【モデルプレス=2025/12/31】俳優の小栗旬が主演を務めた映画「銀魂」(2017)、「銀魂2 掟は破るためにこそある」(2018)が12月12日より、Prime Videoにて配信を開始。本記事では作品の魅力紹介とあわせて、キャストの取材の様子を振り返る。


◆小栗旬主演「銀魂」

舞台はパラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きる、様々な事件を描いていく。

「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍で、現在は万事屋(なんでも屋)を商っている銀時役の小栗をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、堂本剛ら日本映画界の主役級キャストが奇跡の集結を果たし、限界突破のギャグと本格アクションを繰り広げる。

◆小栗旬が入れ替わりたい人は?

サプライズ登壇した中高生限定試写会では「入れ替わるなら共演者の誰がいいか」という質問に対し、小栗は「え~、俺、絶対吉沢亮になりたいな~」と“吉沢一択”であることを告白。理由を問われると「すげぇきれいな顔してますよ!ほんっとに!」と、吉沢の圧倒的なビジュアルを絶賛した。これを受け、別イベントで心境を問われた吉沢は「嬉しいですけど…別に僕と入れ替わってもいいことない」と謙遜し「それこそ僕は小栗さんと入れ替わりたい」と憧れを覗かせた。

また、舞台挨拶では福田雄一監督による驚きの演出秘話が明らかに。福田監督は、高杉役の堂本に対し、本来は座って弾くはずの三味線を撮影2日前になって「立って弾いてくれ」とお願いしたという。ずっと座って練習していた堂本からは「何言うとんねん」とツッコミを受けたと振り返った。

さらに、来島また子役の菜々緒が、“本来ならNGになるシーンをそのまま生かす”という福田演出の餌食になったことを明かしクレームをつけると、福田監督は「(同シーンで共演していた)佐藤二朗が同じことを2回できないからです!」と暴露。「大丈夫、編集で切るから!って嘘ついて…」と笑う福田監督に、菜々緒は「すごい真っ直ぐな目で言ってたのに!試写室で『裏切られたー!』って思いましたもん!」と訴えるやりとりがあった。


ふざけ倒したギャグの応酬に腹を抱えて笑ったかと思えば、大切な仲間を守るために剣を振るう姿に熱い涙がこぼれる。時代が変わっても決して色褪せない、万事屋たちの不器用でまっすぐな絆を、今こそもう一度その目に焼き付けてほしい。(modelpress編集部)

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