギンザ・グラフィック・ギャラリーが同じ東京都内の会場であることから、夏休みなどに1日で会場をはしごして作品を鑑賞することを計画している人も多いでしょう。その場合には、ギンザ・グラフィック・ギャラリーが日曜と祝日は休廊であることには注意が必要です(東京ミッドタウン・デザインハブは会期中無休)。
* * * * * * * * * *
■期間
日本のグラフィックデザイン2024:2024年7月1日(月)~8月25日(日)
2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展:2024年7月22日(月)~8月24日(土)
※新人賞展は会期終了後に国内各地を巡回予定
■開催場所
日本のグラフィックデザイン2024:東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F
2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
※新人賞展は会期終了後に国内各地を巡回予定
■問い合わせ先:
公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
tel. 03-5770-7509
url. https://www.jagda.or.jp/
(デザイン:関本明子氏)東京ミッドタウン・デザインハブで、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」が開催されています。日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)による毎年恒例の展覧会です。
2024年版の年鑑に掲載された作品から約300点が紹介されています。
【目次】
1981年から年鑑を発行しているJAGDA
JAGDAは、約3,000人の会員を擁するデザイン団体です。2024~2025年度の会長には永井一史氏が就任しており、副会長を左合ひとみ氏と服部一成氏が務めています。活動内容では、会員の優れた仕事や作品をまとめた1981年から発行している年鑑「Graphic Design in Japan」が特に有名です。優れたグラフィックデザインの成果を国内外に紹介している年鑑で、2024年版は株式会社六耀社から7月の発売が予定されています。
年鑑への出品作品の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーには「JAGDA新人賞」が贈られ、そこから多くの著名デザイナーが輩出されています。また、年齢・キャリアを問わずに最も輝いている作品とその制作者には「亀倉雄策賞」が贈られています。

北川一成氏(GRAPH)
アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」(CL:ヤオヨロズヤ)
日本のデザインの “現在” が分かる展覧会
「Graphic Design in Japan 2024」では、全国の会員から約2,100作品が出品され、約580作品が入選となりました。2024年度の「第26回亀倉雄策賞」には、アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」を手掛けた北川一成氏が選ばれています。「JAGDA賞2024」には、岡﨑真理子氏(REFLECTA, Inc.)、坂本俊太氏(hakuhodo DXD)、山口崇多氏(collé)の3名が選ばれました。岡﨑真理子氏は以下の作品を含む4作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。

「EASTEAST_TOKYO 2023」
(CL:イーストイースト)

「OPTICAL TACTILITY / windows」
(CL:プリントハウスセッション)坂本俊太氏は以下の作品を含む12作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。

「SUPER PAPER MARKET」
(CL:福永紙工)

「PAPER BREAKS LP」
(CL:リビング・モティーフ)山口崇多氏は以下の作品を含む9作品で「JAGDA新人賞2024」を受賞しています。

「くろしお想」
(CL:フリーゲート白浜)

「きさくな思いと無関心な顔」
(ORG:フィーチャードプロジェクツ)東京ミッドタウン・デザインハブでの企画展では、入場無料で多くのデザインの秀作を鑑賞できます。
国内のグラフィックデザインの “現在” を知ることができる重要な展覧会です。展示作品は実物と映像で紹介され、さまざまなカテゴリーでのデザインが含まれています。

別会場で「亀倉雄策賞・新人賞展」も開催
同時期の別会場での展示で、7月22日(月)からは「2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」もギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されます。そちらも入場無料で作品を鑑賞できます。ギャラリー1Fで亀倉雄策賞の受賞作「KAMIZU」に登場する “八百万の神さまのつかい” が出迎え、B1Fで新人賞の受賞者3名によるそれぞれのバラエティに富んだ世界が繰り広げられます。東京ミッドタウン・デザインハブとギンザ・グラフィック・ギャラリーが同じ東京都内の会場であることから、夏休みなどに1日で会場をはしごして作品を鑑賞することを計画している人も多いでしょう。その場合には、ギンザ・グラフィック・ギャラリーが日曜と祝日は休廊であることには注意が必要です(東京ミッドタウン・デザインハブは会期中無休)。
* * * * * * * * * *
■期間
日本のグラフィックデザイン2024:2024年7月1日(月)~8月25日(日)
2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展:2024年7月22日(月)~8月24日(土)
※新人賞展は会期終了後に国内各地を巡回予定
■開催場所
日本のグラフィックデザイン2024:東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F
2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
※新人賞展は会期終了後に国内各地を巡回予定
■問い合わせ先:
公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
tel. 03-5770-7509
url. https://www.jagda.or.jp/

編集部おすすめ