◆松本若菜ら「Dr.アシュラ」オールアップ
3月初旬にクランクインしてから3カ月。
この日、撮影クルーが臨んでいたのは最終話のとあるシーン。朱羅(松本)にとって最大の“修羅場”が訪れる最終話で、救急科メンバーたちとの感動的な対話が繰り広げられる。物語の初期の頃は救急科で孤軍奮闘していた朱羅だったが、朱羅の情熱と揺るぎない信念に感化された医師たちが次第に朱羅のもとに集まり、“最強アシュラ布陣”が完成した。
薬師寺保(佐野晶哉/Aぇ! group)、多聞真(渡部篤郎)、阿含百合(片平なぎさ)、金剛又吉(鈴木浩介)、大黒修二(田辺誠一)、六道ナオミ(小雪)、梵天太郎(荒川良々)ら医師たちと、看護師の三宝加代子(阿南敦子)、九曜沙苗(結城モエ)、水吉歩夢(荒井玲良)。彼らは団結し、過酷な救命の最前線に立ち続け、多くの尊い命を救ってきた。
◆佐野晶哉「Dr.アシュラ」オールアップで感謝
一足早く撮了を迎えたのは佐野と渡部。「ただいまのシーンをもちまして、薬師寺保役、佐野晶哉さんオールアップです!」というスタッフの発声を受けると、スタジオ内には大きな拍手が鳴り響き、佐野は高らかに拳を突き上げガッツポーズ。松本から鮮やかな花束が贈呈されると、満面の笑みを浮かべ喜びをあらわに。不器用、でもまっすぐ。作品、現場にとって欠かすことのできない“元気印”は緊張から解放され安堵の表情を浮かべると、共に走り抜けた戦友たちに深々と頭を下げ感謝の気持ちを述べた。
続いて、朱羅の師匠・多聞を演じた渡部もクランクアップ。冷静でありながら心の内には熱い信念を持つ多聞。そんな役柄とシンクロするかのように、現場で“憧れの上司像”であり続けた渡部は、オールアップのかけ声を聞くと柔和な笑顔を浮かべ、周囲へのねぎらいと感謝の言葉を語った。
そして、全てのシーンを撮り終え、松山監督が最後の「オッケー!」をさけぶと、スタジオには大きな拍手とこの日1番の笑顔であふれかえった。松本を筆頭に全キャスト、全スタッフが全身全霊を注いだ本作も撮了。達成感をかみしめ、互いをねぎらう面々だが、それと同時に別れの寂しさもこみ上げてきたのか、時に声をふるわせ、涙をぬぐう場面も。松本らキャストたちは整列し、オールアップを迎えた心境と周囲への感謝の思いを語った。
◆松本若菜主演「Dr.アシュラ」
本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅(あんの・しゅら)の活躍をノンストップで届ける救命医療ドラマ。原作は、こしのりょう氏による同名コミックである(日本文芸社/全3巻)。(modelpress編集部)
◆松本若菜コメント
「長かったようであっという間で、今は実感がわかないです。初めて救急科の医者を演じて、初めてのセリフ回しだったり、専門用語を覚えるのに寝不足になったり、セリフを噛み倒したり…いろいろなことがありましたが、それもひっくるめて良い思い出です。キャストの皆さんは本当に心強くて、どんどんメンバーが増えるたびに心の戦友が増えたようで、皆さんに会えるのが楽しみでした。
◆佐野晶哉コメント
「終わるんですね、本当に。3カ月も関わらせていただいた作品は初めてで、全11話の連ドラも初めて、そしてゴールデン・プライム帯のドラマも初めてと、“初めて尽くし”やったんですけど、ハードなスケジュールにも関わらず、僕らよりも早く現場に入って準備して、僕らよりも遅く帰って、っていうスタッフさんのプロフェッショナルな仕事ぶりを見て感動していましたし、尊敬していました。初めてでよく分からなかったこととか、ご迷惑をおかけしたこともありましたが、皆さんのお話を聞いていると、この“修羅場”を経験していればきっと他の現場も大丈夫だろうと(笑)。大好きな皆さんとまたご一緒できるよう、俳優としても頑張りたいと思います。3カ月間、幸せでした。ありがとうございました!」
◆田辺誠一コメント
「楽しい3カ月でした。途中途中で“キャラ変”もしまして(笑)。
◆小雪コメント
「第4話から本格的に出演させていただいたのですが、久々にフジテレビドラマの感覚を思い出させていただきました(笑)。どんな現場もそうですが、皆さんひとりひとりに役割があって、それを全うしようと頑張ってくださっている姿を拝見し、しみじみとした気持ちになります。トイレをお掃除してくださっている方や、撮影直前まで目をずっと押さえて、体を酷使されている監督。1秒でも良いカットを撮りたいという皆さんの姿に刺激を受けながら撮影に臨むことができました。ありがとうございました」
◆荒川良々コメント
「本当にお疲れ様でした。別の機会で長く話しますので今日はこの辺で(笑)。ありがとうございました」
◆結城モエ コメント
「大好きな、大好きな人たちに出会えて本当に幸せでした。最高のキャストに恵まれて、スタッフの皆さんはいつも温かくて…。
◆荒井玲良コメント
「3カ月間、朝から晩まで…朝から朝まで(笑)?ありがとうございました!この現場でたくさんのことを学ばせていただき、幸せな毎日を送ることができました。また皆さんにお会いできるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!」
◆阿南敦子コメント
「ありがとうございました。お世話になりました。いつも、いつも、皆さんから元気と優しさをいただいて…。(涙をこらえて)本当に楽しかったです。ありがとうございました!!」
◆鈴木浩介コメント
「ありがとうございました。皆さんのおかげでのびのびとお芝居させていただくことができました。(感動的なエピソードの)オンエアを見ると泣いちゃったりして。でも、いつも泣いちゃう回は金剛がいない回なんですよね(笑)。金剛がいないとやっぱり見やすいですね(笑)!素晴らしい作品に参加できてうれしかったです。本当に感謝しております。
◆片平なぎさコメント
「お疲れ様でした。(涙があふれて)泣くつもりなかったのに、もらい泣きして…。“ノンストップ救命ドラマ”の文字通り、撮影もノンストップで、本当に、本当にお疲れ様でした。最終話の撮影があっという間に終わってしまってさみしいです。もっともっと、みんなと苦楽を共にしたかった。良い思い出になりました。お世話になりました。ありがとうございました」
◆渡部篤郎コメント
「撮影現場に来て、スタッフの方が懸命に仕事している姿、俳優が真摯に役と向き合っている姿が好きです。そういう姿を見て、今も昔も力をもらって(俳優業を)続けることができていると思います。この現場でも良い力をもらいました。思い出もできました。ありがとうございました」
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