◆畑芽育&大橋和也W主演ドラマ「君がトクベツ」
本作は「ヒロイン失格」「センセイ君主」「あたしの!」(全て集英社マーガレットコミックス刊)など、全世代が共感できる胸キュンや切ない感情を詰め込んだ数々のヒット漫画を生み出す幸田もも子氏の最新作。6月20日から全国公開された実写映画「君がトクベツ」は情報解禁されるや否や、原作ファンを中心に大きな話題に。誰もが憧れるアイドルとの胸キュンラブや、ここでしか見られない期間限定アイドルグループ・LiKE LEGEND(ライクレジェンド/通称:ライクレ)など、たくさんの要素が詰まった映画「君がトクベツ」がドラマ化。ディズニープラススターでの見放題独占配信も決定した。
過去のトラウマからイケメンが大嫌いになった陰キャ女子・若梅さほ子(畑)。ひょんなことから国民的アイドルLiKE LEGENDのリーダー・桐ヶ谷皇太(大橋)と出会った彼女は、皇太の人柄に次第に惹かれていく。そんな中、皇太にスキャンダル発覚。さほ子の恋の行方はいかに。2人の恋には、映画では描かれなかった続きがあった。ドラマでしか見られない皇太目線のストーリーや、さほ子と皇太のその後の話を描く。
さらにはLiKE LEGENDの黒髪クールガイ・遊馬叶翔(木村慧人/FANTASTICS)と国民的女優・七瀬えみか(矢吹奈子)のじれったい恋模様や、LiKE LEGENDの個性豊かなメンバーの物語も。登場人物が全員うぶ?ドタバタ“うぶキュン”ラブコメディとなっている。
◆畑芽育&大橋和也、初日からデートシーン 映画とドラマを同時進行で撮影
― ドラマが決まった際のお気持ちをお聞かせください。
大橋:映画に続いて、まさかドラマでも演じさせていただけるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです。僕にとっては初めての経験でしたし、もともと原作のファンだったので、映画では描ききれなかった部分をドラマで表現できると聞いて、まさに「トクベツ」な機会だなと思いました。LiKE LEGEND(ライクレ)のシーンも増えていて、見どころがたくさん詰まっているので、楽しみにしてもらいたいです!
畑:映画の出演が決まった段階で、ドラマ化の構想もあると伺っていたので、映画では描ききれなかった部分をドラマで丁寧に描けることがとても楽しみでした。こうした大きなプロジェクトにしっかりと関わらせていただくのは私にとっても初めてで、大好きな作品に映画・ドラマ両方で携われたことを、とても光栄に思っています。映画では主にさほ子の視点から物語が進みましたが、ドラマでは皇太の視点や、えみかと叶翔のストーリー、LiKE LEGENDのメンバーたちの魅力もしっかりと描かれていて、初めて台本を読んだときはワクワクしました。
― 映画とドラマの撮影は同時進行だったそうですね。
畑:はい。時間軸が入り組んでいて、撮影順もバラバラだったので、時系列をしっかり把握しながら演じる必要がありました。初日の撮影がいきなり“恋が成就した後のシーン”だったので、そこから時間をさかのぼって、出会いのシーンなどを順不同で撮っていきました。
大橋:初っ端からデートシーンというのはちょっと驚きでしたけど、僕はこれまでの作品でも撮影順が前後することが多かったので、あまり違和感はなかったですね。ドラマの冒頭に、さほ子を抱えて振り回すシーンがあるんですが、あれも初日に撮ったので、自然と距離が縮まりました。
畑:あのシーンは自然体すぎて、「何だ?」と笑ってしまいました(笑)。まさか使われるとは思っていなかったアドリブシーンも使われていて、素の私たちが見られると思うので注目してほしいです。
― 撮影を通して、お互いの役柄と似ていると感じた部分はありますか?
畑:大橋さんは本当に“皇太そのもの”だなと感じました。ご本人もおっしゃっていましたが、皇太のアイドル像と大橋さんの姿がすごく重なっていて、明るくて誰にでも優しい「スーパーアイドル」な一方で、ちょっとミステリアスなところも、まさに役とリンクしているなと思いました。撮影中、大橋さんを観察していて「どこでスイッチをオフにしているのだろう?」と気になっていたくらいです。
大橋:家です!(即答)「観察してました」って言われて、びっくりしました(笑)。僕も畑さんには“さほ子っぽさ”を感じていました。さほ子はメガネをかけているんですが、畑さんも普段メガネをかけていることがあって、それがまたすごく似合うんですよ。
畑:……。
大橋:(畑の反応を見て)ごめんなさい、スベりました(笑)。でも、畑さんが持っている独特の空気感や、自分の芯をしっかり持っているところ、思ったことをストレートに伝えてくれるところが、まさにさほ子とそっくりだなと思いました。現場でも僕が気づかなかったことをサラッと指摘してくれて、本当にありがたかったです。
◆畑芽育&大橋和也、互いの“トリセツ”語る「前髪を死守」「お昼寝を与える」
― ドラマ内では“トリセツ”=取扱説明書が登場しますが、お互いの“トリセツ”を教えてください。
畑:大橋さんのトリセツは…「前髪を死守!」です(笑)。撮影中よく話題になっていたのですが、走っていても前髪が全く乱れません。前髪を上げていただいてもいいですか?
大橋:その代わり、直すのに1時間は楽屋にこもるけどいい?(笑)
畑:本当に「前髪命!」という感じで、ご自身のドライヤーとヘアアイロンを現場に持参されていたのには驚きました。
大橋:僕、髪質があまり良くないので、家でしっかりブローしてから現場に行くんです。
畑:それが信じられないです。現場に来てヘアセットしていただくのにと思うのですが…。
大橋:いやいや、一歩外に出たらアイドルですから!常に見られる職業なので、どこでも完璧を目指してます!畑さんのトリセツは、「お昼寝の時間を与えてあげること」ですかね。1回寝て起きると、僕よりもすごくテンションが高くなるんです。なので、撮影現場でも「睡眠時間を15~20分与えてあげること」です(笑)。
畑:すごく重要です。自分でも驚くくらいわかりやすい変化があるので、睡眠はかなり大事です。
― 実際にアイドルである大橋さん。今回の“アイドル役”を通じて、新たな発見はありましたか?
大橋:皇太を演じたことで、改めてファンの皆さんへの思いが強くなりました。皇太はさほ子に“デコチュー”したり、とにかくファンサがすごいんですよ。僕もライブではファンサービスを意識していますが、プライベートではあそこまでしないので、「感謝の気持ちをどう伝えるか」を改めて考えさせられました。
LiKE LEGENDのメンバーは事務所もバラバラで、ダンスのスタイルも全然違うんですけど、5人集まるとちゃんと揃うんです。「リーダーだからまとめないと」と無理に指示することもなく、自然に練習が始まって、すごく良いグループだなと感じました。ちなみに、なにわ男子では映像を反転させずにダンスを覚えるんですが、今回の撮影で「反転して覚えたほうが早い」と気づいて、なにわ男子のメンバーにも「こっちのほうがやりやすいよ」と伝えました。それも新たな発見でしたね。
― 畑さんが“さほ子”を客観的に見ていて、応援したくなるような瞬間はありましたか?
畑:さほ子は、皇太と出会ってから少しずつ積極的な一面が出てきて、成長していく姿が本当に健気で愛らしいです。客観的に見ていてもすごく応援したくなるようなキャラクターだなと思いました。作品全体としてはコメディタッチでギャグのような要素もありますが、同時に切ないラブストーリーでもあるので、そのバランスを大切にしながら、視聴者の皆さんに感情移入していただけるように演じました。
◆畑芽育&大橋和也、ドラマ「君がトクベツ」の見どころは
― まもなくドラマの放送がスタートしますが、注目してほしい“おかわりポイント”は?
大橋:映画を観た方ならピンとくると思うんですが、映画では描かれなかった“裏側のエピソード”が、ドラマで随所に描かれているんです。
畑:ドラマでは、皇太視点が丁寧に描かれているのも大きなポイントです。映画のあのシーンで彼は何を思っていたのか。過去にトラウマがある中で、なぜさほ子に惹かれていったのか…。そういった心の動きが繊細に描かれています。さらに、ドラマならではのコミカルな場面やアドリブも多く盛り込まれていて、見応えたっぷりの仕上がりになっていますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆畑芽育(はた・めい)プロフィール
2002年4月10日生まれ、東京都出身。幼少期からキャリアを重ね、2023年3月公開の映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」でヒロインを務めると確かな演技力と圧倒的な透明感で、一躍話題に。近年の主な出演作は、TBS系ドラマ「9ボーダー」(2024年)、日本テレビ系ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(2024年)、テレビ朝日系ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(2025年)、映画「うちの弟どもがすみません」(2024年)、映画「君がトクベツ」(2025年)、映画「事故物件ゾク 恐い間取り」(2025年)など。
◆大橋和也(おおはし・かずや)プロフィール
1997年8月9日生まれ、福岡県出身。2009年4月3日より関西ジュニアとして活動開始。2018年10月より結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビューを果たす。近年の主な出演作は、テレビ朝日系ドラマ「民王R」(2024年)、映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(2024年)、映画「君がトクベツ」(2025年)など。現在放送中のテレビ朝日系オシドラサタデー「リベンジ・スパイ」(毎週土曜よる11時~)で主演を務める。9月16日より、MBS/TBSドラマイズム枠「君がトクベツ」がスタート。
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