Design : Achim Reichert2025年4月4日(金)から5月17日(土)まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて「TDC 2025」展が開催されます。グラフィックデザインの国際賞である「東京TDC賞」の受賞作品とノミネート作品が紹介される入場無料の展覧会です。
【目次】
35回目の開催にあたる「東京TDC賞2025」には、国内外から3,590作品の応募がありました(国内:1,636作品/海外:1,954作品)。メインカテゴリーの審査員30名による作品のデータや実物の審査、タイプデザイン部門選考委員16名(専門9名+ゲスト7名)、オンスクリーン部門審査員9名による専門分野の審査と合わせ、入選作品/受賞作品/ノミネート作品が決定しています。
グランプリ「MONO NO AWARE/かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」橋本麦本作のアニメーションは、Unicodeへの橋本麦氏の “個人的な関心” から生まれた作品で、文字コードの標準化に奔走した人々に思いを馳せながら制作されています。グラフィックデザイナーの鈴木哲生氏からも助言を受けながら、文字符号化の歴史について調べ、AI研究者の徳井直生氏と開発したツールを使って、形や意味の似た文字を1つずつ拾い集めてコマ撮りしています。楽曲は、4人組の次世代バンド・MONO NO AWAREによる早口言葉の歌をgroup_inouのメンバーであるimai氏がリミックスしたものです。
「MONO NO AWARE "かむかもしかもにどもかも!(imai remix)" OFFICIAL MUSIC VIDEO」(YouTubeより)
TDC賞「group_inou/HAPPENING」AC部/橋本麦/group_inou会期初日となる4月4日(金)の17:00からは、展覧会オープニングイベントに合わせてDNP銀座ビル 2Fで授賞式が実施されます。また、「東京TDC賞2025」の受賞者プロフィールや受賞コメントは、東京タイプディレクターズクラブのWebサイトでも公開中です。
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■期間:
2025年4月4日(金)~5月17日(土)
■開催場所:
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
■問い合わせ先:
東京タイプディレクターズクラブ/ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
url. https://tokyotypedirectorsclub.org/
url. https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/
【目次】
タイポグラフィ表現を中心とするデザイン賞
「東京TDC賞」は、東京タイプディレクターズクラブ(Tokyo Type Directors Club)が主催しているグラフィックデザインの国際賞です。「文字や言葉の視覚表現」を軸とし、1990年から毎年開催されています。35回目の開催にあたる「東京TDC賞2025」には、国内外から3,590作品の応募がありました(国内:1,636作品/海外:1,954作品)。メインカテゴリーの審査員30名による作品のデータや実物の審査、タイプデザイン部門選考委員16名(専門9名+ゲスト7名)、オンスクリーン部門審査員9名による専門分野の審査と合わせ、入選作品/受賞作品/ノミネート作品が決定しています。
グランプリ作品はMONO NO AWAREのMV
入選は486作品、ノミネートは52作品で、受賞作品に選ばれたのは11作品です。受賞作品のうち、グランプリを除く10作品は同格の賞となっています。グランプリ作品には、映像作家/ツール開発者の橋本麦氏が手掛けた「MONO NO AWARE/かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」のMVが選出されました。
「MONO NO AWARE "かむかもしかもにどもかも!(imai remix)" OFFICIAL MUSIC VIDEO」(YouTubeより)
展覧会の会場には126作品を展示
gggで開催される「TDC 2025」展では、受賞作品とノミネート作品を中心に、特に評価が高かった126作品が展示されます。会場の2Fでは、映像作品の上映を楽しむことも可能です。
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■期間:
2025年4月4日(金)~5月17日(土)
■開催場所:
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
■問い合わせ先:
東京タイプディレクターズクラブ/ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
url. https://tokyotypedirectorsclub.org/
url. https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

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