◆綱啓永・齊藤京子ら「教場」から得たものとは
本作は、未来の警察官を育成する警察学校=「教場」を舞台に、厳しい教官・風間公親(木村)と彼の教え子たちが織りなすドラマを描く。この日は風間と対峙することになる第205期生5人を演じたキャスト(綱啓永・齊藤京子・倉悠貴・井桁弘恵・KEY TO LIT猪狩蒼弥)、そして中江功監督も出席していた。
若手俳優の登竜門とされている「教場」から、どんなものを得たのか問われた綱は「成長させていただきました。僕らからすると、ずっと言っているんですけれども、木村さんとというか、風間教官との対峙でお芝居できたっていうのは、自信にもなるし、パワーにもなるし、なんて言うんですかね?心の新しい鎧をゲットできたような、そんな感覚です。贅沢な時間でした」と回想。
齊藤は「撮影というよりは、本当に警察学校に通っているような日々だったなと、今振り返っても思うんですけど、そういう役作りの環境だったり、そういう環境づくりをしてくださったのは、木村さんをはじめ、キャストの皆さんスタッフの皆さんのおかげだなという風に思いますし、本当にキャストの皆さん、スタッフの皆さんが、みんなが本気にこの作品に向き合い続けたこの半年間だったなと、すごく思います。限界をずっと続けていくような、そんな濃い期間でした」と振り返った。
猪狩は「登竜門っていう風におっしゃられたのは、本当にその通りだなと。一つの『教場』という作品に出させていただいて、それまでの自分の、井の中の蛙を知るというか。自分の今まで向き合ってきたものよりも、自分のキャパを超えるだけのスケールだったり、現場の空気感、共演させていただくキャストの皆さんの実力っていうところに、どうやって自分のキャパを上回るところ、まっすぐにぶつかっていくだけじゃどうにもならないものだったり、自分のやり方だけじゃ通用しない瞬間での戦い方というか。自分の見識を広げていただいたり、自分の中で対処しきれない部分にどう対処させていただくかとか。そういった意味で、本当に一流というものを教えていただいた現場だったなと思いました。
◆木村拓哉「教場」第205期生へ感謝
若手キャストとの共演で得たものを問われると、木村は「登竜門とかいう言葉で飾られてしまうと、思いも向き合い方もちょっと偏ってしまうのかなとは思いますけど、今回205期の皆さんの本気をいただけたからこそ、自分はみんなの前に立つと自ずと、みんなの本気が集中している場所が、風間というキャラクターを構築させていただいていたなって。自分自身が何かを提示するというよりも、みんなの本気の矛先が、彼というキャラクターを作ってくれているなという。僕は撮影を振り返ると、みんなに感謝しかないです」と労いのコメント。
そして「見ていただいた作品の空気、色がちょっと特別なので。どうしても、こういう初日舞台挨拶も、こういう重い空気になっているんですけど」としたうえで「受け取ってくれた2時間半強が、普段皆さんが好んでメニューの中から選ぶ、これ好き!っていうものではない、ちょっと異質なものだったとは思うんですけど、こういうものを現場で作っている、その現場の生み出すエンターテイメントには、いろんな種類があるんだよっていうことを知っていただけたら嬉しいです」とも話していた。この日は、猪狩の号令で敬礼を実演する一幕もあった。(modelpress編集部)
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