昔のパソコンのようなレトロかわいいデザインの「Ditoo Pro(ディトゥープロ)」は、画面に好みのピクセルアートなどを表示できて、BluetoothやUSBなどで接続したデバイスからサウンドを再生できるスピーカーです。時計の表示やアラーム設定、スマホと連携してSNSや電話着信などの通知も行えるほか、ミニゲームもできて楽しく便利なアイテムです。
もくじ
iPhoneのBluetooth設定で「DitooPro-Audio」とペアリングする
MacBookではBluetoothに加えてサウンドから「DitooPro-Audio」を選択するこれだけで、デバイスで再生した音楽やYouTubeなどの動画音声、ネットラジオなどを「Ditoo Pro」のスピーカーから出力することができます。画面に表示されたピクセルアートがサウンドの強弱にあわせてアニメーションするのも楽しいです。
スマホとペアリングして音楽を再生すると、「Ditoo Pro」のスピーカーから音が出て画面のピクセルアートも音楽にあわせてアニメーションするまた、PCとは付属のUSBケーブルでも接続できます。設定は、USBで繋げてからサウンドで「Ditoo usb audio」を選択するだけです。さらに「Ditoo Pro」に直接microSDを入れ、MP3、WAV、FLAC形式いずれかのファイルを再生することも可能です。使用できるmicroSDのサイズは64GBまでで、最大曲数は6,000曲になります。
MacBookと「Ditoo Pro」をUSB接続すると、アクセサリ接続の許可を求める画面が表示される
サウンドで「Ditoo usb audio」を選択することでPCで再生したサウンドが「Ditoo Pro」から出力されるスピーカーは上部にあり、360度全方向に音が広がります。本体背面には低音を増幅させるバスレフポートもあり、小さいながらも高音質なスピーカーとなっています。
スピーカーは上部にあり、音が360度広がる
本体背面の赤枠で囲った部分は、低音を増幅させるバスレフポート
専用アプリ「Divoom」をダウンロードする
「Divoom」のマイデバイスで「DitooPro-light」を接続する「Divoom」アプリ内のギャラリーには世界中のクリエイターが登録したピクセルアートがあり、任意のものを選ぶと「Ditoo Pro」の画面に表示されます。
アプリには世界中のクリエイターが作成したピクセルアートが登録されていて、好みのものを「Ditoo Pro」に表示することができるもちろん、自身でオリジナルのピクセルアートを描くこともできます。アプリの+マークをタップすると描画画面が開き、画面内のマスをタップやドラッグすることで色を塗れます。フレームを追加してアニメーションさせることも可能です。ここでは1コマ目にイルミネーションのついたクリスマスツリー、2コマ目にイルミネーションの消えたクリスマスツリーを描くことで、再生するとイルミネーションが点滅するピクセルアートを描きました。
自身でオリジナルのピクセルアートを描くこともできる
フレームを追加することで、アニメーションさせることもできる写真を読み込んで、ピクセルアートへと変換することもできます。ここでは、アヒルの人形を写真撮影して変換してみました。ピクセルの数が限られるためあまり細かな表現はできないので、シンプルな形や配色の写真を使うのがよさそうです。
メニューの中の写真アイコンをタップすると写真撮影および写真フォルダ内の写真を開くことができる
写真をピクセルに変換したまた、アプリ下部の左から2番目にある四角が4つ並んだメニューボタンを押すと、時計を表示する際のデザインや温度計、カレンダー、天気などの表示切り替えをアプリから行えます。
アプリから時計を表示する際のデザインを設定できる
「LEDエディター」というメニューで文字を入力すると、電光掲示板のように文字が流れるなかでも多くの方に便利ではないかと思うのが「通知」メニューで設定できる、SNSや電話、メッセージアプリなどの通知機能です。ここでオンに設定したアプリに通知が来ると、「Ditoo Pro」にも音やアニメーションで通知されます。
「通知」機能で電話をオンに設定しておくと、着信があった際に「Ditoo Pro」にも電話のアニメーションが表示され着信メロディが鳴る
本体背面下部にある充電カバーを開けると、リセットボタン、USB接続口、電源ボタン、microSDスロットがある「Ditoo Pro」本体での操作は、前面にある6つのボタンと金色のバーやスイッチで行います。左奥にあるオレンジ色の「m」ボタンは音楽再生や時計、ミニゲームなどさまざまな機能のメニュー切り替えができます。中央奥の「+」ボタンは短く押すとボリュームを上げ、長押しをすると画面が明るくなります。
6つのボタンと金色のバーやスイッチで操作する右奥の「☀︎」ボタンは短く押すと時計やエフェクトなどのチャンネル切り替え、長押しすると表示効果の切り替えができます。
中央手前の「ー」ボタンは短く押すとボリュームを下げ、長押しすると画面が暗くなり、右手前の「→」ボタンは短く押すとメニュー切り替え時の選択、音楽再生時の曲送り、長押しするとキーボードエフェクトのオン/オフになります。
金色のレバーは短く引くとサウンドの再生/停止、または機能切り替え中の選択の確定、長く引くと録音を開始します。録音は最大で1分間可能です。金色のボタンは押すごとにBluetooth、microSD、USBの順に接続先が切り替わります。
例えばミニゲームをする場合には、「m」ボタンを押し「←」「→」のどちらかを押すことでメニューの表示を切り替えます。「m」ボタンを押すと最初に音楽の接続先をBluetooth、USB、microSDから選択する音符マークのメニュー、色塗りゲームができるハートマークのメニュー、ストップウォッチや騒音計機能が使える工具箱のメニュー、最後にコントローラーマークのゲームの順に表示されます。コントローラーが表示されている状態で金色のレバーを短く1度引くとゲームが選択されます。ミニゲームは複数あるので種類にもよりますが、「←」「→」「+」「ー」ボタンやレバーで操作します。
ミニゲームの中からブロック崩しを選択。レバーを引くとゲームがスタートする
「←」「→」ボタンを使いプレイしていく「Ditoo Pro」は、正面が透明で持ち手のついたプラスチックケースに入っています。ケースから緩衝材を引き出すと、その後ろに充電用のUSBケーブルと日本語も含めた多言語対応のユーザーマニュアルがあります。
「Ditoo Pro」を付属のプラスチックケースに収納したところ
「Ditoo Pro」は収納している姿もかわいいプラスチックケースに入っていて、今回ご紹介しているブラックの他にホワイト、ピンク、ブルー、グリーンと全5色あります。楽しく便利なので、贈り物としても喜ばれるでしょう。今の時期はクリスマスプレゼントにもオススメです。近年ブームのレトロ雑貨が好きな若い世代にも、ドット絵に愛着を持つファミコン世代にも響くのではないでしょうか。
楽しいだけでなく機能性も高いので、仕事机に置き時計を表示したりリマインダーやタイマー、メッセージアプリの着信などを通知したりと便利に利用できます。ピクセルアートはさまざまなバリエーションがあり自作もできるので、気に入ったものを表示する楽しさもあります。ただ、何か操作や通知があるごとにアニメーションし、スピーカーとして使用していないときも周囲の音に反応してピクセールアートが動くので、仕事中に気になって集中が削がれてしまうことがあるかもしれません(笑)。つい目にとまってミニゲームをプレイし始めてしまったなんてことのないよう、ご注意ください。
DATA製品名:Ditoo Pro(ディトゥープロ)
定価:12,850(税込)
発売元:infinity
商品情報サイト:https://infnty.jp/list/divoom/ditoo-pro
公式ECサイト:https://infnty.jp/product/ditoo-pro
これからの時期、クリスマスプレゼントにもよいのではないでしょうか。今回はこの「Ditoo Pro」の使い方を紹介していきます。
もくじ
BluetoothやUSB接続でスピーカーとして使用
「Ditoo Pro」ではさまざまなことができますが、まずはスピーカーとして使ってみます。Bluetoothスピーカーとして使用するには、「Ditoo Pro」の電源をつけたらスマホやタブレット、PCなどのBluetooth設定で「Ditoo Pro-Audio」を選択してペアリングします。PCの場合は、さらにサウンドでも「Ditoo Pro-Audio」を選択します。




最大再生時間は約8時間で、Bluetooth接続の際の受信距離は最大10mです。


好みのピクセルアートや通知機能を設定して楽しい表示に
「Ditoo Pro」の画面には、専用のスマホアプリ「Divoom」で好みのピクセルアートを表示することができます。アプリはiOS、Android両方提供されています。インストールしたらIDとパスワードを登録し、アプリに「DitooPro-light」というデバイス名を接続します。






左端のボタンを押すとカスタマイズメニューの一覧が表示され、例えば「LEDエディター」では電光掲示板のように入力した文字を流したり、「DJミキサー」では効果音を組み合わせてオリジナルのサウンドがつくれたり、「アラーム」をかけたりと、さまざまなことができます。



「Ditoo Pro」の操作方法
「Ditoo Pro」を使用する前に、まずは本体背面にあるゴム製の充電カバーを開け、USBケーブルで充電をします。約4時間で充電完了となります。充電ができたら、背面の中央にある電源ボタンを長押しして起動します。電源をオフする場合も長押しし、短く押した時はバッテリー残量が表示されます。電源ボタンの左にある小さな穴はリセットボタンになっていて、本体がフリーズしたり操作不能になったりした場合には細い物を押し込むと再起動します。電源ボタンの右には、microSDのスロットがあります。

左手前の「←」ボタンはメニュー切り替え時の選択、音楽再生時の曲戻し、長押しでキーボードエフェクトのオン/オフになります。
中央手前の「ー」ボタンは短く押すとボリュームを下げ、長押しすると画面が暗くなり、右手前の「→」ボタンは短く押すとメニュー切り替え時の選択、音楽再生時の曲送り、長押しするとキーボードエフェクトのオン/オフになります。
金色のレバーは短く引くとサウンドの再生/停止、または機能切り替え中の選択の確定、長く引くと録音を開始します。録音は最大で1分間可能です。金色のボタンは押すごとにBluetooth、microSD、USBの順に接続先が切り替わります。
例えばミニゲームをする場合には、「m」ボタンを押し「←」「→」のどちらかを押すことでメニューの表示を切り替えます。「m」ボタンを押すと最初に音楽の接続先をBluetooth、USB、microSDから選択する音符マークのメニュー、色塗りゲームができるハートマークのメニュー、ストップウォッチや騒音計機能が使える工具箱のメニュー、最後にコントローラーマークのゲームの順に表示されます。コントローラーが表示されている状態で金色のレバーを短く1度引くとゲームが選択されます。ミニゲームは複数あるので種類にもよりますが、「←」「→」「+」「ー」ボタンやレバーで操作します。


日本語のユーザーマニュアルは公式サイトからもダウンロード可能です。

まとめ
「Ditoo Pro」は本体だけでも他のデバイスを接続してスピーカーとして使ったり、ミニゲームや時計として使用したりすることができます。さらに専用アプリ「Divoom」を使うと、ピクセルアニメーションの制作や設定だけでなく、ここでは紹介しきれないほど多様な機能を備えています。アプリは必ずインストールして利用するとよいでしょう。「Ditoo Pro」は収納している姿もかわいいプラスチックケースに入っていて、今回ご紹介しているブラックの他にホワイト、ピンク、ブルー、グリーンと全5色あります。楽しく便利なので、贈り物としても喜ばれるでしょう。今の時期はクリスマスプレゼントにもオススメです。近年ブームのレトロ雑貨が好きな若い世代にも、ドット絵に愛着を持つファミコン世代にも響くのではないでしょうか。
楽しいだけでなく機能性も高いので、仕事机に置き時計を表示したりリマインダーやタイマー、メッセージアプリの着信などを通知したりと便利に利用できます。ピクセルアートはさまざまなバリエーションがあり自作もできるので、気に入ったものを表示する楽しさもあります。ただ、何か操作や通知があるごとにアニメーションし、スピーカーとして使用していないときも周囲の音に反応してピクセールアートが動くので、仕事中に気になって集中が削がれてしまうことがあるかもしれません(笑)。つい目にとまってミニゲームをプレイし始めてしまったなんてことのないよう、ご注意ください。
DATA製品名:Ditoo Pro(ディトゥープロ)
定価:12,850(税込)
発売元:infinity
商品情報サイト:https://infnty.jp/list/divoom/ditoo-pro
公式ECサイト:https://infnty.jp/product/ditoo-pro

編集部おすすめ