◆松村北斗、緊張する子役に声掛け
この日は、高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮崎あおい(※「崎」は正式にはたつさき)、吉岡秀隆、奥山由之監督、新海誠も登壇。松村が演じる遠野貴樹の幼少期役を演じた上田は「初めてのこういう舞台で…しかも僕は初めての俳優の作品なので、すごく緊張しています。怖い…」と告白。松村は上田を優しく見つめ「怖いよなぁ。こんなにいっぱいいたらなぁ」と頷いた。
司会が「松村さんの大ファンと聞きましたけど」と口にすると、松村は「ちょっと違うっぽいですよ」と反応。すると上田はすぐに「違くはない」と訂正した。松村は「そうなんだ。すごくうれしいけど、照れくさくてね…どうしても違うっていうことに無理やりしちゃうんですよ、僕は」と照れ笑い。松村が「好きでいてくれてるの?」と尋ねると、上田は「はい」とうなずき、松村は「ありがとう」と頭を下げた。
◆松村北斗「めぐり合わせを感じた瞬間」明かす
本作は大切な人とのめぐり合わせを描いた物語。イベントでは作品の内容にちなみ、「めぐり合わせを感じた瞬間」について話す場面があった。
松村は「僕の一番仲良い高校からの友達が似たような仕事をしていて、最近めずらしく舞台に出た」と切り出し「うれしくて僕も見に行ったら、その主演をやられていた方が、僕が芸能界に入るために受けたオーディションのときに一緒にオーディションを受けて、また違う道に行かれた役者さんだった」と告白。「(オーディションが)2009年なので、16年前。その後に会って話したりとかはなかったですけど、今もがんばっているのを目の前で見て感じて、すごく刺激になりましたね」と明かした。
また、松村は「知らずに見に行って。『なんか似てるな』と思いながら、ちょっと自信がなかったんです」と回顧。「終わったあとに親友とごはんに行ったら、『あの人、オーディション一緒だったらしいよ』って言われて、やっぱり!って。そこでいろんなことを考え始めちゃって、しばらく黙ってごはんを食べてました」と振り返った。
16年前のことを覚えている理由について松村は、「たくさんいる中でしゃべれたのって数人だったんですけど、そのうちの1人で。みんな緊張している中で、声を大きくやったりとか、おちゃらけてくれたムードメーカー的な存在だった」と説明。「『これからもたくさんの人に元気を与えるんだな』と思うと、負けてられないなって思いになりました」としみじみ語った。
◆松村北斗主演「秒速5センチメートル」
「君の名は。
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