◆パフォーマンスバトル「KPOPPED」
Apple TV+にて配信される本作は、世界的トップアーティストとK-POPグループが夢のコラボレーションを実現し、代表曲リミックスでソングバトル。短期間で練習した後、韓国・ソウルのライブステージで観客を前にパフォーマンスを披露し、その場で“ベスト K-popped パフォーマンス”が選ばれる。JO1はアーティストのケシャ、イヴ、それぞれのチームに分かれてバトルを行った。
◆河野純喜&與那城奨「鬼滅の刃」の話題で白熱
― 世界的アーティストと「夢のコラボ」をされたということで、最近「夢みたいだな」と思ったことを教えてください。
與那城:あります!最近『鬼滅の刃』の映画が流行っているじゃないですか。明日やっと観に行けるんですよ!
河野:そうなんですよ!
與那城:夢のよう(笑)!
河野: 2人で観に行くんです!
與那城:「観たいな」と前から話していたんですが、海外のスケジュールも続いていてなかなか観に行けなくて。アメリカから帰ってすぐ、夕方くらいに行こうとなっていたのですが、もう埋まっているんですよ!
河野:全然空いていない!前日から映画に行く予定を決められなくて、「あ!今日行けるんじゃない?」というときに行くんです。直前だと調べても空いていなくて、明日は朝から行きます!
與那城:“ド朝”に行きます(笑)。純喜は元々「観たい」と言っていたのでいろいろ調べてくれていて、僕が「ここでも良くない?」みたいな感じで言ったら、「いや、これは席がこうこうこうで、これは違う。音響はこっちの方がいいんです」みたいな(笑)。
河野:そうそうそう(笑)。
與那城:もう全部調べているから、ありがたいです(笑)。
― ちなみにどのキャラクターが好きですか?
河野&與那城:(悩んで)うわー。いやー。えー。
河野:僕は無一郎かな。
與那城:時透さん!霞の呼吸ね。僕は…意外と猗窩座が好きなんですよね。
河野:猗窩座が好き!?
與那城:なぜ猗窩座が好きかというと、鬼にもいろいろな過去があるんですよ。鬼になってしまう経緯というのがあって、猗窩座の鬼のなり方が非常に悲しい。
河野:え!?それまだ知らないわ!え!?『無限列車編』のとき、やっていたっけ?
與那城:まだやっていないかも。
河野:やっていないよね!
與那城:まだ理由が悲しいってことしか言っていない!でも鬼ってそれぞれ悲しい理由だよ(笑)?
河野:うわー!言うなよ(笑)!
與那城:そうやな(笑)。
河野:(笑)。めっちゃ楽しみにしておくわ!
與那城:(笑)。
河野:『遊郭編』の鬼好きやわー!
與那城:そう!あの鬼も好き!あの鬼の過去で泣いた。炭治郎が「兄弟なんだから文句言い合っちゃだめだよ」みたいなことを言って、そこから思い出す。
河野:「お前らなんかいなくなればよかった」ってね。
與那城:地獄みたいなところで「お前こっち来んな」みたいな。
河野:あー(分かる)!
與那城:「いや、お兄ちゃんと一緒に」みたいな。…何の話でしたっけ(笑)?
河野:(取材の)時間ないって(笑)!
河野&與那城:すみません(笑)。
◆河野純喜、與那城奨は「人一倍大人」
― お互いに初期から変わったなと思ったことはありますか?
與那城:初期にコーチングみたいな授業があったのですが、そのときに僕と純喜と(川尻)蓮の3人は「べき思考」と言われていて。
河野:あー!あったね!
與那城:「ここは絶対こうするべきだ」という思考の人だと言われたんです。確かに今振り返ると「チームのためにこうあるべきだ」というのが強かったなと思います。昔は他のメンバーが言ったことに対して純喜も「こうだろう」と返していたのですが、最近は「確かにその意見もあるな」と聞いて反映しています。僕もそうですね。
河野:互いに認め合わないとね。
與那城:やっぱりずっと一緒にいるので相手の考えを聞くことによって、「なるほどね。そういう考えでその言葉を言ったのね」と思えるので、2人ともその部分が変わったのかな。
河野:柔軟になりましたね。いろいろな考え方があるのが人間だなと思うようになりました。奨くんはずっとリーダーとしてやってきてくれているので、あまり(デビュー当初から)変わらず、人一倍大人ですね。そう在り続けてくれているからこそ、メンバー全員から慕われているし、リーダーで居続けてくれてありがたいなと思いますね。
與那城:ありがとう!
◆河野純喜&與那城奨の「夢を叶える秘訣」
― 10枚目のシングルには秦基博さんが書き下ろした楽曲「ひらく」も収録されているとのことで、初めてお話を聞いたときはどう思いましたか?
與那城:憧れの秦さんに作っていただいた曲を僕らが歌わせていただけるなんて本当にサプライズすぎて。最初はみんなで一緒に曲を聞いたのですが、本当に良すぎて「絶対に大切に歌おう」と思えた楽曲です。
河野:全員で心を込めました!
― モデルプレス読者の中には夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった方に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。
河野:僕は本当にこれで叶えたと言っても過言ではないのですが、大学4回生のときに就職活動をしながらオーディションを受けていて、そのときにずっと朝活をしていたんですよ。当時やっていたSNSに、朝活している様子を撮って毎朝投稿していました。
與那城:本当です(笑)。
河野:毎日欠かさず朝活していたので、周りも「朝活の人だ」となっていました。人生の中で「とにかく何かをしないと」「何かを変えないと」と思っていた時期でしたね。夢に向かって「朝活でもいいからしないと」と思い続けて、気づいたら東京ドームに立っていました!
與那城:これ本当なんです(笑)。
河野:本当なんですよ!ちょっと面白くなってしまったのですが、何でも良いので夢に向かって行動することに尽きるかなと思います。
― 與那城さんの「夢を叶える秘訣」も教えてください。
與那城:本当に気合い(笑)!
河野:朝活と一緒やで(笑)!
與那城:本当に一緒です(笑)。やりたいことがあるのならやったらいいんです。
河野:ほんまにそうかも。シンプルかもね。
與那城:例えば「何かになりたい」と自分で言うじゃないですか。周りの人がそれを叶えてくれる訳ではないので、自分がなりたいものや、やりたいことがあるのならやればいい!それができなかったら人生損だなと思います。
― ありがとうございました!
◆取材こぼれ話
取材が終わっても河野の朝活に対する熱弁は続き、「朝カフェに行って、どうしたら11人に残れるかも研究していたんです!」とオーディション当時のことも明かしてくれた。これを笑顔で聞いていた與那城からも「ぜひ朝活を載せてあげてください(笑)」との言葉が。終始和やかな雰囲気で進んだ取材だったが、「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶は忘れない。合間も楽しく2人で話す仲の良さと、デビューして何年経っても変わらない謙虚な姿勢に、彼らが多くの人に愛される理由を見た。(modelpress編集部)
◆河野純喜(こうの・じゅんき)、與那城奨(よなしろ・しょう)プロフィール
河野純喜:1998年1月20日生まれ/奈良県出身
與那城奨:1995年10月25日生まれ/沖縄県出身
2019年から開催されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』において、投票によって選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1として2020年3月にデビュー。2022年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、3年連続出場している。2025年には全6都市8公演を巡る初のワールドツアーと初単独東京ドーム公演を成功させ、グローバルに活躍を広げている。
<作品情報>
Apple TV+「KPOPPED」
出演:JO1、KESHA、Eve 他
2025年8月29日Apple TV+にて、全8エピソード配信開始
アーティストが自分のライブラリの中から実際に聴いている音楽をピックアップして紹介するラジオ番組『これ聴いてます』(Apple Music)に豆原一成が出演。8月29日より配信されており「KPOPPED」にまつわる楽曲について語っている。
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