◆高橋海人&中村倫也W主演「DOPE 麻薬取締部特捜課」
本作は、熱き人間ドラマと本格アクションが織りなす新時代の麻取アクション・エンターテインメント。突然特捜課に異動することになった新人の麻薬取締官・才木優人を高橋、常識はずれで型破りな言動が目立つ才木の教育係・陣内鉄平を中村が演じる。
◆高橋海人&中村倫也、キャスティングの決め手は?
― 今回“正反対のバディ”を演じる高橋さんと中村さんをキャスティングした決め手を教えてください。
長谷川:高橋さんは、オファーした時点で24歳とまだお若かったのですが、すでにさまざまな作品で実績を残されているように、演技力が抜きん出ている方だということが決め手でした。それに、笑顔がめちゃめちゃ可愛いじゃないですか(笑)。実は才木はあまり笑わない役なのですが、普段笑わない中で時折見せる笑顔がすごく魅力的な人がいいなと考えていたので、高橋さんにオファーさせていただきました。
中村さんについては、僕がプロデューサーの駆け出しの頃と、中村さんがまだ役者の駆け出しの頃から一緒にやらせていただいているので、それなりに信頼関係があると思うのですが、正直に言うと僕は“中村倫也”という役者に惚れ込んでいるんです。30代後半の役が出てくると常に「中村倫也がいいな」と思ってしまう(笑)。なので陣内の役は最初から中村さんしか考えられませんでした。
― 中村さん演じる陣内鉄平は多くの視聴者を魅了していましたね。
長谷川:僕はシンプルに30代後半の魅力的な役柄が出てきたら中村さんにオファーしますが、結果「こんな中村倫也が見たかった」とファンの方がおっしゃっているのを見て、「やっぱり中村倫也って賢いな」「この役が自分に絶対にハマるってわかっていたんだな」と思いました。
◆高橋海人・中村倫也・井浦新、オファー時の反応明かす
― 高橋さん、中村さん、井浦新さんとは、直接お会いして本作についてお話されたそうですが、それぞれのご反応はいかがでしたか?
長谷川:異能力ものやVFX、アクションを含むジャンルの作品だったので、企画書だけでは魅力が伝わりにくいだろうと思い、まずオファーをしてご返答をいただく前に直接お会いしました。お返事をいただく前にお会いするということは、断られたら全て自分の責任になるというプレッシャーがありましたが、皆さん基本的に「すごくチャレンジングな企画ですね」とおっしゃってくださって。VFXについては、僕がプロデューサーを務めたNetflix「極悪女王」のデモリールをお見せするなど、イメージしやすい形でプレゼンさせていただくと、皆さん「ぜひやってみたい」とおっしゃってくださいました。
特に印象に残っているのは、井浦さんが「久しぶりに悪役のオファーが来てすごく嬉しい」とおっしゃったことです。もうてっきり悪役のオファーは来ないものだと思っていらしたそうで、50歳で撮影するタイミングでこういう役ができるのはすごく嬉しいとおっしゃっていたのが、とても印象的でした。
◆「DOPE」長谷川Pが語る“キャストの魅力”
― 今回このキャストの方々と本作をご一緒して感じた魅力を教えてください。
長谷川:高橋さんは本当に目が綺麗で、肌感覚で演技される方なのかなと思っていましたが、すごく熟考される方だとわかりました。天才肌の人だと思っていたところ、演技についてとても勉強熱心で、役作りの段階から様々なご相談をいただいて。キャリアの長い方ですが、お若いのにとてもしっかりされている方だなと感じました。
中村さんについては、本当に天才でした。
井浦さんは僕にとっても昔からスター性のある方で、ますますファンになりました(笑)。僕が思いつかないアイデアをたくさんいただけて、舌を巻く日々でした。そして、お三方とも本当に人格者でいらっしゃいます。
今回、新木優子さん(綿貫光役)とご一緒したのは初めてでしたが、現場での佇まいや纏う雰囲気が本当にかっこいい女性でした。アクションシーンで、あれほどの美女が歯を食いしばって全力で取り組む姿をアップで撮らせてくれるんです。彼女自身もチャレンジしてくれているのが伝わってきて、素晴らしい女優さんだなとファンになりました。喧嘩をしたら絶対に綿貫が勝つんでしょうけど、あの精神的な強さの部分は新木さんそのもののかっこよさですよ。本当に素晴らしい女性だと思います。
(modelpress編集部)
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