◆湊ゆな、銀行員からキャバ嬢に
ゆながキャバクラで働き始めたのは去年の2月頃。現在の店舗には9月のオープンから在籍している。意外にも、その前職は銀行員だった。「新卒で銀行に入って2年くらい働いて辞めて、キャバ嬢になりました」と経緯を明かす。外国語大学に通っていたゆなの本来の希望は、CAや通訳などのコミュニケーションを取る仕事だった。「元々キャビンアテンダントとか、海外で働きたかったんですが、ちょうどコロナの時で就職の時期で、銀行員になってしまいました」と振り返る。
大学時代は韓国とアメリカへの留学を予定していたプログラムに参加。「韓国留学した後に、1年海外留学して、アメリカの大学に留学して、3校卒業できるプログラムだったんです。絶対に海外に留学したいと高校生の時から思っていました」と語る。韓国語を専攻し、アイドル好きが高じて韓国留学も経験したが、コロナの影響でアメリカ留学は実現できなかった。
◆大手アパレル九州1位の営業成績「喋る仕事しかない」
大学4年間はアパレル販売員として働き、その接客力は抜群だった。
この経験から営業職への自信を深め「喋る仕事しかないと思って」銀行の営業職を選択した。「今まで靴を売っていたけど、自分自身を売り込む仕事をしてみたいと思いました。形のないものを売る営業スキルを身につけたかった」と当時の思いを語る。
◆湊ゆな、学生時代の経験経てバスケスクール立ち上げが夢に
学生時代はバスケットボールに打ち込んだ。「中学校のバスケ部で、高校もすごい全国大会とか出るような強豪校に入って、実際全国大会に出ました。私はベンチメンバーでしたが」と謙遜する。長崎の女子校で「スポーツの強豪校だったので、周りも全員運動部でした」という環境で過ごした。
現在の店舗を続ける理由について「集客がすごくて、めちゃくちゃいろんなお客様が毎日来ます。女の子も偏りがなくて、いろんなタイプの女の子がいるので、自分は自分のままでいてもいいんだと思えます」と説明する。「色恋だけじゃなく、人間性で売っている子とか、面白さで売っている子とか、多種多様で本当に一人一人違います。
現在のキャバ嬢としての活動には明確な目的がある。「バスケをずっとしていたので、バスケのスクールを作りたいという目標があります。そのために人脈とお金を稼ぐ目的で今やっています」と将来のビジョンを語る。「別にキャバ嬢になりたくてキャバ嬢になったわけではありません」と断言し、すべては目標達成のための手段だと明確に位置付けている。
◆湊ゆなの夢を叶える秘訣
読者に向けて「向上心の塊すぎて、次々と目標を立てています。その目標達成するために逆算してやっています」とメッセージを送る。「叶えたいことがあった時に、どれだけの期間が必要で、どれだけ頑張らなきゃいけないかを全部逆算して順序立てています」「運とかは別になかったと思っています。今まであまりついていると思ってなかったので、だったら人の何倍も努力しようと思って」と努力を重視する姿勢を示した。
バスケスクール開設という明確な夢を抱き、そのためにキャバ嬢という手段を選んだゆな。銀行員という安定した職を捨ててでも夢に向かう姿勢と、「人の何倍も努力する」という覚悟は印象的だった。すべてを逆算で考える彼女の戦略的思考は、目標に向かって迷いながら歩む多くの人にとって、人生設計の参考となる貴重な指針を示している。
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