◆高橋海人&中村倫也W主演「DOPE 麻薬取締部特捜課」
本作は、熱き人間ドラマと本格アクションシーンが織りなす新時代の麻取アクション・エンターテインメント。突然特捜課に異動することになった新人の麻薬取締官・才木優人を高橋、常識はずれで型破りな言動が目立つ才木の教育係・陣内鉄平を中村が演じる。
◆King & Prince「I Know」起用秘話明かす
― 挿入歌「I Know」についてKing & Princeチームからプレゼンや提案があったと聞きました。
長谷川 :実は、高橋さんにオファーする段階で、僕は異能力者の苦悩の部分でUruさんの主題歌を使いたいと決めていました。音楽もメインテーマなどある程度方向性を決めて進める中で、挿入歌という形でよかったらということでお互いに楽曲を探ったところ、「I Know」を提案してきてくれました。
ドラマを構築する音楽において、僕らが網羅していなかった部分にすごくかっこいい楽曲を差し込んできてくれたので、King & Princeのクリエイティブチームも含めて、お二人もすごく考えてくださったんだろうなと感動しました。僕がドラマについて説明している中で、彼らはこの音楽ジャンルが空いているんじゃないかと楽曲を提案してくれたので、そこが空いているということすら僕は気づいていませんでしたが、結果的に欲しいところに、いいボールを投げてくれました。本当にKing & Princeさんには感謝しています。
― 具体的にどのようなやりとりをしたか教えてください。
長谷川 :僕のオーダーは、ドラマの構成も全て組み上げている中での話でした。まず終盤のバトルシーンではUruさんのバラード系楽曲、内澤崇仁さん(androp)の劇伴音楽はこういう感じの楽曲をかけます、他に入れるとしたらタイトルバックか才木のテーマ曲で使いますと伝えたら、彼らがタイトルバックを選んでくれました。
タイトルバックを手がけるすごくかっこいい映像を作る映像制作チーム「FARVE」のデモリールも見せていて、その中でKing & Princeさんがあの楽曲を出してきてくれたので、先見の明というか「マジですごいな」とびっくりしました。
当初はタイトルバックにだけ使用する予定でしたが、あまりにもかっこよくて興奮したので、第1話のタイトルバック以降の才木が捜査2課で活躍するシーンにも楽曲を使用しました。通常、自分が主演で活躍しているところに自分の楽曲をかけるのは恥ずかしいじゃないですか。でも、全然恥ずかしくないというか、むしろ超かっこいい楽曲でしたので。僕も初めての経験で、すごくありがたかったし、興奮しましたね。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
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