◆吉沢亮「国宝」李相日監督を尊敬「作品に出ることが役者をやる上での1つの目標」
この日は、「インタビュアー林修 未公開SP」と題し、以前に出演したゲストの未公開トークを公開した。吉沢が主演を務めた映画「国宝」は、吉田修一氏の最高傑作との呼び声高い同名小説を実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢)が歩む50年を描いている。
吉沢は「李相日監督と吉田修一先生がタッグを組むのが3作目なんですよね」と本作について説明し、「前の2作の『悪人』(2010年)と『怒り』(2016年)が僕すごく好きで、李相日監督の作品には役者をやっている以上いつか出たいというか、李相日監督の作品に出ることが役者をやる上での1つの目標っていうぐらいに勝手に恋焦がれてる監督」と以前から李監督へのリスペクトがあったことを明かした。
◆吉沢亮、映画「怒り」のオーディションに落ちていた
しかし「前の『怒り』はオーディションとかも受けてるんですよ。でも監督に何も響いてなくて、これはもう一生出られないのかなって思ってた」と前作までは出演が叶わなかったという吉沢。「そんな中で『国宝』で主演でってオファーいただいて。そもそもなんで僕なんだろうって…」とオファーされた時の驚きを振り返った。
そして、「オファーの理由を直接監督に聞いたのか?」を問われると、吉沢は「取材の方にそれを聞かれることも結構多いみたいなんですけど、監督は『わかんない』って言ってます」と笑いを誘った後、「でもわかんないけど『吉沢くんじゃないとこの作品はできないんだ』みたいなことをおっしゃって、『吉沢くんがこの作品をもし受けてくれなかったらこの企画は飛んでた』って」と監督が話していたことを明かした。
番組では、そのことについて李監督にもインタビューを行った。李監督は「映画にするんだったら誰がやるかっていうのが絶対に固まらないと進まない。まだ脚本すらできてない状態で吉沢くんっていう…。
情報:MBS/TBS
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