【目次】
“バズる縦型動画” を得意とする企業の調査
OASIZは、TikTokを中心とした「バズる縦型動画」に特化したクリエイティブ制作を手掛ける企業です。TikTokアカウントやSNS広告の運用およびコンサルティング、インフルエンサーマーケティング、クリエイターのためのコミュニティ運営なども展開しています。
本調査は「どのような縦型動画が購買行動に影響を与えているのか」や「広告とオーガニック投稿では受け手の印象にどのような違いがあるのか」といったテーマを中心とするものです。全国の18~25歳のTikTokユーザーを対象としたインターネット調査で、有効回答数は400となっています。
Z世代の消費者が求める「正直なレビュー」
今回の調査では、いかにもひと目で「広告だ」と分かるコンテンツは逆効果になりやすい可能性が示されました。「TikTokにおける商品・サービスの投稿のうち、より魅力的に感じる投稿の種類」を探る質問では、「一般ユーザーのレビュー投稿」や「(案件ではない)インフルエンサーのレビュー投稿」が高い数値となっています。
企業アカウントによる日常的なオーガニック投稿は「興味が湧きやすい」「好感が持てる」「親しみが湧く」といった商品・ブランドへのポジティブな影響を生み出すようです。この「日常的なオーガニック投稿」には、トレンドに乗った投稿や商品の使い方の紹介などが含まれます。
縦型動画はやはりZ世代には人気
商品の購買やサービスの契約のきっかけになった媒体・プラットフォームを探る質問では、XやFacebookやInstagramなどの「テキスト・写真中心のSNS」と並んで「縦型動画のSNS」が最多の結果でした。TVや新聞・雑誌などの従来のメディアに置き換わり、SNSの重要性が高まっていることが分かります。
縦型動画をきっかけとした購入・契約の傾向
今回のアンケートでは、回答者たちの直近の商品&サービスの購入・契約の傾向についても調査されています。直近の6カ月で縦型動画が購入や契約のきっかけとなったジャンルは「化粧品・美容関連商品」の割合が圧倒的に高く、55.2%でした。「食品・飲料」も比較的に高く、その後に「衣類」「小物類」「日用品」などが続きます。
今回のアンケート調査を受け、OASIZでは「調査サマリー」として、以下のようにポイントをまとめています。
とはいえ、「ひと目で広告とは分からない広告」の実現には、方向性を誤るとステマ問題にもつながり、難しいハードルが多くあるのも実状です。これからの新しい時代の「広告」を考えるうえで、さまざまな示唆に富んだ調査レポートでした。
●出典【調査レポート】Z世代の「買う理由」は“共感できる縦型動画”– 企業の広告感ある投稿より「公式感を感じさせない動画」が購買を後押し –(株式会社OASIZ)
参照URL:https://x.com/Yuu_Eto/status/1920630797838520540
株式会社OASIZ
URL:http://oasiz.org/
2025/05/15











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