【モデルプレス=2026/02/04】俳優の高橋文哉と女優の齋藤飛鳥が2月4日、都内で行われたアニメーション映画『クスノキの番人』公開記念舞台挨拶に、メガホンをとった伊藤智彦監督とともに登壇。齋藤がアフレコ収録を回顧した。


◆アニメーション映画「クスノキの番人」

累計100万部を突破した東野圭吾氏原作の小説「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)をアニメーション映画化。理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった彼に、運命を変える出会いが訪れる。高橋は主人公・玲斗を演じる。

◆高橋文哉、SNSで反響をチェック

公開されて5日ほどが経ったが、反響は届いているかと尋ねられた高橋は、自身が出演した映画が公開された際にSNSや口コミを日々見るようにしていることを明かし「今までやってきた作品とは違いアニメーションということで、僕自身も新しいことへの向き合いだったので、そこを評価してくださる声が多かったり、作品としても日が経つにつれて観に行ってくださった方々の感想がだんだんと濃くなっていて、時間が経つことで作品ってこういう風に成長していくんだなじゃないですけど、皆さんがより物語を理解したいと思ってくださっていることがSNSなどを見て伝わり、すごくありがたいなと感じました」とコメント。会場に詰めかけた観客の感想も見るかと聞かれると「もちろん、全員見ますね!何時の回って書いてくれたら全員見ます」と宣言した。

一方、齋藤は「母が公開してすぐ、兄と一緒に観に行ってくれて、その3日後にもまた観に行っていましたね(笑)。たぶん、また観に行くと思います。『何回観ても感動するし、すごく好きな話だ』と言っていました」とうれしそうに口に。「親の世代だと“生きる”とか“死ぬ”ということを、私たちの年代よりも考えることが深いと思うので、そういう人にもしっかり届いているんだなと思うと、とてもうれしいです」と声を弾ませた。

◆齋藤飛鳥、高橋文哉との収録で「余裕があるフリを」

アフレコ時の共演エピソードを聞かれると、高橋は「先に1人で録ったので、なんとなく玲斗のキャラクターを掴んで、(齋藤演じる)優美と対峙するとなった時に、齋藤さんと初めて一緒に録ることになってすごく緊張しました」と告白し、「初めてマイクを通して玲斗として会話をするのが、画の中にいる玲斗のドキドキマギマギな感じと自分自身がすごく近くて、その中で生まれてくるものは間違いなくあるだろうなと感じながらやっていました」と回顧。齋藤は「私は逆に、高橋さんが先に入っていらしたので、(高橋から)余裕を感じて“あっ、そういう感じね”と思って(笑)、一応年上なので、私も余裕があるフリをしてやっていました。
“ドキドキしてませんけど?”みたいな感じで(笑)」と明かした。

この日は原作者の東野氏の誕生日だったが、収録時に東野氏と会った際にどんなやり取りをしたか尋ねられると、高橋から「僕はいろんなところで話しすぎているから」とトークを任された齋藤。「じゃあ、でもみんな知ってるかもしれない(笑)」と言い、観客から「知らない」と声が飛ぶと、齋藤は「びっくりした!喋るタイプ?」と返し、高橋と観客からは笑いが起きた。続けて齋藤は「ブースに来ていただいた時は天海(祐希)さんが先導して質問を投げかけてくださったりして、私はみんなに言いたくない、秘密にしておきたい話だったのでアレですけど、どういう風に物語を作っているかということを少しお話ししていただきました」と打ち明けた。

さらに、本作を鑑賞後の東野氏から「小説の場合、頭に浮かんだ映像を文章化するのは難しく、いつももどかしさを感じるのですが、制限なく広げたイメージを存分に描けるアニメーションの力に圧倒されました。また高橋さんや天海さんたちによる声の演技にも感激いたしました。多くの方々に観ていただければと願います」とメッセージが届くと、高橋は「ありがたいですね。僕もこの原作を最初にいただいた時に、東野先生が描く画というか、文字なのですが、想像を掻き立ててくれる文章を書かれるので、これがアニメーションになるとどこまで僕の想像力が追いついているのかと思うくらい、いろんな可能性を広げてくれたのがアニメーションだと思うので、東野先生もそう感じてくださったのなら、ともに作品作りができたことがうれしく思います」と感激していた。(modelpress編集部)

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