イラストレーターやデザイナーなど、腕を使うクリエイターにとって「腱鞘炎」は悩みの種。今回は、気軽に習慣化できる腕のセルフケア方法をお教えします。
東洋医学の観点から腕ケアを教えてくれるのは、鍼灸院「アキュサリュート高輪」の院長・瀬尾港二先生。イラストはお笑いコンビ蛙亭の中野周平さんです。

目次

腕の「腱鞘炎」に要注意!

瀬尾 腕を酷使することで炎症が起こる腱鞘炎。慣れない動作や使い過ぎによって起こりやすいので、意外にも利き手と反対の腕がなりやすい傾向にあります。

まずは腕を酷使しないこと、そしてこまめなストレッチでセルフケアを行いましょう。文字を書くときに力が入り過ぎないよう、ペン軸を太いものに変えるのもおすすめです。

使い過ぎた腕をほぐす、簡単ストレッチ

1)手のひらを壁につけてグッと押し(だいたい直角になるように)、手首を伸ばす。
腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア
2)今度は手の甲を壁につけて、グッと押す(だいたい直角になるように)ことで、腕の外側を伸ばす。
腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア
タオルを絞る動きも腕のストレッチにおすすめ。
腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア

3ステップで簡単にできる腕ケア

1)前腕を揉む。2)手首や腕全体を上下・左右にぶらぶらさせる。
腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア
3) 2の動作を、腰を上下に動かしながら3分程度行なう。
腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア
瀬尾 スワイショウの動作をしながら腕全体を振ることで、同時に腰痛ケアもですきますよ。

腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア
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スワイショウのやり方はこちらから

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